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彼是、ココに記。

あれやこれやの私事をぽつぽつと記します。

夫、蕁麻疹の原因判明

2024-02-22 12:25:11 | 日記

私はアレルギー体質である。
すぎ花粉の時期には目と鼻の症状で、特定の食物によるお腹のゴロゴロ感には年中悩まされている。
症状が強く出始めた私を見ては「俺、アレルギーじゃなくてよかった…」とつぶやいていた夫は、アレルギーと無縁だった。

「これなんだけどさ」
昨秋のある夜、夫は両腕を私に差し出した。
ところどころ、蚊に刺された後のように赤く腫れていた。
「すごくかゆいんだよね
私はあまり深く考えず、そうなんだー なんて言いながら、薬箱に入っていた市販薬の軟膏を夫に手渡したのだった。

以降、時々ではあるものの、同様の症状が続いていたらしい。

年が明けて少し経った頃、夫は「やっぱり病院できちんと診てもらう」と言った。

皮膚科にて受診した結果、今までの湿疹は蕁麻疹であることがわかった。
アレルギー検査もしてもらい、「アニサキスアレルギー」ということが判明した。
海藻・貝類・タコ以外の海産物は基本的にはNGとのこと。そして恐ろしいことに、アニサキスは加熱や冷凍してもその威力が衰えないため、ちくわや薩摩揚げ等の練り製品もNGなのだとか。
我が家の味噌汁は煮干で出汁をとっているのだが、これもちょっとやめたほうがいいらしい…

魚介類が大好きな夫はかなりショックを受けたようで、「この年齢になって魚が食べられなくなるなんて」と、何度もため息をついていた。


今度の休みには本屋さんで肉と野菜メインの料理本を買ってこよう。
料理のレパートリーを増やさないと


看板娘さん、おすすめの食べ方

2024-02-17 11:01:10 | 日記

今年のバレンタインチョコ。
ここ数年は夫の強い希望で、LOTTEの「バッカス」&「ラミー」に固定していたのだが、今年はちょっと趣向を変えてみようと考えた。

隣町にある、老舗のお菓子屋さん。
ずっとずっと前に、ここの手作りチェリーチョコを食べてその美味しさにびっくりしたことを思い出したのだ。

バレンタインデーの数日前に立ち寄ってみた。
以前の記憶から、私より少し年上の女将さんの立ち姿を想像しながら店内に入ったら、出迎えてくださったのはシャキッと背筋の伸びた小柄なご高齢の女性だった。
女将さんというよりは、可憐な看板娘という感じ。失礼ながら私はひそかに心の中で「看板娘さん」と呼ぶことにした。

「なにをお探しかしら?」
看板娘さんは、まっすぐに私を見つめて、上品に仰った。
チェリーチョコを買いに来た旨をお伝えすると、陳列ケースに並ぶそれを指さしながら「これ本当に美味しいのよねー私も大好きっ」と満面の笑みでうなずいた。
そして、
「あのね、口に入れてすぐ噛んじゃ駄目よ。すぐ終わっちゃってもったいないから。一度に口に入れて、そのままゆーっくり溶かすの。そうするとね、だんだんチョコレートとお酒に漬けたチェリーが混ざってね…すっごいおいしくなるのよぉ
今本当に食べているかのようなうっとりとした表情と素晴らしい表現力で、ベストな食べ方を教えてくれた。

最後に、茶目っ気たっぷりに看板娘さんは言った。
「手作りだからね、一粒ずつ大きさが違うの。よーく見て、大きいの選んでね


バレンタインデー当日。
夫と一緒に、チェリーチョコを食べた。大きめのものを選んで買ってきたためか、一口で食べるのはちょっと大変だったが、もちろん看板娘さんおすすめの食べ方で

美味しいひとときを満喫した後の夫の言葉。
「本当に美味しいね!来年のバレンタインもこのチェリーチョコがいいな

看板娘さん、来年もよろしくお願いします