肺炎、完治しました。
19日から仕事に行っています。
今の職場は年内で完了なので、
休みが続いてしまい肩身が狭い。
お土産、お手紙を職場の人々に渡した。
まあ、嫌味を言う人もいるのだけど
ウィーンでのゴチャゴチャに比べたら
つくづく、ささやかで。
とりあえず話は通じるし、前提として
人として見てくれるから、それだけでもう
有難いよ。
----- *
朝から美しく晴れやかな空よ。
朝食へ。
ソーセージを食べることが出来たよ。
(肉嫌い・偏食)
また、レストランスタッフが
挨拶してくれなかったり
シルバー(ナイフ・フォーク・スプーン)をガチャンガチャンと
叩き付けて片付けていたり、
お皿も割るような勢いで
積み上げている。
あー、仕事が嫌なんだな。
ストレスなんだな。というのがわかる。
だったら辞めたら??
ウィーンの人は音楽を
学んでいる率が高く、耳が良い人も
多いらしい。
娘や多嘉良がうるさがっているのを
見ると、他にも迷惑している人々が
たくさんいる状況。
用意されているお皿も、
よく見ると汚れが取れていないものが
混ざっていたりする。
社会人として仕事する気があるのか?
ヨーロッパの人々が、無理なく
働いているのは良いとしても
手抜きするのは別問題。
プライベートや心身のバランスは大切。
代わりに、他人に嫌な思いをさせては
意味がない。
廊下で、お掃除の人にも
挨拶を無視されたため
「Why?」と大きく言った後に、
振り返ってイライラした顔をする女性に
「人としてどう思うの?
恥を垂れ流してるって気づいている?」
と、日本語で言ってみる。
言葉がキツくなっているが、
そうさせる酷さがある。
会う人、会う人、高確率で無礼者なの。
もちろん通じないけど、
なんか言われてるなってのは感じている。
そう、はっきり意思表示していれば
何もして来なくなるのだね。
いじめの構造に似ている。
あれも、加害者に特に意味はなく
憂さ晴らしだったりするじゃない?
被害者に何らかの特徴があるにしても
だからと言って、いじめをして良い理由は
何もない。
そして、被害者が我慢する理由もない。
全力で加害者に「あんたが悪い」と
伝えないと、理不尽は続く。
闘わないとならない。
でもさ、闘う精神力を使わないと
生きる権利を獲得出来ない状況がまず、
間違っているんだよね。
こっちに精神力を使わせた分、
あっちは運が下がるということ。
その仕組みを知らないことが
可哀想でもある。
教えてあげないけど。
だって、そこまでの語学力ないもんね。
ああ、性格が不味くなるよ、この国。
敢えて日本の魂のKIMONO(羽織)で
朝食を摂った。
周囲がどんな反応かといったら、
何というか、小汚いんだよね。
ガン見するけど無視という感じ。
品がない。
フィンランドの人は、
盗み見などしなかったな。
視線の上でも節度を持っていて、
目が合えば笑顔になる。
ホテルの前を通って…
(ん?この写真は夜に撮ったもの
だったか)
またCATに乗る。
(City Airport Train)
娘も、この国に慣れて来ている。
娘も、この国に慣れて来ている。
「見下げた態度を取られないように
堂々と歩くことにした」と言っている。
娘、現在170cm。
まだまだ身長伸び盛り。
パオ君が入ったバッグを持っている。
私は探偵コートで出掛けた。
私は探偵コートで出掛けた。
セパレートで、ジャケットと
ワンピースがコート素材なの。
あたたかい。
この服、GUで何かのブランド?との
コラボ商品だったのだけど
丈夫で安価で最高!
防犯との兼ね合いもあるけれど、
ウィーンでは「いかにもブランドもの」
を着ていたほうが良かったかも。
お店での対応が、丁寧になる場合もあり。
いやでも、うーん。
アジア人が高価な身なりでムカつく!!
という、わかりやすい嫌がらせもあるから
微妙。
まあ、あれだ。
変な人らは、私らが何をしても
ムカつくらしいので、身を守る自信さえ
持っていれば、好きな服装でOK。
リュックを背負い、タラドラも
連れて出発!
眩しい光。
太陽に向かってニコニコする。
混みすぎ。
ここから
どうやって車を出すのか。
日本車(スズキ)の車があるね。
建物を見るだけでも飽きない。
教会。
建物を見るだけでも飽きない。
教会。
ちょうどミサをしていて、
静かにお祈りが出来た。
黒人の男性が先に入って行ったので、
ついでに入れて頂いた形。
神様の空間は、誰にでも開かれている。
土曜日だった。
土曜日だった。
休日の街並み。
日本と同じで、家族連れがいっぱい。
冬の、クリスマス前の晴れた日の午後。
平和を楽しむ風景は、どこでも同じだ。
とあるご夫妻の様子。
車でおばあさまを、お店の前まで
送り届けたおじいさま。
別れ際に、おばあさまに投げキッス。
す、すすす、素敵。
はたまた、小さな男の子を連れていた
若いお母さん。
なんと、街角(路地を入った隅っこ)で
立ちション(⇦すまん)させている
ではないか!
