そうか？すごいことかも・・・

プチ姫は自閉症・・・
見通しが立たない人生が不安になる。
だから、将来の見通しを立てたがる・・・

中学校に入ったばかりなのに、「中学校、卒業したら・・・？」なのである。
そのため、先日、特別支援学校高等部に出向いた。
今度は「高校、卒業したら・・・？」
「お仕事だよ。」

「お仕事、終わったら・・・？」って聞かれたけど、
「お仕事は3年とかで卒業しないんだよ。
65歳まで、働くんだよ。」と教えた。

というわけで、将来が気になるため、「保育園でお仕事します。」と希望している。

元々はママが
「そんなに保育園が好きなら、保育園で働きなさい！！」と言われ、
その気になっただけである。

まあ、『保育士』は無理だろう。
もう少し、頭が良かったら、私も考えるが。

保育園で、掃除でも、
調理補助でも、布団乾燥でもなんでもいい。
はしくれで働いてい欲しい。

プチ姫は保育園でのお仕事は遊べると思う。
とはいえ、絵本を読んであげたり、手遊びをしたりは出来るため、
それなりに合間にサポートすることは出来ると思う。

と、いうわけで、夏休みも児童館の『夏休みサポートボランティア』に応募した。
乳幼児と遊ぶ中高生のお兄さん、お姉さんを募集しているから。

という話を友達にしたら・・・

「普通の中学生がそうまでして、大人になってからのことを考えていないじゃない？
すごいね。」と言われた。

そうか？
普通は、逆に考えなくてもいいんだ。
考えずに生きていけるんだ。
プチ姫は考えないと生きていけない。

将来のことをしっかり考えないと困るのは
見通しの立たないと不安になる障害特性だ。
ある意味、「考えていない」方が普通なんだ。

というわけで、プチ姫、大人への階段を上っています。