リニューアル☆姐さんの日記帳 gooバージョン

長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものこそ思へ

現実が受け入れられない・・・

2014-07-06 17:30:46 | 子育て
大きな枠で言えば、
『子どもの障害の受容が出来ない』んだと思う。

今年、放課後等ディサービスを作って、順調に軌道にのっているが、
私の考えていたモノと全く違うモノが出来上がってしまった。

それはそれで、イイコトなんだとは思う。
地域のニーズは重症心身障害児の放課後を過ごす場所・・・

要は、中度の子が殆どいない、という現実なんだよね。
まだ、交渉区にいた頃から、
「重度の子と軽度の子の間を行ったり来たり・・」はしていたけど、
どこかにはいるんだと思っていた。

ところが、どこに行っても少ない、という現実。

私はコレが受け入れられないんだと思う。

少数派のために『集団サービス』はもっとも不向き。

『個別サービス』じゃなくて、仲間が欲しいんだけど、
その仲間を見つけるのが難しい。
たまにいる仲間が同じニーズを抱えている、とは限らない。

だから、学校もジャストフィットしないし、
高校も悩むし、
水泳もジプシーだし、
放課後等ディも上手くいかないんだと思う。

それでも、どっちかと言えば、軽度の子たちの中にいた方が良いとは思う。
学校はそうだしね。

そもそも放課後や夏休みは1人ででも、友達とでも過ごせる軽度の子たちは
福祉サービスを必要としていない。
福祉サービスを必要とするのは重度の子メイン。
中度の子は短時間なら大丈夫だけど、丸一日は無理。
だから、本当は学校で、部活でもあると、何とかなるんだけどな。

水泳も普通のこの中に入れる軽度の子は普通のスポーツクラブで、いい。
重度の子の水慣れクラスはある。
真ん中の子の水泳指導、となると、極端にニーズが減る。

ニーズが少ないのに、ウチが希望しているのはグループなんだよ。
個別じゃないんだよ。

そもそもの母数が多ければ、探せば見つかると思うけど、
母数が少ないから、更に減る。

中~軽度の子のための放課後等ディをイメージしていた。
学童卒室後、長時間1人で留守番はちょっと・・・という子を思っていた。
ただ、その層、無茶苦茶薄かった。
ニーズがあるのは支援学校の子だった。

それは、単に現実・・・

数が少ないから、情報も集まらない。
同じ立場の子がどうしているか話し合いたくてもいない。
いない、いない、いない、いない、本当にいない。

こっち行けば、軽度の子ばかり。
こっちに行けば(特に福祉サービスを必要としている子たちの事業所は重度が多い)重度の子ばかり。
ジャストフィットしない、というのは長年の悩み。
しかし、コレは、一生続く・・・


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。