ハルとサトの日々

このブログはハルとサトが、この世で元気で楽しく暮らしていた時のお話

大騒ぎ

2006-02-18 | (旧)ハルの日々

今日はとても良いお天気で
いつもはグータラしているおばちゃんも
庭仕事に精を出しました

ハルも一緒に
泥んこ遊びをしました


そこへおっちゃんが
散髪から帰ってきて
お庭からリビングの戸を開けたので

ハルは泥足のまま
リビングに飛び込みました


「わぁ~、ハルが泥足で入ったぁ~!」


「ハルが何をするか、予測してよ~!」

夫婦喧嘩が始まりました


お家の中を走りまわるハルを
二人が呼ぶので
ハルはまたお庭へ出てあげました

「早く、早く、戸を閉めてぇ~~~」

おっちゃんが慌てて戸を閉めようとしたので
ハルは楽しくなって
またお家に入りました


「わぁ~~~!」
もう悲鳴しか出ないおっちゃん


「わぁ~って言う前に、戸を閉めてぇ!」

夫婦喧嘩が続いている最中
おばちゃんは
足元に落ちている
一本のバラの枝に気がつきました

「これは誰が折ったの?」

「私ではないよ」

こんな時のおっちゃんの反応は
素早いです


おばちゃんは枝を持ったまま
ハルを見ました

「ハルが届く高さではないよ
折ったのはあなたでしょ?」


またまたおっちゃんの素早い対応が
ハルはありがたかったです


おばちゃんは
お家の中のハルの足跡を忘れて
枝を持ったまま
立ち尽くしていました