hanaの思い出日記

日々好日、デジカメで綴る

永遠の0

2014-05-01 18:31:39 | 読書
映画は、観逃がしてしまった。雨の週末に息子から本を借りて読みました。

永遠の0 百田尚樹

内容・・・家族を思い生還を願う腕利きのパイロットが最後は特攻隊員となってしまう物語。

生前の宮部を知る11人の話を孫息子が聞いていく過程で、軍上層部や指揮官たちの当時のあり方や考え方、

開戦当時のゼロ戦の性能の良さや飛行技術がいかに素晴らしかったか、特攻で死んでいく若者たちの苦悩や葛藤等が強く描かれていました。


感想・・・重い内容でしたが読み応えのある本で、興味く驚き、感動とやるせなさ、悔しさ等入り混じった感情で読みました。

ラストの「おじいちゃん」と実の祖父宮部の運命的な繋がりがあり意表を突く展開の部分は引き込まれるように一気に読みました。

特攻とは、決して特攻にならない愚かなトップが始めた殺しのゲーム。

最近読んだ本

2013-08-21 15:26:58 | 読書
働いている方々には、申し訳ないが、今年の猛暑は、ダラダラと過ごしている。

最近、体力が落ちてきているし、こう暑くちゃクーラーの入った家で過ごすしかない。

 「わたしを好きになるために」 落合恵子

エッセーと言うか日記と言うか、そう丁度 ブログに書くような感じで綴ってある。

時に、琴線に触れる文章に出会うことがあり それを期待して本を開く。

 「嫌なことがったら鉄道に乗ろう」 野村正樹

鉄道の魅力と、効用、楽しみ方を説いた本。青春18切符っを買ってのんびり旅に出たくなる。

 「もう60歳、まだ60歳」吉田智子

60代は1人前の年寄りではなく生年寄りらしい。生煮え、生意気、生くさ、まだ中途半端な年寄り。

まぁ!人生これからが楽しくなるって本です。

 老嬢は今日も上機嫌 吉行和子

気さくな文章で共感するところが多々あり楽しく読めました。

最近読んだ本

2013-07-27 09:10:45 | 読書
 ピョンヤンの夏休み 柳美里

内容・・・作家、柳美里にとっての、もう一つの〈祖国〉朝鮮民主主義人民共和国。

偏見にとらわれることなく、柳美里自身が見た「北朝鮮」の姿は何か。

本人撮影による写真とともに綴られる、3度の訪朝を記録した本格紀行。

感想・・・筆者の自己愛、祖国愛を強く感じ、人間、皆おなじ、庶民は笑い、語り、

美味しいものを食べ美しいものを見て暮らしている。そう信じたいが違和感を感じました。

 伊勢路殺人事件 西村京太郎

内容・・・ミステリー推理小説。東京・自由が丘で男性の刺殺体が発見された。

被害者の木村が所属するサバイバルゲームクラブを訪ねた十津川は、ほかにも会員が二人失踪したことを知る。

他方、十津川の妻・直子が参加している愛犬家グループの会長・小原が飼っている茶々に似た犬が、現場周辺で目撃されていた。

どうやら、小原が東京から単独で伊勢神宮へ参拝に向かわせた茶々に、事件の謎を解く鍵があるらしい―。

感想・・・気楽に面白く読んだけど、こんなことって本当にある?って感じ。

もう少し捻った方がもっと面白かったと思います。

 恋と裏切りの山陰本線 西村京太郎

内容・・・トラベルミステリー3篇。徳島、能登、出雲、上越、

各地の鉄道を背景に様々な恋の果てに起きた殺人事件を十津川警部が解明する。

感想・・・あっさりとしたトラベルミステリーで、移動時間に気楽に読めました。

乱読

2013-07-06 20:01:20 | 読書
 最近、佐藤愛子さんの本を乱読している。

現在89歳の彼女、世相の乱れ等を厳しく批判し身の回りの人物や事件をユーモラスに描かしたら右に出る者はいないんじゃないかしら?

大好きな作家さんだ!睡眠薬代わりに読んでいると、過激すぎるし面白くって眠れなくなる日も多い。

あの元気、少しでも分けれ欲しくって乱読しているのかもしれない。

レターメールで誘われ、近くの「山賊鍋」に行った。

母からアル中かと心配されたワタクシも御年並みに負けめっきりお酒に弱くなったワタクシ、飲まないなら飲まなくっても良くなった。

年貢の納め時がきたようだ。こうなったら、やりたいことをやって死んでいくしかない。

と言っても退職して時間はたっぷりあるものの収入がない。

だから今日は、王子にビールを飲んでもらいワタクシは、ハンドルキーパーを務めゴマ擦りをしておいた。

いつか、実がなることを信じて。

ハンドルキーパーには、ソフトドリンク2杯が無料サービスで付くのも嬉しい。

写真のお料理、5%引き券もあったから950円でした。満足できました。




 

最近の読書

2013-05-29 17:42:57 | 読書
5日ぶりに早朝ウォーキングをして家に戻った途端、疲労感に包まれた。

やっぱ!!年なんでしょうかね。

今日は、本でも読んで大人しく家で過ごそうと思います。

 「写真ライフ」春号、昨日の写真クラブで先生が持ってきたんだけど、

もう初夏の感じなのに春号なんてと思いつつ皆が買っていたので買いました。

別に夏の花でも良いんですけどね。勉強にはなるんけどネ。私の場合、実戦で活かされないのが残念です。

 「死ぬ気まんまん」佐野洋子

佐野洋子さんと言えば、絵本「100万回生きた猫」で有名ですよね。

彼女の遺作、「死ぬ気まんまん」 ガンが転移し余命2年を宣告されながらも、煙草を吸い、ジャガーを購入し、ジュリーにときめく。

そんな日常生活や、一風変わった友人たち、幼い頃の思い出などが、著者ならではの視点で語られている。

「死ぬ気まんまん」は、息子さんが「最近、お袋は死ぬ気まんまんで・・・」から付けられた題名だそうですけど、

確かに「死ぬ気まんまん」が伝わり、この勢いだったら続編が読めそうにも感じる死を軽く受け止めれる本でした。

本を読み終えた時には、朝 感じた重い疲労感は無くなって元気ないつもの自分の戻ってました。

たまには、ボォ~と過ごすのも悪くないです。