急遽、本帰国が決まったので、大慌ての我が家です。
6月11日土曜日、補習校もharu-madoにとって最後になりました。
(補習校は、アメリカの現地校の夏休みと重なるように、6月から7月に夏休みがあります。)
madoは、この日 『七夕の日』で、浴衣を着ることになりました。
日本のおばあちゃん(←こういうと、叱られる、haru-mado)に、6月に送ってもらった浴衣。
日本では、少し浴衣の販売には早いため、けっこう探し回った様子。 アメリカで着れてよかったね。
七夕の由来について、紙芝居やクイズがあり、子供たちも興味深々の様子。
こういうのを見ると、『やはり、週1回でも、日本人幼稚園に通ってよかった』と痛感します。
七夕の歌も知らなかったmadoですが、この日から毎日歌ってます。
この後、S先生が、madoのお別れ会を開いてくれました。 madoもうれしそう。
らいおん組のみんなにカードを渡すこともできました。
そして、体育担当のK先生が、『おかあさん、七夕の短冊見ましたか?』といわれ、見たmadoの短冊。
『mado かえらない』の文字が・・・・。
K先生、副担任のY先生とともに、号泣・・・・。 もう、やめてよー先生!!
たった週に一度の日本人幼稚園ですが、madoは毎週金曜の夜になると、
うれしくて眠れなかったほど楽しみにしていました。
小さな子供であろうと、日ごろ、現地校で少なからずストレスを抱えて生活しています。
そんな子供たちのオアシス的な場所です。
そしてここは、とても大事な幼児期に必要な『日本人の文化』を教えてくれる場所であったということでした。
先生方、お世話になりました。 どうぞ、これからも、このすばらしい幼稚園を続けていって欲しいと願っています。
☆以下は、私の個人的意見です。 5年間 アメリカで子育てをしてみての感想です。
人それぞれ、いろいろな意見があると思います。
ただ、今感じていることを、私なりにここに記しておきたいと思います。
『週に一度だから・・・・』という理由で、お子さんを日本人幼稚園に行かせるのを
ためらっている親御さんがいるとしたら、
私は、『週に一度でも! 日本文化に触れさせてあげて』といいたいです。
『家庭で、日本語を話していれば、日本文化に触れていると同じこと』と感じているのなら、
それは少し違う気がします。
日本で育った親が当たり前に思っている日本文化の小さなことが、アメリカで育っていく
日本人の子供たちには欠けがちです。
この幼稚園は、週に一度だけなのに、本当によく考えられて運営されていると思います。
一度、覗いてみてはいかがでしょうか?
子供たちの目の輝きをみれば、分かってもらえると思いますよ。
HPはこちらです。 → http://www.ukjpk.org/