1年前の今日
10月3日4時4分
華は旅立ちました
私にとっては、ついこの前のことのようで…
これは亡くなる10日前、最後の公園散歩
この3日後
ずっと歩き続けて自分では寝る態勢がとれなくなり
誰かが抱っこしないと眠れなくなった華
それから数日後
苦しそうに、のたうち回るようになって
危ないからサークルの中にクッションや枕を並べて
私も華とここで寝ていました
鎮静剤を打つと少しは眠れたけど
目を覚ますと、また苦しそうにのたうち回る
その繰り返しで本当に可愛そうで…
そんな中、10月1日
華18歳のお誕生日
日付が変わった瞬間、華父さんと
「華おめでとう」
そう言ってたら兄ちゃんたちも部屋に入って来て
みんなで
「18歳おめでとう」「よく頑張ったね」
ってお祝いしたね
何とか18歳の誕生日を迎えられたけど
10月2日
歩くことが出来なくなった
鎮痛剤も睡眠導入剤も効かなくなって
眠れずに暴れて、もがき続ける華
抱っこしても何をしても苦しそうで
可哀そうで見ていられなくて
楽にしてあげたかった…
先生から話があった「安楽死」
覚悟を決めて夕方、病院へ
でも、やっぱり無理で…
先生にも迷いが少しでもあるならやめましょうと言われ
今までの睡眠薬よりもキツいものを打ってもらった
2時間位かな…ぐっすり眠ることが出来たからか
目覚めた華は久しぶりに穏やかで
抱き上げてシリンジでお水をあげたら
ゴクゴクと飲んでくれて
安楽死を選ばなくて良かったって心から思った
少しでも栄養が摂れればとロイヤルカナンのリキッド
ずっと嫌がって飲んでくれなかったのに
この時はシリンジでゴクゴク飲んでくれて嬉しかった
華は、まだ生きようとしている
華父さんと、そう確信したんだよ
昼間の苦しんでいた華が嘘のように落ち着いて穏やかで
2階の寝室で久しぶりに3人で寝ることにした
そしたら驚くことに、お布団の上で一瞬だけど
ほんの一瞬だけど華が自分で立ち上がって…
華父さんと、華はまた復活してくれる、大丈夫
そんな期待を抱いて眠りについた
そして、日付が変わって10月3日、2時過ぎ
華がまた苦しそうに暴れ出した
今までの苦しみ方とは違って息が出来ない感じ
何かの時にと調べておいた救急病院へ電話をして
急いで病院へ
幸いなことに車で10分かからない距離にあって
2時半頃には病院に着いて、華だけ処置室へ
どのくらい待たされたか覚えてないけど
先生からの説明で今は酸素室に入って落ち着いていると
その時に看護師さんが走って来て
「呼吸がとまりました」と…
そして、10月3日4時4分、華は旅立ちました
人工呼吸器がつけられて苦しそうな顔をした華
苦しい思いをさせて怖い思いをさせてしまったこと
ずっと後悔してたけど
華の19回目のお誕生日
華父さんと、お祝いをしながら
間違いなく華はあの時、生きようとしてた
最後の最後まで生きようと頑張ってた
だからもう、後悔するのはやめようって
そう話したんです
ブログを始めるきっかけをつくってくれた
同い年のパピヨンのしんくん
華と同じ日の何時間か前に旅立ったこと
偶然とは思えなくて…
華父さんと何かの運命だったのかなって
待ち合わせしてて一緒に旅立ったって思うと
安心だねって…
そんなことも話しました
ここ数日は、あの日のことを思い出しては
涙してしまって
昨夜も眠れず何度も目が覚めて
今朝も
あー…こんな薄暗い中
冷たくなった華を抱っこして
病院から帰って来たな…
そんなことを思い出しながら、この記事を書いています
こうやって、あの日のことを振り返ってみて
気持ちの整理が、やっとついたような気がします
長々と読んで頂いて、ありがとうございました
今回はコメント欄お休みさせて頂きますが
また、お転婆桃との日々を見て頂けたら嬉しいです
華、いっぱい、いっぱい、ありがとう
ずっとずっと大好きだよ