仏塔巡りの旅では、さまざまな風景を撮影してきました。仏塔を持つ寺院の多くは古刹と呼ばれる古い由緒を伝え、開放的な広い境内を持つものが多いです。聖徳太子の信仰を持つ寺院の多くが、太子信仰によって広い境内を維持してきたようです。代表は法隆寺です。大坂の四天王寺も特別な存在でしょう。兵庫県内では鶴林寺と斑鳩寺がそのような存在と言えます。いずれも古い伽藍建築を維持してきた歴史があります。斑鳩寺では、三重塔と鐘楼が境内を彩る象徴的な建物になっています。寺の周囲は民家が迫り、人々の生活圏の中にありますが、仏塔と鐘楼の並ぶ風景には、奈良時代以前からの歴史を感じます。
30秒の心象風景27375・塔のある風景~斑鳩寺~
https://youtu.be/p-UYnoPXcOg