フィットがマイナーモデルチェンジ!2モーターハイブリッドシステム e:HEVのモーターの最高出力が高められたほか、フロントデザインの刷新、安全運転支援システム Honda SENSINGの機能が追加されています。
ホンダ・新型フィット e:HEV HOME(4WD)
>>ボディカラー:プラチナホワイト・パール(有償色)
今回のマイナーモデルチェンジで、標準系モデルのフロントデザインが大きく変更されました。フロントバンパーが一新され、アッパーグリル及びロアグリルの形状も従来モデルとは異なる直線的な水平基調のデザインとなっています。
刷新されたフロントデザイン@HOME→
上部のグリルは、従来モデルでは、開口部に向かって内側へと折り込まれるような形状で、Hエンブレム上部にエッジを効かせたプレスラインが配されていましたが、今回丸みのある形状に変更され、開口部も直線的な形状に変更されています。→Hエンブレムのベース部もブラック樹脂のベースパネルが新採用に。
下部のグリルは、新型ではロアグリルとサイドガーニッシュが一体化されたデザインに変更されています。従来モデルは、サイドのガーニッシュ部分とロアグリルが分割される形状となっていましたが、今回、一体成型に!バンパーコーナー部に向かって若干上下に広がる形状が用いられることで、ワイドな印象を持たせつつ、表情が引き締められています。
フロント側のナンバープレート取り付け部分にも注目でして、今回、ロアグリルと一体となり、ナンバープレート上部周りまでブラック樹脂となっています。→ちなみに、フロントソナー(バンパーコーナー、ロアグリル:4か所)は従来モデルと共通。
意外と注目なのが、フルLEDヘッドライト(HOMEは標準装備)でして、プロジェクターランプを囲むように備わっていたシルバー&メッキ加飾が廃止となり、新型では、ヘッドライトのインナー部分と同一のハイグロスブラック加飾に変更されています。
また、安全運転支援システム「Honda SENSING」も機能が進化していまして、トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)、急アクセル抑制機能が新たに設定(標準設定!)されています。→ちなみに、新型では、ハーフシェード・フロントウインドウが廃止となりました(遮音/UVカット機能は継続)。
サイドでは、サイドウインドウ周りのピラーガーニッシュが、従来の光沢感のあるハイグロスブラック仕上げから、通常のマット仕上げのブラック樹脂パネルに変更されています。こちらはグレードに限らず、BASIC、LUXE、CROSSTAR、RSもこちらの仕様に統一されています。
2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」の仕様も変更となりまして、モーター最高出力が、従来モデルに対して+10kW(+14PS)の90kW(123PS)に向上しています。→発生領域(3500-8000rpm)及び最大トルク(253N・m)の変更はありません。
続きましてインテリア。こちらも細かな変更がありまして、まずは、メーターパネル周りです。従来モデルでは、メーターの明るさを調整するボタン式スイッチがメーター左側に備わっていましたが、新型では廃止となり、ステアリングスイッチ(左側)のダイヤル式スイッチでの操作に変更されています。
そして、HOMEには、新たに「フロントアームレスト付コンソールボックス」が採用されました。今回、センターコンソールボックスの形状も一新され、従来とは異なり、センターコンソールとの一体成型になり、ドリンクホルダーと小物入れが追加(シフトパネルとアームレストの間)されています。
そして、フロントシートベルトも仕様が変更されていまして、従来モデルでは、シートベルトのアンカーの高さを調節する機能(フロントアジャスタブルシートベルトショルダーアンカー)が付いていましたが、新型では、助手席回転シート車を除いて全車で廃止されています(アンカー固定式に変更)。
このほか、リヤドアのパワーウインドウガーニッシュが、従来のピアノブラック加飾からブラック樹脂の素地仕上げに変更されています。ちなみに、フロントシートのサイド部の素材も変更されていますのでこちらも要チェックですよ~!→今回より、HOMEは、ブラック内装が標準設定となり、グレー系の内装色は、新たに「プレミアムライトグレーインテリア」としてメーカーオプション設定となりました。