全国的に最強の寒波が来るという気象情報に、明日はどうかと思って迎えた朝です。一面真白な風景になっていたのです。といってもニュースで流れるような豪雪ではありません。道路は真っ白にはなっていますが、側溝の蓋が並んでいるのは見えるし、マンホールの丸い蓋も見えています。これなら大丈夫だなと思って、予定通りの行動で、ガソリンスタンドへ給油に向かうと、何と吹雪になったのです。ガソリンスタンドに着いたときには、フロントガラスは真っ白で、給油待ちの間に拭いてもらえたのですが、すぐにまた雪がつき始めます。まあこの程度の雪ならいずれ止むだろうと思って、予定通りの経路で目的地に向かおうとすると、吹雪は激しくなりフロントガラスは真白になったのです。そして、ワイパーは動きが変なのです。昨夜の寒さが影響したのでしょう、ゴムの部分がガラスの面にうまくそわず7割くらいが空振り状態でうまく雪がとれません。道路の雪もどんどん厚くなってきて、これは危険と思って道を変えて帰路につくことにしたのですが、信号の前で少しブレーキを踏んだら、「ガガガガ」これはやばい、数メートル滑ったのです。自動車で踏み固められた雪は凍っているようです。そして、吹雪も続いています。徐行で、後続車が近づかないことを祈りながら運転を続けることになりました。そして、2キロほどの道を進み、ようやく自宅にたどり着くと雪は止んだのです。しかし、その後も、晴れたり、吹雪いたりを繰り返す天候が続いています。道は白さを増しています。これは車での移動は危険だと予定を諦めたのです。そして、3時間ほど経ったお昼頃になると、ようやく白い道が減ってきたのです。
30秒の心象風景30038・白い道~雪の朝~
https://youtu.be/U8S3jJJ33ak