おいおい、条例違反だろうよ。
トイレが有料なので、
こういう感じの人もいるのだね。
ウィーンは、とにかく歩き煙草の群れが
連なっている。
喫煙率が高い。
人に火のついた煙草がぶつかったら、
どうするんだろうね。
ポイ捨てもひどい。
綺麗な街並みなのに、もったいない。
そして、大型犬の散歩率高し!
小型犬も多いが…
愛犬家がたくさんいて、
好戦的な大型ワンコと暮らすには
犬について学び、ドッグライセンスが
必要だそう。
動物を簡単に捨てたり、
躾を怠ったりネグレクトが出来ない
社会は良いと思う。
大型犬には公共の場で
マズル(口輪・くつわ)を嵌める決まり
があり。リードも。
じゃあ、私もライセンスを取って
大型犬ターチンに付けないと!
そうそう、細い路地に入ると
ゴミが溢れていて、
ホームレスの人々も沢山。
犬を連れていて、
お金を道行く人々から貰えるように
カップを手にしていた。
静かに過ごしていて、
落ち着いた雰囲気。
この生き方を選択している人々。
社会保障もあるだろうに。
日本だって、プライドから生活保護を
受けたくない人は大勢いて、
空き缶を集めたりして
その日のギリギリの食事代を得る仕事を
する人もいる。
道路工事など、後腐れのない日雇い労働を
繰り返したり。
大聖堂で出くわした、あのダフ屋より
よっぽどホームレスの人々がまともに
見えた。私には。
多嘉良は「物を乞う人」に寄付することを
嫌うので、お金は渡さなかったけれど。
結局、自己満足になっちゃうし
その人が仕事しないことを
容認することになる。
社会で、大人になって
何でも良いから
小さなことで良いから、
仕事をすることが
確かな正しい道。
けれど、色々な理由で
働けない場合には
生きる最低限の術を持って、
生き永らえることも大切。
それが修業だから。
人に頼るしか、生きる術がない場合は
心を綺麗に美しく保ち、
周りの人々を支えていたら良い。
居るだけで良い、
生きているだけで良い、と
周りの人々に言って貰えるように。
自分の価値や存在を、誰かに決めて貰う
という意味じゃなく。
生かされている意義があるのだから、
それに応えないとならない。
神様に応えないとならない。
ウィーンで、凄く良い買い物が出来た。
占術をしているお店で、
魔術書(古書)やアクセサリーがあった。
その店主は若い女の子で、
スタイリッシュな今どきの子だった。
もう1人の店主は、エキゾチックな女性。
魔女大国、ルーマニアの女性だった。
この2人には、
「魔法のかかっているお店ですね」
と言ったら、嬉しそうに笑っていた。
可愛い魔女さん2人。おしゃれ。
どうしても日本より物価は高い。
買う価値があるので、
この機会にドシドシ購入。
Kukkaの仕入れだと考えれば良し。
*現在、Storeに出品中。
ネックレスやリングなど。
お店を出る時に
その日を、というよりは
今後の人生を、という意味で
「幸せにね」と伝えたら
「あなたもね」と目を見て答えてくれた。
同じ意味で応えてくれた2人。
声も揃っていた。
言葉だけでなく、
伝わって来る真実の交流。
人の魂との、一瞬の共鳴。
ヴィンテージ&アンティークの
装飾品ショップで、
素敵なバッグを見つけた。
仕事用にする。
試し履きせず、
試し履きせず、
サイズが合うと感じて購入。
魔女ブーツ。
私の靴のサイズは
私の靴のサイズは
どんどん骨が縮んでおり、
日本でもジャストサイズを見つけるのが
難しい。なのに、ピッタリだった。
でも子供用ではなく、
ヒールも高い。
これを履いたら、身長を盛れて嬉しいぞ。
娘に買ったコート。
娘に買ったコート。
(私が着ているが)
娘はダークグリーンが好きで、
深緑色のものだけを探していた。
もう1着、買って来て
クリーニングに出している。
(写真撮り忘れ)
タグなどが見当たらず、
Kukkaのタグを付けて販売しようかと
考えていた。
うーん、やっぱり自分で
着てみようか…。
Kukkaを
オンラインセレクトショップにしつつ
ある。が、自分が
気に入ったものを仕入れて、
自分で使いたくなるジレンマあり。
夕食は、それぞれ好きなものを
買って食べていた。
それにしても、口に合うものは少ない。
娘と多嘉良はサーモン寿司や
