八喜為てんてこりんブログ 第15回目
写真:えべっさん飾り
いつもご愛顧賜り誠にありがとうございます
はやいもので、お正月の松の内も過ぎ、寒さが更に本格的になって参りました
そして、この時期(1月9日・10日・11日)に開かれるのが
商売繁盛の神様のお祭り「えべっさん(えびす祭)」
私たちも、昨年1年間活躍してくれた八喜為のえべっさんに感謝の気持ちを込めてお返しし
今年の新しいえべっさんをお迎えしました
今年は温かかったことや金曜日が重なったこともあり
地元兵庫区の柳原(やなぎはら)の蛭子神社さんもとっても大勢の人達で賑わっていました
柳原のえべっさん
(1692年ねん(元禄げんろく6年)ごろからあったといわれる)
漁業の神、商売繁盛の福神としてのえびすは
ふくよかな笑顔(えびす顔)で狩衣姿で、右手に釣り竿を持ち、左脇に鯛を抱えてます
また、えびす神は耳が遠いとされており、そのため神社本殿の正面を参拝するほか
本殿の裏側にまわって木戸(きど)や建物をドンドンと叩いて
「エベッサンたよりにしてまっせ」といって拝む習わしになっているそうです
えべっさんをお参りした後は、蛭子神社の向かい側にある
農業の神・財福の神「大黒天」さんをお参りします
大黒天がまつられている福海寺
えべっさんと大黒さんをお参りした後は、商売繁盛の「えべっさん飾り」のお買い物です
この飾りには色々な形があるのですが、えべっさん飾りを売っていたお店の社長さんいわく
この形にも意味や順番があるそうです
まず 最初は
えびす飾り「がんじき・熊手(くまで)」
こちらのがんじきは落ち葉をかき集めるように、たくさんの福をかき集めるという意味があるそうです
次に
えびす飾り「籠(かご)」
そしてがんじきで集まったたくさんの福をこの籠ですくい・・・
えびす飾り「俵(たわら)」
籠ですくった福を俵に入れ・・・
えびす飾り「宝船」
たくさんの福が入った俵を宝船に乗せて運ぶ
このようにえびす飾りには意味と順番があるということを、教えて頂きました
その他には升(ます)
商売が益々(ますます)繁盛しますように♪
えべっさん、大黒さんがついて賑やかな
飾り面
その他末広がりを意味する扇や縁起を担ぐ意味の飾りも多くありました
そして、商売がうまくいった翌年には、昨年より少し大きめの飾りに・・・という風に少しずつ大きくしていくそうです
今年も八喜為の商売繁盛とスタッフの元気と笑顔が続きますように
柳原のえべっさん、たよりにしてまっせ~
以上「商売繁盛 今年のえべっさん」でした
(写真のえびす飾りは、今年の八喜為内にありますぜひぜひ探してみてください
)
次回は「八喜為の朝時間」です
お楽しみに
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