昔聴いた、Deep Purpleの「Strange Kind of Woman」のライブ盤がカッコよかった
ギター半年目の自分には耳コピできず、難解なイメージのまま月日が流れた
ギター人生振り返るとそういう先入観?固定観念?はいくつか残っている、
その中の一つ、、
イントロはスタジオ盤とライブ盤で若干違う
ライブ盤の方がカッコよかった、という記憶、、
そして譜面は2回目のソロの部分
このフレーズがクールで耳に残ってた
こういうペンタのフレーズを弾くときにいつも思い出すのが”クォーターチョーキング”の存在、
欧米人は体にしみついてるのかな?いつも自然に弾いてる感じ、
本能?
ブルーノートもそうだけど、、、やはり”血”なのかな?
血といえば日本人なら”民謡のこぶし”?
ちなみにリッチーはスキャロップ指板だから常にクォーターチョーキングになってるイメージがある
もしこの部分(↓)にQCを入れるならこの場所になるのだろう、、
実際は特にここの部分QCはかかってなかったと思うが
軽く入れておいても別に変じゃないし表情はつくし個性にもつながると思う
🍃 🍃 🍃
そして、ここでのポイントは実は(↓)部分がスラーに聴こえる点、、
ギターでよく見る例のペンタのポジションで弾かれているであろう予想が
「おや?」っとなった瞬間である
Ⓑ部分をスラーにするなら(↓)のようなポジションで人差し指のスライドで
弾けばいいし、これなら想定内の動きだ
でもⒶ部分をスラーで弾くとなるとペンタのポジションはくずれることになり、
とたんに弾きにくくなる・・
果たしてこんな感じになるのだろうか?
でもライブだし、もしアドリブだったら、、、
Ⓐに加えてⒷもスラーだし・・
う~ん、「どういうポジショニング」がベストだろう?
と、音を拾うだけならけっこうカンタンに終わると思っていた耳コピが
意外にもアーティキュレーションの部分で手こずってしまい
・・・いったんやめよう!と
でもこういうことは洋楽ギタリストの演奏にはけっこうあって
「単に弾くだけ」ではなくて
「それをどう弾くか?」を考えさせられる
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単に複雑なフレーズを弾けばいいわけではない
「シンプルなフレーズを練ったアーティキュレーションで弾く」のが大事!
こんなとき必ず思い出すのがTOTOのスティーブルカサー
曲を聴いていて「おっ?今のなんだ?」
・・と気になるフレーズのポジションを確認してみると
殆ど「普通のスケール、普通のカタチ」
予想よりもはるかにシンプルだったのでショックを受けた記憶がある
つまり音だけ聴いてると
「よっぽど変わったポジションやスケールを弾いているに違いない!」
と聴こえるから、それだけ表現力がすごいということになり脱帽する、、という
そういう”感心する弾き方”は殆どが洋楽のミュージシャンな気がする
たぶん音楽の捉え方が根本的に違うのだと思う
組み立て方、拍のとり方・・なんか、もう、すべてにおいて、、
・・凡人にはよくわからない
とりあえず今日は久々に「Hydra」でも聴いてみよう
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