巻き寿司もどきを食べていたけれど、
高価なわりに味は……。
あ、これを買ったお店でも
レジで挨拶したが無視されたな。
若い男子(バイトの子)だったが。
慣れてしまいそうになるが、
慣れたらいかん。
いちいち「変だぞ」って思わないとね。
差別感情は、親の教育や
学校・地域の教育も関係していると
思う。赤ちゃんや幼児が差別するわけ
ないのだから。
私がウィーンで美味しいと
思えたものは、ピクルスとオレンジ。
それからビール。
オレンジピール、美味しい。
ビールとは合わないけどね。
明日、帰るということで
多嘉良側の部屋で
しみじみしているところ。
この旅で、人種差別の実態を
痛感して、それに関連した
大学院生の論文を(オンラインで)読んだり、帰宅してからも差別についての本を
読んで考え続けている。
駐在員、その奥様やご家族、
留学生、移住者などなど
日本からはわからない苦労をしている方々に思いを馳せる。
駐妻さんって、ヨーロッパ諸国に
行っていた人ほど
変なプライドがあったりするが
(駐在しているのは夫なのに)
こうした環境で、辛いことがあって
日本に帰って来て、自我を取り戻そうと
しているから、なのだよね。
多嘉良の友達の奥様数人と、
どう頑張っても
上手く仲良くなれそうになかったが…
次に会ったら、もっと笑顔で接したいよ。
えーっと、1人…2人、うん、3人もいる。
別に、深く話す必要はないけどさ。
女同士って、ただでさえ難しいからね。
ムーミンを観ているパオ君。
荷物を丁寧にスーツケースに入れ、
ホテルの部屋を掃除する。
やや硬水なので、
石灰を多く含んでいて
蛇口の周りやガラスや鏡が
すぐに白っぽくなる。
水滴の痕が白くなり、
なかなか磨いても除去しにくい。
⇩
点々と水の痕が残ってしまう。
硬水だと、髪はゴワゴワになりがち。
更に日本の洗髪料とは、成分的に
相性が合わない。
そして、下痢になりがち。
胃腸炎のせいもあるのだけど、
滞在中はずっと下痢だった。
娘もお腹の調子が悪いと言っていた。
多嘉良だけ、どこでも元気。
4泊。
部屋にホテルの人が入るのが嫌なので、
タオルも持って行き
ティッシュもトイレットペーパーも
持参していた。
日本製のほうが、やっぱり品質が良し。
多嘉良の両親へ、
お土産にお財布を購入した。
街の中で見つけたお店にて。
お父さんはお札やカード入れ、
コインケースを分けているので
お札入れを。(カードも入る)
鰐革ということだった。
お隣のドイツ製品だったけど。
手触りが良く、帰ってから
お父さんに渡したら、
すごく喜んでくれた。
お母さんには、娘が選んだ。
お母さんは紫色が好きなのだけど、
「赤も好きだよ!
おばあちゃんの車も赤だから」と娘。
Vienna(ウィーン)の印が
革に入っていた。
お母さんは、もったいないから
使わない!と言っていた。
*渡した時の感想
お掃除のかたに、
ベッドサイドへ
メッセージとチップ(€10)を
残しておく。
綺麗にしてくださっていて
ありがとう、という内容。
挨拶は、する人としない人がいて
しない人が大多数だけど。
それはそれとして。
仕事をするに当たり、
チップの有無で
やる気が左右される。
それがチップ文化の国だ。
日本だって、報酬は
少しでも高いほうが良い。
こちらはチェックアウト時に、
カウンターのホテルマンに渡した
メッセージカードとチップ。
チェックイン時とは、別の女性だったが
…
私は流暢にスピーキング出来るわけじゃ
ないし、あんまり耳が聞こえない状態
だったため。
ご面倒をかけてごめんなさい、という
内容。
娘が一緒にいて、私の耳代わりになって
くれる場面もあった。
娘の英語力は、今、高校のレベルを
学んでいるもののリーディングと
ライティングのみ。それほどは話せない。
最初から全部を多嘉良が行うと、
私達の英語力が成長しないので。
今回は、フィンランドの時より
かなり頑張ったよ。
多嘉良も、もはや何人か
わからないレベルで
ドイツ語を使いこなしていた。
端から見ると。
発音と、多用する言葉や文法の理解、
どれだけ現地の人と話すかが
鍵なんだな…と感じた。
しばらく外国語も風景も人も、
見たくない。
日本文学に触れていたい。
という気持ちで、最終日の夜を過ごす。