マツダの小型商用車「ボンゴ」がフルモデルチェンジ!新開発1.5Lガソリンエンジンの採用や衝突回避支援システム「スマートアシスト」等の先進安全技術も導入されています。
マツダ・新型ボンゴバン DX(4WD:5MT)/新型ボンゴトラック DX(4WD:4AT)
>>ボディカラー:ホワイト
新型ボンゴは、今回よりトヨタ自動車からOEM供給車(タウンエースバン及びタウンエーストラック)となりました。ラインアップは、ベーシックな「STD」と、装備充実仕様の「DX」の2グレード構成で、2WD/4WDの選択、5MT/4ATの選択が可能です。また、ボディカラーは「シルバー」と「ホワイト」の2色が用意されています。
OEM供給元のタウンエースとの違いも幾つかありますので要チェック!「フロント/リヤエンブレム」がトヨタのTエンブレムからマツダのMエンブレムに変更されます。→Mエンブレムへの変更に伴い、エンブレムベース(ボディカラー同色仕様の楕円形プレート)が備わるのもポイント!バンモデルでは、タウンエース同様にバックドア左側にBONGOステッカーが貼付となります-。
この他、スチールホイールのセンターキャップがMエンブレム仕様に変更されます。ちなみに、タウンエースで備わるグレードステッカー(バックドア右側)及び4WDステッカー(最大積載量上部)は、ボンゴでは非装着となっています。
また、ボンゴトラックでは、車名ステッカーがバンモデルとは異なり、Mエンブレムが備わらない為、MAZDA BONGO表記となるのも注目ですよ~!そして、ステアリングホイールのエアバッグパッド部のエンブレム、キーのエンブレムロゴが、Mエンブレム変更されています。
OEM供給元のタウンエースも、今回マイナーチェンジということで、新たに「LEDヘッドランプ(ハイ/ロービーム:マニュアルレベリング[光軸調整]機構付)+LEDクリアランスランプ」が標準装備となり、衝突回避支援システム「スマートアシスト」も追加されました。スマートアシスト用のステレオカメラがフロントウインドウ上部に追加装着に!
こちらのスマートアシストには、衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能、車線逸脱警報機能、ブレーキ制御付誤発進抑制機能、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームが備わります。また、上級グレードには「電動格納リモコン式ドアミラー(サイドターンランプ付)(ボディ同色)」が新たに設定されているのも新型の特徴です。
リヤでは、LEDヘッドライト同様に、ブレーキランプがLED化された「LEDリヤコンビネーションランプ」に変更されています。ブレーキランプ部が従来のレッドレンズからクリアレンズに変更され、同時に、4WD車及び寒冷地仕様には、右側にLED化された「LEDリヤフォグランプ」が内蔵(リヤコンビネーションランプ内のバックランプと入れ替え)されました。
その為、従来、リヤバンパー右下側に備わっていましたリヤフォグランプ(バルブ式)が廃止されています。→バンモデルに備わるハイマウントストップランプも新たにLED化され、視認性が高められています。ちなみに、トラックモデルでは、ブレーキランプのみLED化されています(リヤフォグランプはバルブ式)。
リヤバンパーには、新たに「コーナーセンサー(リア)」が採用され、バンパーのコーナー部分 2か所にセンサーが追加されています。4AT車では、ブレーキ制御付誤発進抑制機能も同時に備わりますので安全装備が充実しています(5MT車では通常のセンサー機能のみとなります)。
パワートレインも変更となっていまして、小型商用車向けに新開発された「1.5L 2NR-VEガソリンエンジン」が搭載となっています。燃焼効率向上とエンジン内部のフリクション低減などが図られています。新たに「アイドリングストップ機能」も追加され、改良前モデル比で約20%向上!→「平成30年基準排出ガス50%低減レベル」達成。
足元も実は注目でして、従来モデルでは13インチスチールホイールが標準設定となっていましたが、見た目は大きく変化していませんが、ホイールがサイズアップされ、「14インチスチールホイール(165/80R14 97/95N LTタイヤ&14×5Jインチスチールホイール)」に変更となりました。→タイヤは、ダンロップ SP LT30A。そして!今回、「VSC&TRC」が追加され、「緊急ブレーキシグナル」も採用となりました。
新型ボンゴバン DX@インテリア→
インテリアでは、スマートアシストの機能に対応する為、メーターパネルにマルチインフォメーションディスプレイの追加と警告灯等を含むインジケーターが追加されています。→ちなみに、基本デザインは従来モデルから継承されていますが、パネル左上部には、スマートアシストに関わる表示灯とアイドリングストップ機能OFF表示、TRC OFF表示が追加され、右側にはオートハイビーム表示が追加され、大型化されたマルチインフォメーションディスプレイが備わります。
そして、今回、新法規の導入に伴い、「オートライト」が標準設定となったのもポイントでして、オートライト用センサーがダッシュボード右前に増設され、ライトスイッチも常時AUTOポジションとなる仕様に変更されています。運転席右側のスイッチパネルも一新されていまして、新スイッチの増設のみならず、下部に備わっていた収納スペースも廃止されています(ETCユニット取付スペースが増設!)。
運転席右側に備わるスイッチパネルには、新たにスマートアシスト用スイッチ、VSC&TRC OFFスイッチ、アイドリングストップ機能 OFFスイッチが追加されています。今回の大きな変更点としましては、インストルメントパネルにカップホルダーが備わったことです。助手席側は特に、造形が大幅に変更され、カップホルダーとオープントレイが設置されています。
また、センターコンソールも仕様変更となりまして、従来モデルでは前方にカップホルダーが備わっていましたが、新型では、インパネ左右にカップホルダーが増設されたことで、こちらが小物入れに変更されています(小物を入れてもカタカタ音がならないようにフェルト生地付き!)。