毎年、 年末年始の旅行の計画及び予約は私の係なので楽しみ半分苦痛半分
で頭を悩ます。 決まっているのは、 12月29日から1月2日までの4泊5日、
温泉、 これだけ。 メンバーは、 母と私と息子と娘の4人。
第一条件は83歳の母の負担にならない様にする事。
80を超えてから一段と老いてきたなぁと思う。
いつもなら、 五月の連休が終わったらすぐに宿に直接予約を入れるのだが、 今
年の年末の旅行は無理だろうと、 思っていたので今頃になってしまった。
母は今年、 正月旅行から帰って来た次の日から寝込んで、 完全に復活する
まで3か月かかった。 病気では無く、 年齢的に疲れが取れにくくなっていると
主治医に言われたらしい。 様子を見に行こうとしたら「来んでいい。」と言う。
毎日、 タクシーで病院に行き、 点滴をしてもらい、 帰りに顔馴染みの和食屋で
1日1回の食事を取り、 後は家で寝ていたいだけ。 なので、 「来て要らんわぁ。」
だそうだ。
私は母に性格が似ているので、 それは分からんでも無い。 病気であろうが無か
ろうが、 いつでも自由でいたい。 誰かに意地を張っているとか、 気を使っている
訳じゃ無く、 ただ単に自分の考えるまま好きにしていたいだけ。 手伝って欲しい助
けて欲しいならちゃんとそう言うから。
でもそれも、 年齢的にも体力的にも限界であろう。
他の条件は、
とにかく、 移動は少なく、 新幹線一本で行ける温泉。 宿も駅近。 観光タクシーを
利用して無理無く回れる観光地。 宿の部屋にもユニットバスでは無いお風呂が付い
ている事。
なるべくゆるーい旅行にしようと思っているのに、 現地に行くと、 「せっかく観光タク
シーで行くんだから、 もっといっぱい見て回ろうよ。」と母が言い出す。 結果旅館の
部屋に着くとぐったりしている。 でも「私ゃ、 ピンピンしとるわ。 さぁ、 お風呂お風
呂!」 挙句に布団に入っておやすみ3秒で大いびき。
「十分疲れとるがや!」息子が言う。
インターネットで西や東へ色々細かく探した結果、 楽に行ける熱海と湯河原に2泊
ずつする事にした。 宿は一軒は露天風呂付客室、 もう一軒も部屋風呂がかけ流し
の温泉でしかも、 年末年始なのにどっちも割と安い。
今回条件が良かったので露天風呂付の方は楽天トラベルで予約した。
今年の正月も楽天トラベルで予約した有馬温泉の宿を利用したが、 普通だと一
人5万いくらのところが、 2万5000円位で泊まれた。 今見てみるとそんなに安
くは泊まれない。 何故だったんだろう、 申し分のない宿だったんで不思議。
その宿は、 月光園・游月山荘(ゆうげつさんそう)・桐壷の間(露天風呂付客室)。
食事は奥のテーブルで。 突き当りのドアから出て左は部屋の出入り口、 右は部
屋の内風呂とベッドルームに繋がる。 マッサージチェアも有るリビング。
和室とベッドルーム。 ベッドルームに娘がいるね。
ベッドルームの窓の外は庭。
部屋の内風呂。
和室の外に有る露天風呂。
フロントでは鉄人28号がカッコ良くお客さんをお出迎え。
長田区の公園に実物大の鉄人28号が立っている。
年末年始は、 早めに宿に直接予約した方が良い。 宿にもよるが、 1か月前位まで
ならキャンセル料は取られないし、 部屋も選べる。
最近うちは一人3万までの露天風呂付客室有りの宿ばかりに泊まっている。 探せば
日本全国結構有るので、 出来れば母を連れて色々行ってみたい。
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