神社を訪れると、明治の神仏分離政策によって、神社の整備が進められたことが分かるものがあります。分離政策の結果、地域によっては他社が合祀されることになった神社もあります。次に印象的なのは、戦役に関するものです。徴兵制によって一般の人々が兵隊になるということは、それぞれ地方の集落からも出征兵士を送り出すことになります。そんな地方の神社には、明治時代の記念物を見ることあります。日清日露の戦捷記念を刻んだ狛犬などが奉納されているのです。そして、戦利品として下賜されたらしい砲弾のような記念物が納められてることもあります。長く平和が続いた江戸時代の終わりとともに、行われた海外との戦争です。近代兵器による過酷な戦争ですが、その勝利を一般の人々がどのように理解していたかが伝わるものです。

30秒の心象風景20498・征路紀年~リカちゃんの旅・龍野~
https://youtu.be/F88VJSJj3iI

30秒の心象風景20498・征路紀年~リカちゃんの旅・龍野~
龍野神社の境内に、砲弾の記念碑があります。
三本脚の台座に、金属の砲弾が乗せれています。
明治時代には、戦利品として下賜されたものがあったよ...
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30秒の心象風景20498・征路紀年~リカちゃんの旅・龍野~
https://youtu.be/F88VJSJj3iI