愛の藁アイゼン
予期せぬ降雪に、アイゼンの代わりにと、
介山荘さんが、融通してくださったものです。
大菩薩連嶺の南に位置する小金沢連嶺には、
心配したほどの雪はなく、使わずに済みましたが、
「良かったね」と皆で喜び合ったこの縄アイゼン、
今も大切に取ってあります。
介山荘さんが、融通してくださったものです。
大菩薩連嶺の南に位置する小金沢連嶺には、
心配したほどの雪はなく、使わずに済みましたが、
「良かったね」と皆で喜び合ったこの縄アイゼン、
今も大切に取ってあります。
関連記事:
・2007.4.28裂石-丸川峠-大菩薩嶺・大菩薩峠-小金沢連嶺縦走1
(富士山・南アルプス大展望)
・2007.04.28石-丸川峠-大菩薩嶺・大菩薩峠-小金沢連嶺縦走2(裂石-大菩薩嶺-大菩薩峠)
・2014.11大菩薩嶺登山(上日川峠-唐松尾根-大菩薩嶺-丸川峠-裂石下山)
初日の思わぬ吹雪は、介山荘までの足元を滑りやすくし、
山荘の夜も、予想以上に冷え込んできました。
アイゼンを、皆が持参していないことでガイドさんは
「明日の小金沢連嶺は、どれほど凍っているだろうか」と心を痛め、
誰も彼も重い心で眠りについたのですが、翌朝、そっと山荘の外に出てみたら、
昨夜の気煩いはなんのこっちゃと思える、抜けるような青空です。
小金沢連嶺に雪がどれだけ残っているのか、アイゼンが必要なのかなど、
問題が何一つ改善したわけではありませんが、あまりに素晴らしい青空に、
皆、笑顔の2日目スタートです。
2日目(2007年4月29日)
行程/コース:
介山荘‥石丸峠‥小金沢山‥牛奥の雁ヶ腹摺山‥黒岳‥湯ノ沢峠
‥やまと天目山温泉
コースの俯瞰図
2日目の全行動時間:8時間08分
天気:
第1日:→→→
第2日:
標 高:大菩薩嶺2,056.9m、小金沢山2014.3m、
牛奥ノ雁ヶ腹摺り山1994m、黒岳1987.5m、白谷ノ丸1890m
>
介山荘~熊沢山~石丸峠~狼平
6:10 介山荘をスタートし、今まさに熊沢山の北斜面をを登り始めました。
靴跡が薄くつく程度の雪はありましたが、それほど滑ることもなく、順調です。
しかし、宿から数分で始まる起き抜けの急登に、心臓が吃驚していました。
6:55 熊沢山を登り、下ってあそこが石丸峠。
ワタクシは、この笹原が大好きで、大菩薩嶺から大菩薩峠、熊沢山を経て
石丸峠に降り、小屋平BSに、しばしば下山します。
石丸峠に向かって小屋平BSからの道が、右から合流しています。
7:00 石丸峠。この標識の、わずか先で牛ノ寝通りへの道を左に分け・・
石丸峠辺りでは南アルプス大展望。手前は大菩薩湖(上日川ダム)。
あんなところに湖がある~ \(◎o◎)/
初めて、私が大菩薩嶺にお邪魔をしたのは1992年のことでした。
当時、ダムはなく、もちろん地図にも表記されていませんでしたし、
1991年から工事が着工していたのも知らず、
その後、大菩薩峠から丹波に下山した時も、
牛の寝通りから小菅に下山した折にも気づかなかったのです。
そうして月日は過ぎて…
2007年に大菩薩連嶺の縦走路を介山荘に向かって下っている時
(今回のブログの時です)、突如現れた湖に吃驚でした(o^∇^o)ノ
初めて、私が大菩薩嶺にお邪魔をしたのは1992年のことでした。
当時、ダムはなく、もちろん地図にも表記されていませんでしたし、
1991年から工事が着工していたのも知らず、
その後、大菩薩峠から丹波に下山した時も、
牛の寝通りから小菅に下山した折にも気づかなかったのです。
そうして月日は過ぎて…
2007年に大菩薩連嶺の縦走路を介山荘に向かって下っている時
(今回のブログの時です)、突如現れた湖に吃驚でした(o^∇^o)ノ
7:19 天狗棚山を越え‥狼平
狼平から熊沢山を振り返ると、
広大な笹原の先に八ヶ岳が顔をのぞかせていました。
《 小金沢連嶺 》
小金沢山~牛奥ノ雁ヶ腹摺山~川胡桃沢ノ頭~黒岳
そうして、小金沢山へ。この途中、暫し、道を失うことがありました。
西側の山腹を歩きながらも(山腹を行くことは正しいのですが)、
下って行ってしまうことに、おかしいと気付かれたガイドさんは、
7、8mほど上の斜面に、正しい道を見出しました。
山仲間から「迷いやすいところがあったよ」と聴いていたので、
その場所はここかもしれない、単独で来なくてよかったと
当時、思いましたが、
最近のネット検索では、そのようなことが書かれていないようですから、
現在は分かりやすくなっているのかもしれません。
それでは、行ってみようかな~(^^)と思ってみるも、
行程中には、小柄なワタクシの苦手とするヤブ漕ぎ未満の所がありましたし、
交通アクセスを期間限定の甲斐大和駅~上日川峠 路線バスに頼っている
こともあり、日の短くなった季節がら、まだまだ実行できない状況です。
8:23 小金沢連嶺で一番高い小金沢山(2014.3m)到着
小金沢山から南の方角に富士山。申しわけありません、少し拡大しています。
