イクボスならぬイクブカ

今の仕事が微妙に居心地が悪いことの一つに
所属部署に子育て中の人が私を除いて2人しかいない、
ということにある。

いや、前からそうだったと言えば、そう。
全国的にCWは若い。

3つほど理由がある。
都市伝説も混ざっているけれど。

・どこの自治体でも『生活保護』『用地回収』『税の取り立て』は三大嫌われ部署である。
そのため、異動希望者がほとんどいない。だから、新人にさせる。
・若いウチは残業代が安い。残業が多いから若手にさせる。
・生活保護は『他法・他施策優先』いろいろな法律を扱うから新人研修に都合がいい。

らしい。

だから、包装市にいた頃から、
圧倒的に若手が多く、今の世の中の風潮もあって、
既婚者や子育て中、というのは、少数派だ。
生活を支援するのに、その生活がよく分からない。
下手をすれば、自分で家賃を支払っていないのに
家賃滞納で立ち退き・転居指導、なんてことをしなくてはならない。

私もたかだか、メアリー1人。
健常児の子育ても知らないし、言えない部分もあるのだが、
そこは、仕事。
それは、皆さんも皆、そうやっている。

しかし、なんとなくかみ合わないことも多い。
説明しがたいが・・・

ただ、この環境、イクボスは無意味。
隣の部署のパートさん、と私だけが育児中。
まあ、この3人、みな、同じような年齢である。
ボスは私の２つ上で、パートさんは2つ下。

で、私は一人、パートさんは二人、ボスに三人・・・そして、全員、女の子である。
そして、ウチもそうだが、子どもの年齢が高校生前後・・・
ボスもパートさんも上の子は成人している。

ただ、ボスは下の子が小学生らしい。

で、先日はボスの子がインフルエンザにかかった、ということで、
ぼすの方からご相談があった。
別にお休み、どーぞ、どーぞ、なんだけど。

ただ、昨今、若者があんまり、結婚もしなければ、少子化、でしょう？
『ボスが育児に理解がある。』というより、
『ボスの育児に部下が理解を示す』じゃないと、
やっていけない部分も多いのでは？
晩婚化でそれなりのポジションになってからの育児もあると思うし。

別に独身者にしわ寄せが行ってる、って風でもないけどさ。
元々独身者が多数の職場なんだし。

でもさ、経験してきた人ならともかく、
経験がない人が理解するって、難しいんだよね・・・
もちろん、経験してきたら変に厳しい人もいたりしてね、
経験があればいい、ってモノでもないけどね。