鰹節はパックでも美味しいものが売られています。我が家ではまだこんなものを使っています。
もう、何年になるのかなぁ~。削り役はいつも私です。
刃の出具合を調整すれば細かくも薄くも出来ます。今回は少し粗目にしました。削り器の刃を研げばさらに軽く削れます。
以前、オランダからホームステイの高校生が来ました。一通りは日本の文化などを学んで来たのでしょう。門の入口で靴を脱いでいました。
まだまだここは良いんだよ!と・・・・。
そして玄関のたたきの前でまた、靴を脱ぎました。そこもまだ外で良いんだよと・・・。
やっと上がり口で脱ぐことが出来、室内履きのスリッパに履き替えました。日本の習慣に戸惑っていたようですです。今度はスリッパのまま畳部屋に入りました。ここではスリッパは脱ぐんだよ。と・・・。
慣れないと日本の生活様式は難しいいのでしょう。
食事時にこの木の棒のようなものを削り始めました。鰹節を触らさせると驚いた様子です。こんな木のようなものを削って食べるのか?と思ったようです。ゴボウも日本人は木の根っこを食べている印象だったと思います。
外国に行くと、日本人はラーメンや寿司が食べたくなります。オランダでは乳製品(チーズ)が食べたいと言っていました。
そんなことを思い出しました。
シャカシャカと削る音も、食欲をそそります。昨日はおかゆに白魚と鰹節です。ちょっと醤油を垂らしていただきました。
ナスのしん焼きにも鰹節です。おひたしもありましたが、撮るのを忘れていました。
そう、オークランド(カルフォルニア州)で日本食レストランでアルバイトしている時ですが、みそ汁のスープは鶏ガラでした。その頃は魚介類の出汁は口に合わなかったようです。天ぷらなどは美味しいと食べていただきましたが、すき焼きで生卵につけて食べるのはNO!でした。生卵を食べる習慣がなかったのでしょう。羊羹やあんこも苦手だったような覚えもあります。
木の棒や根っこを食べる日本人は不思議に思えたのでしょう。ところ変われば、食べ方も変わりますね。
yuki74
長く使えるものを大切に使用されていて
とても素晴らしい
だんだん、コンビニや冷凍食品、ファミレスの味に慣れてしまうのが残念です。
お袋の味は全国共通になってしまうよな気がします。
我が家でも昔はこれで削っていました。とても美味しいですよね!
長いこと転勤族でいなかったので
家の何処かで見つかるといいな!と思っています。
鰹節もピンキリで、程よい値段の物もスーパーなどで売っています。
気持ちは手間暇?かけて作ることが目的です。
安くて美味しいモノはたくさんありますけどね・・・。