東に奥多摩の山々がくっきりと見えました。
9:09 牛奥ノ雁ヶ腹摺山 到着
広い頂上からの展望は素晴らしく、
牛奥の富士山
牛奥から見る南アルプス
どちらも素敵で、何時までも見ていたいと思いました。
次は、川胡桃沢ノ頭をめざし‥。 富士山とずっと一緒ですo(*^▽^*)o~♪
10:06 川胡桃沢ノ頭に到着。ここは休まず通過。
とにかく、黒岳を越えなければなりません。
樹林の中を進み、左に大峠への道を分けるとすぐに
10:35 黒岳頂上です。
南に広がる広葉樹林は「やまなしの森林100選」に選ばれていますね。
展望の開けない黒岳を後にして、そのまま縦走路を進み樹林帯を抜けると、
11:25 展望の良い白谷ヶ丸(しろやがまる)に到着。
ここで昼食タイムですが、まずは撮ってしまってからと一人撮りまくりよ~
此処でも金峰山の頭が少し見えてました。
八ヶ岳も‥(ズームイン! しています)
南アルプスも‥(ズームイン! 画像は、第1回目に載せました)
そうして、富士山から丹沢の山も少し‥
写真はこま切れですが、実際には丹沢山塊の蛭ヶ岳から、
南アルプスの北岳辺りまで一望できました。
湯ノ沢峠~やまと天目山温泉センター
白谷丸から笹原をどんどん下り‥
11:55 湯ノ沢峠
ここから、荒れ気味の道(焼山沢真木林道)を行き‥
湯ノ沢峠登山口。
さらに、天目山温泉まで歩き続けて‥
14:25 甲州市やまと天目山温泉 やまと ふれあい やすらぎセンター到着。
ここで汗を流して、やまと天目山温泉バス停留所(時刻表)から帰路に着きました。
湯ノ沢峠避難小屋までタクシーを利用できます。
(栄和交通タクシー 0120-08-6336)
ここに、トイレ、駐車場がありました。
長いブログで済みません。
ここまで、ご覧いただきましてありがとうございました。
m(_ _)m
ここまで、ご覧いただきましてありがとうございました。
m(_ _)m
とてもわかりやすく 自分が一緒に登っている気持ちになり
本当に行ってみたいな~っと…
笹原の先に八ヶ岳…広々とした笹原の先の景色
八ヶ岳の頭がひょっこり覗いて素敵なお写真
だけど…ここ…迷いやすい所かも…
そう思っていたら 迷った…!
どきどき!
だけど、流石 ガイドさんですね
迷いに気づかれてホッとしました
だだっ広い所や道にはっきりしていない所
私も良く迷ってしまう事あるので…
変わらぬは山なのでしょうか…
どんな時でも、山は己を姿をそのままに
迎えてくれるのでしょうか…?
一度そちらの方面に足を延ばしてみたいものです♪
やっぱり背景に富士山が見えると益々景観が美しくなりますね~(*´з`)
雪道、坂になっていると滑ることもあるのでしょうね・・・
富士山を見ながらの登山・・・お疲れさまです。
ご無沙汰ばかりですが、細く長く続けて行こうと思います。
ブログ開始以来のtkhsさんとのお付き合い
これからもよろしくお願いします。
(*^^)/。・:*:・°★,。・:*:・°☆アリガトー。
唐松尾根~雷岩⇔大菩薩嶺~大菩薩峠~熊沢山~石丸峠~小屋平BSです。
冠雪した富士山も時々頭を見せてくれましたよ。
バス便が利用しやすくなったことに気付いてからは
年間に数回登る山になりました。
9月29日に雲取山で九州から来られたという男性と
お話をさせていただきましたが、l
2週間くらいの間にまとめて何座も登っていらっしゃるとのこと。
翌30日雲取山を早朝下山後は、タクシーで移動して
大菩薩嶺に登るとおっしゃっていました。
その行動力とみなぎるパワーに
すごいな~って思いましたo(*^▽^*)o~♪
時々頭を出す富士山の白い帽子が印象的でした。
頂上の大菩薩嶺は展望が開けないのですが
雷岩から大菩薩峠にかけては、
絶好の縦走路が続きます。
期間限定の平日運行の始まった2日目、
予想以上にたくさんの登山者さんが
楽しまれていまして、驚きました。
人気の山なのですo(*^▽^*)o~♪
縦走できることです。
勿論、お天気が影響しますけれども。
百名山としては、登りやすいお山です。
シーズンオンの時は、小さなお子様連れの
ファミリーも楽しんでいらっしゃって、
微笑ましくてなんだか嬉しくなってしまいますo(*^▽^*)o~♪。
いつものように、素晴らしく細かい
記録にただただ驚きます。
私には大菩薩嶺しか名前も解りませんが、少しでも知った名前が出て来て
良かったです。
本当にお山が好きなのですね。
私も山が好きなんて言ってられないような気がしてきました。
どうもありがとう
このコースもう一度歩いてみようと思っています。
日が短い今は無理ですが、展望の良いのは
冬でしょうね。
今日は、中学校の同窓会に行ってきました。
50年ぶりですから、一見、何方か思い出せないのですが、
お名前が分かると、だんだん記憶の糸がひも解かれ、
○○ちゃん?って、分かり合えるのは
本当に幸せなことでした。
あまりに嬉しくて、おみやさんに聞いてもらいたくなりました(^^)。