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彼是、ココに記。

あれやこれやの私事をぽつぽつと記します。

あたりまえの感情

2024-01-15 10:33:08 | 日記

私たち夫婦は、東日本大震災時に被災した街に住んでいる。
あれから13年近く経ち、記憶の中の街並みより新しい街並みのほうが、すぐに目に浮かぶようになった。

令和6年 能登半島地震の発生から、2週間が過ぎた。
連日の報道で被災地の情報を目にする度に、いろんな方に支えていただいたあの時を思い出し、今回被災された皆様の状況を思い、胸が痛む。

とてつもなく大きな自然災害によって、一瞬で日常を奪われたショック。
避難場所での共同生活や制限に囲まれた毎日。
ほとんどの方が「大変なのは私だけではない」と我慢が常態化する。

あの頃私は、周囲の反応がなにより気になり、口数が減り表情も乏しくなった。


被災された皆様。
どうか、あたりまえの感情である「喜怒哀楽」にふたをせずに過ごしてください。
13年前にいただいたご恩、忘れません。
心から、応援してます


お正月生け花、わたし流

2024-01-07 16:33:47 | 日記

私は生まれて此の方、お花やお茶等の「和のお稽古事」には縁がない。

昨年末、お得意様のお宅に伺うと、玄関に立派なお正月生け花が飾られていた。
おめでたい色合いに加え、凛と立っている花々を見たら、とても清々しい気分になった。

お得意様宅から帰る途中、運転しながら考えた。
お正月用のお花セットをわざわざ買うのもなぁ…
などと思っていたら、我が家の南天の、ぷっくりとした赤い実が目に浮かんだ。
「よし!あの南天でお正月生け花に挑戦してみよう」と心に決めた。

次の日、170cmぐらいの高さに育った我が家の南天の木から、実がたくさんついて重そうにしなっている枝の部分をちょっとだけ切り取った。

ずっと前に100均で買ったミニ剣山と、知人の方お手製の焼き物を前に、自己流の生け花開始である。

すぐに問題点が見つかった。
切り取った枝が細すぎて剣山に刺すことができないのだ。
うーんとうなりながら考えた末、枝の下部にぐるぐると園芸用のワイヤーを巻き付けてみたら、なんとか剣山上にとどまってくれた。

出来上がった生け花を、玄関の下駄箱の上に置いてみた。
お正月っぽい雰囲気は出ているものの、色がさびしい。

手先が器用な夫に協力を要請し、私の希望を細かく伝えながら金屏風を作ってもらった。
金屏風の前に南天、それと、ゆず。
『 出来上がったお正月生け花は、これ ⇒ 


自画自賛している私をあきれ顔で見ていた夫だが、あとで写真を何枚も撮っていたのを私は知っている。
来年のお正月も、これに決めた



能登半島地震の被災地域の皆様すべてが、早く早く安心して過ごせますように。


年が明け、カッティングボードが仲間入り

2024-01-05 10:55:13 | 日記

新年早々、激混みを覚悟で地元の金融機関に行った。
店内にはお客さんが3人。全然混んでなかった。

窓口で手続きする必要があった為、店の入口で番号札を受け取り、待合スペースの椅子に座った。
テレビに目をやると、伝説の家政婦『タサン志麻さん』の番組が放映されていた。
食材を手際よくカットしている手元がおしゃれで、素敵だなぁと思いながら見ていたら、すぐに窓口に呼ばれた。

職員の方に手続きをお願いし再び待合スペースに戻ると、画面の中でタサン志麻さんが愛用のまな板と包丁を紹介していた。
まな板は長さ25cmぐらいで包丁もペティナイフが使いやすいと仰っていた。
なるほどなぁと思ったタイミングで、窓口から声がかかった。

帰宅してさっそく我が家のプラスチック製まな板を確認したら、長さが40cm近くで重さも結構あった。

他にまな板って無かったかな?と思った瞬間、ひらめいた
確か、あそこの棚に頂き物のカッティングボードがあったような・・・

「あそこの棚」に行ってみたら、やっぱりあった!
信じられないことに、外箱の大きさは、タサン志麻さんおすすめの25cmぐらい。
期待度が高まる中、箱から出してみると、羽子板型のカッティングボードが姿を現した。

長方形の部分が20cmで、持ち手が5cm。
スタイリッシュでかっこいいカッティングボードだ。
タサン志麻さんおすすめの大きさよりちょっと小さいけど、夕食の支度の時から使ってみることにした。

確かに使い勝手がいい。
今までのまな板とともに、このカッティングボードも使うことにし、収納場所も決めた。

問題がひとつ。
私が主に使っているどっしりタイプの菜切り包丁とカッティングボードの大きさが全然合っていない。

ペティナイフは、どっかになかったかな?


元日の大きな地震と津波によって、辛い毎日を過ごされている方々がたくさんいらっしゃる。
早く早く、いろいろなことがいい方向に進みますように。