いや、緊急でもないですけど、情報が風化する前に記録しときますね。
お隣の国のお話です。
3日の夜、大統領により突然「戒厳令」が発令され、軍により国会が占拠されました。
そうした状況に対し、国会議員が危険を顧みず国会に集結。
緊急で「戒厳令の解除」を決議し、6時間という短時間で、死傷者もなく事態を収束させました。
そうした対応が賞賛され、戒厳令を出した大統領へは非難が集まっている...
というのが大まかな流れです。
私は、3日夜中に、韓国系ユーチューバーの緊張感ある投稿で「戒厳令」のことを知ったのですが、そのまま寝て起きたら終わってました。
それは良いとして、どこかの県知事選挙の影響で、「SNSはウソ情報にまみれている」というのが世間の評価らしいので、メディアの情報を待つことに。
翌5日の朝には地方紙でも1面を飾ってたんですが、結局読まなかったんで、あらためてネットでニュースを探してみました。
■尹大統領、同窓生と戒厳計画か 出身高校「恥ずかしい卒業生」(共同通信)
「恥ずかしい卒業生」というのは、隣国人が抱きそうな感情ですね。
大統領の周りには、信じられる相手が、学生時代からの仲間しかいなかった。ということだと理解しました。
まぁ、事実よりも共感を求めている記事といったところでしょうか。
さて、戒厳令の情報を最初聞いたときに、なぜ最高権力者たる大統領がクーデターを起こしてんの?って疑問が浮かびました。
隣国大統領はかなりの強権を持っているとの話しですが、いったい誰に対するクーデターなのか?
ここで押さえておくポイントは、ほんの約35年前(1987年)までは、韓国は軍事政権だったという経緯。
そして隣国には、前政権のような親中親北派と、現政権のような親米親日派の大きく2つのグループがあり、お隣特有のウリナラ文化とあいまって、激しく対立しているという状況。
(大統領が替わるたびに掌返しが起こるのはそのためです。)
現役大統領としては、国難と言える情勢の中で対応策を打ち出すも、国会が少数与党のため邪魔ばかりされて何も進まない。
切羽詰まって、短絡的に先祖返りしたんじゃないか。
個人的には、そういう考えに至りました。
情治国家ですし、それくらいの事をやっても不思議ではない。
で、6時間で終了。
来る米トランプ政権下で予想される「国家存亡の危機」の当事者となる前に、親中親北派への抗議の意味でクーデターを起こし、失敗する形で大統領を任期途中で辞任する。
そういった腹積りなんだろうなと、1人妄想していました。
(経済面で問題山積みの隣国は、米軍駐留費問題が再燃することで完全に追込まれると思われます。)
この流れで、李在明氏が次の大統領となったら、まさに「最悪な時に、最悪の選択をする」と言われている隣国の面目躍如ですね。
中韓亡国論が言われて早20年。
それが露骨に目に見えだして来た昨今。
これくらいのスパンで世界は動いているんだなぁと思った次第です。
そう言えば、昔ボートピープルとかいうのがあったんですが、日本の水際対策は大丈夫なんでしょうか...
と、ココまでが前置き。
で、このニュースですよ。
■「非常戒厳」軍が選管庁舎に “不正選挙疑惑”で 韓国メディア(NHKニュース)
昨日、あちらのメディアで報道されたみたいですね。
韓国系ユーチューバーの投稿にあったんですが、今回の戒厳令に対し、米国は「聞かされていない」としか発言していないとのこと。
本来米国は、民主主義の守護者を標榜している国ですから、何らかの非難声明を出しても不思議ではないんです。
米国防長官の訪韓が調整されていたタイミングですので、関心がないということもないでしょうし...
まぁ、バイデン政権もレイムダック状態でしょうから、今更感があるのかもしれません。
で、米国と言えば思い出されるのが、4年前の米大統領選挙。
あの時も、「選挙の結果について保守系のユーチューバーなどが「不正選挙」だったと一方的に主張」していました。
私も、そうした陰謀論者の1人だったり。(笑)
当時、私も思うところがあったし、思考を進めていた部分もあったのですが、かなりネットの雰囲気が荒れていたので、記事にするのを止めました。
4年が経ち、状況も一変したんで、後出しジャンケンになるけど、そろそろ書いてみようかな...
(^_^;)
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