字遊業の自由帖・ネタ帖 ~過去・現在~ 

日記風でなく、過去に作ったり書いたりしたもの、仕事で入力した文章を
カテゴリー別に展示してみようと思う。

2007.8 シンポジウム

2007年09月02日 | 福岡市の国保をよくする会
福岡市内の5民商も加盟する「国保をよくする福岡市の会」のシンポジウムに200人が参加しました

 福岡市内の五つの民主商工会(民商)や市社保協、新婦人などが加盟する「国保をよくする福岡市の会」は8月25日、「福岡市の国保問題を考えるシンポジウム」を開催し200人が参加しました。

  シンポジストに大阪・茨木市の「国保制度をよくする茨木連絡会」の藤本良一さんを招き、署名の勢いで国保料を引き下げさせた経験を聞きました。

  日本共産党のひえ島俊和市議は「国保は年収200万円以下の世帯が8割を占めており、資格証明書も9割はこの層に発行している。札幌市並みに一般財源(52億円)を繰り入れれば、1人1万円引き下げられる」と引き下げができる根拠を報告。

「介護保険に怒る一揆の会」の鈴木宏造さんは「福岡市には財源がないのではなく福祉の心がない」と発言。

博多民商の村田広志副会長は「福岡市では所得が200万円で3人家族の場合、介護保険料を含め47万円なのに、千葉市では27万円。福岡市では所得の20%を超えるが、千葉市では11・6%。払えないのが当たり前。『格差社会・自己責任』は『格差社会・自公責任』と読む」と報告しました。

参加者からは「1人1万円下げろの根拠が分かった」と好評でした。

同会は、6月の結成以降、福岡市の国保財政について学習するなかで、人工島に226億円(07年度予算)も投入する財政があるのだから、国保料を引き下げさせることは可能であることを確信。

9月議会に向けて「国保料引き下げを求める署名15万人分を集めて請願を」と各区で宣伝・署名行動にとりくんでいます。
9月1日にも市内中心部の天神でいっせい宣伝をおこない、現在、署名は2万人分に達しています。

シンポジスト参加 2007.8
全国商工新聞記事