相生から赤穂へ向かうには大きな峠を越えることになる。超えた先は坂越という町である。坂越は古くから栄えた港町で、今では赤穂の一部になっているが経済的にも裕福で繁栄した港町だった。その中央には港から赤穂方面への文字通り大きな道「大道」がつけられている。そこから一歩旧道に入ると道幅も狭く、人が歩いて通れるだけの道が多い。江戸時代以前まで、町の交通手段は港を中心とした船であり、他の町に向かうのに船を利用するのが通常であれば、陸上の道が広がるはずもないだろう。現在では、隣の相生から向かう道があるが、それが大きな峠道なのは、港町には、陸上の交通は必要なかったからであろう。海岸も険しく道がつけられたのは工業地帯としての整備のおかげかもしれない。人が歩いて通るところではないことを実感する車道が続いている。

30秒の心象風景7278・海岸沿いを~相生から坂越へ~
https://youtu.be/pXP00ovWv3k

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