今回は、一部改良が実施された新型オデッセイ、新デザインとなったフロントグリルの採用をはじめ、電動化された2列目シートの新設定、そして、黒を基調とした新タイプ「BLACK EDITION(ブラックエディション)」が登場しました。
ホンダ・新型オデッセイ e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION
>>ボディカラー:プラチナホワイト・パール(有償色)
今回の一部改良で新デザインのフロントグリルが採用されています。従来は、上部の太いクロームモールがグリル開口部を覆う形状となっていましたが、新型では開口部が上側まで広がり、太い黒いグリル枠が設けられています。Hエンブレム周りのフレームもより太く。
また、開口部内のメッキバーは、従来の4本→「5本」に変更され、バー自体も均一の太さに改められ水平基調に、あわせて、表面に凹凸デザインが施されています。そして、Hエンブレムは、より前方に、直立した配置となったことで押し出し感のあるデザインに進化。
こちらの新タイプ「BLACK EDITION」では、フロントグリルが「ブラッククロームメッキ」となるほか、「ブラッククロームメッキモール付」のフロントバンパー(ロアグリル内のモールがブラッククローム化!)が備わり、ヘッドライトリフレクターも「ブラックアウト」化されています。
ドアミラーは「クリスタルブラック・パールⅡ」に変更されていまして、ドアミラーカバーのみならず、今回ベース部分(アーム部)もクリスタルブラックに塗装されているのが特徴です。アウタードアハンドル及びドアロアーガーニッシュは「ブラッククロームメッキ」に変更されます。
足元には、e:HEV ABSOLUTE・EX同様に「18インチ ノイズリデューシングアルミホイール」が装着されますが、BLACK EDITION専用カラーとして「マットベルリナブラック」が採用されています。ちなみに、給油キャップ(フューエルキャップ)は、一部改良で海外仕様のもの(英語表記による注意文がプリント)に変更されています。
リヤでは、BLACK EDITION専用にリアライセンスガーニッシュが「ブラッククロームメッキ」化され、特徴的な「リアコンビネーションランプ〈スモーク〉」が組み合わされています。また、リヤバンパーにも「ブラッククロームメッキモール」が採用されています。
こちらのBLACK EDITIONには、今回バックドア右下側に「BLACK EDITIONエンブレム」が装着されています。ABUSOLUTEエンブレム下側に配置されたことで、従来モデルで同じ位置に装着されていたe:HEVエンブレムがより下側に移設されました。
フロントウインドウ上部に備わる「フロントカメラ」が広角化された最新型に変更(フロントガラスも変更)!従来より検知対象が拡大されまして、新たに「交差車両」、「右折時の対向車」、「横断自転車」、「二輪車」、「夜間の歩行者」の検知が可能となっています。さらに、Honda SENINGの新機能として「近距離衝突軽減ブレーキ」、「オートハイビーム」、「急アクセル抑制機能」が追加となりました。
Honda SENSINGの進化に伴い、操作スイッチが運転席横に備わっていましたが廃止となり、スイッチ配置も見直されています。ちなみに、今回の一部改良にて、エンジンの樹脂カバーに備わっていたプレートが廃止され、細かなケーブルの色が変更されたり、コーションプレートも英語表記(HONDA MOTOR CO.LTD.)に変更されています。→今回より中国での生産となるため「MADE IN CHINA」の表記も。
インテリアでは、スイッチ式となる「エレクトリックギアセレクター」がオデッセイ初採用!あわせて「減速セレクター」も新たに設定されています。減速セレクターがステアリングに備わったことで、アクセルオフ時の減速の調節が可能になっています。→こちらのステアリングホイールは、BLACK EDITION専用の「ピアノブラックガーニッシュ付」となります。
インストルメントパネルとフロントドアパネル、スライドドアパネルには「黒木目調」がBLACK EDITION専用装備として新たに採用となり、 エアコンパネルガーニッシュには「ブラッククロームメッキ」もBLACK EDITION専用加飾として配されています。
インナードアハンドルにも注目でして、こちらのBLACK EDITION専用の「プラチナクロームメッキ」仕様となっていまして細かな加飾変更が実施されています。今回、新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」がオデッセイとして初めて採用されていますのでこちらも注目ですー。
※コネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」に対応(最短1か月から利用期間が可能なサブスクリプションサービス)。スマホからリモートによるエアコン操作のほか、車内Wi-Fiの利用も可能です。→Honda CONNECT対応ナビの装着が必要。
そして、今回、「ルーフライニング&ピラーライニング〈ブラック〉」がBLACK EDITIONに採用されていまして、ルーフライニングのみならず、サンバイザー(バニティミラーを含む)、オーバーヘッドコンソール、エアコンダクトガーニッシュ、アシストグリップ、シートベルトホルダー等も全てブラックアウト化されています。
一部改良により、POWERスイッチの発光色が「ホワイト色」に変更されたほか、e:HEV ABSOLUTE・EX以上のグレードには、「本革シート&インテリア」、「ワイヤレス充電器」、「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」などが標準装備となったのもポイントです!
今回の一部改良で大きな変更点としまして、注目なのが2列目シートに「4ウェイパワーシート」が採用された点でして、オットマンとリクライニング機能が電動化されています。全グレードで標準装備となっていまして、シート内側は固定式の大型アームレストが装着なるほか、加飾パネル(ミニテーブル)が備わり高級感も向上。
オットマン及びリクライニング操作はシート側面に備わるスイッチにて操作が可能です。こちらにはシートヒータースイッチも合わせて備わります。また、電動化されましたが、3列目シートからの降車を容易にするスライドレバーや降車スイッチ等も完備されていますので3列目使用時の使い勝手も考慮された仕様に。
このほか、シート足元に「USBチャージャー(Type-C)」がそれぞれに装備され、シート間には「折りたたみ式のセンターテーブル」が装備されます。ちなみに、センターの大型アームレストは、ISOFIX/i-Sizeチャイルドシートが取付できるように取り外すことができるようになっています。