アラビア語に興味があります。

 イランはペルシア語の国です。トルコはトルコ語で、現代トルコ語はローマ字で表記されます。

ベイルートの国立博物館

2009年09月19日 22時45分14秒 | アラブ・中東の現地の話

  


 レバノン滞在中に、国立博物館に行ってみた。NHKアラビア語会話のレバノン編(講師が師岡カリーマ・エルサムニーさんとアブドーラ・モーメンさんだったとき)で、カリーマさんがここに立ち寄る場面がある。カリーマさんが、写真を撮って良いか係員に尋ねるが、撮影禁止の札が出ていることを言われ、すみませんと謝る、というスキットだ。
 そのとき、画面上部に、
「これは2005年11月に撮影されたものです。」
といった意味の字幕が出るので、何かなと思っていたら、2009年夏の時点では、カメラ持ち込み自由(追加料金取られず)、写真撮影が禁止でなくなっていた! ただし、フラッシュを焚くと注意される。
 エジプトっぽい展示品もあり、嬉しくなって、ばちばち撮ってしまった。

スターバックスのレバノン杉のマグ

2009年09月19日 22時15分28秒 | アラブ料理その他
 スターバックスのスフィンクス・マグに続き、レバノン杉マグをゲット致しました。クリックで拡大。

 


おしん

2009年09月17日 13時00分35秒 | アラブ・中東の現地の話
 2009年9月15日、エジプト考古学博物館前にて。クリックで拡大。

ただいまベイルート

2009年08月31日 07時10分07秒 | アラブ・中東の現地の話
 更新が滞っておりました。今、ベイルートにおります。
 レバノンというのは、アラブの国らしくない雰囲気で、ちょっととまどい気味です。ラマダーンだというのに、あんまりそんな空気もありませんし。
 また、金曜日が平日で、日曜日が休日なのです。びっくり仰天です。

 さて、昨日(土曜日)は、タクシーを借り切って、新世界の7不思議候補のジェイタの洞窟などを見てきました。ハリッサとかベイト・エッディーンなどなどのほか、
「バールベックにも行きたい」
と言ったところ、タクシーのおじさんが顔色を変えて、
「ヒズボラ、ぼぉん、ぼぉん! デンジャラス」
と言うので断念しました。

 ハリッサで、ロープウェイとケーブルカーを乗り継いで山を登り、さらにマリア様の像に登ったところで、思いがけず、中東の国際関係専門の研究員の方に遭遇! びっくり。レバノンに発たれる前にハガキはいただいていましたが、まさかこんなところでお会いするとは!
 そのとき、「ヒズボラ、ぼぉん、ぼぉん! デンジャラス」の話をしたところ、
「たぶん、そのおじさんはマロン派のキリスト教徒でしょう。
 だから行きたくないんですよ」

 確かに、地球の歩き方には、南部が危ないことは書かれていましたが、北部はそんなに(もちろん場所にもよりますが)危険ではないような話でしたし、そうか、キリスト教徒だから、ヒズボラに関わりたくないのね、と納得。そういえばラマダーンなのに、サンドイッチばくばく食べていたものね。

 研究員の方と別れ、タクシーに戻って、運転手さんに、
「おじさんは、キリスト教徒ですか?」
と尋ねてみたら、
「ドルーズ教徒だ」
と言われて、さらにびっくり。

 でも、これまで、ドルーズ教というと、カルト的な悪い印象しか持っていなかったので、親切で普通に暮らしているドルーズ教徒のおじさんに会えたのは良かったと思います。

 それではまた~。

ラマダーン カリーム

2009年08月22日 22時39分42秒 | イスラーム
 シリアにおります。シリアは今日(8月22日)から断食月に入りました。ほかの国々はいかがでしょう?

中国国営中央テレビのアラビア語放送開始

2009年07月26日 22時17分18秒 | アラビア語
 7月25日18時13分のNHKニュースによると、中国国営の中央テレビが、本来、来年1月からの予定だったアラビア語放送を、急遽、昨日25日から開始したとのこと。新疆ウイグル自治区での暴動事件で、アラブ諸国からの中国への反発が強まったことへの対応策のようだ。

 中央テレビのアラビア語放送は、中国のニュース番組、教育番組、娯楽番組などを、アラブ諸国に向け、毎日24時間、衛星放送する。初日は、北京のモスクでの金曜礼拝、中国の農業政策のお陰で豊かになったウイグル族の農民といった、アラブやイスラーム教徒が、中国に好印象を持てるような内容の番組が多かったらしい。

古代エジプト美術館

2009年07月26日 01時18分05秒 | アラブ文化など
 アラブとは一寸ずれるが、渋谷に、古代エジプト美術館が開館。開いているのは、基本的に、週末と祝日の、それも午後のみ。ただし、予約すれば、それ以外の曜日・時間帯に貸切ということも可能だそうである。

休憩

2009年07月04日 12時57分21秒 | アラビア語
 先日、1年生の男の子に、
「イスティラーハって何ですか?」
と聞かれたので、
「休憩」
と答えたところ、
「何だ、10形かと思った」
と、辞書を引き直そうとするので、慌てて止めた。

揃っていなかった!

2009年06月27日 23時10分26秒 | アラビア語
 Encyclopedia of Arabic Language and Linguistics全4巻、揃った!…と思っていたら、ぬか喜び。今日、モンゴル語の先生に、Index Volume のあることを教えていただき、先程、慌てて注文したところである。

【追記 2009/7/26】過日、モンゴル語の先生から、まだ、forthcoming でしたねとメールをいただいた。おかしいな、amazon.com で注文受け付けてたけど?と思っていたところ、そのアマゾンから、書籍が入手できなかった、何なら予約をキャンセルしても良いですよとメールが来た。キャンセルする気は毛頭ないが。果報は寝て待とうかな。

ウィキペディア・マスリー

2009年06月13日 20時14分07秒 | アラブ関係URL
 wikipediaにエジプト・アラブ語版との記事。ويكيبيديا مصرى は、アラビア文字で書かれたアラビア語エジプト方言のウィキペディアだ。一部にアラビア語エジプト方言の記事が交じるドストール新聞とともに、注目していきたい。

Obama Today with Arabs

2009年06月13日 11時08分51秒 | アラブ関係URL
 カイロ在住latifaさんによる、アラブ視点のObama Watcher's Blog Obama Today with Arabs が開設された。さっそく、オバマ米大統領演説「新しい始まり」日本語訳(カイロ大学での演説の全文和訳)がアップされている。

【追記 2009/06/17】http://blog.livedoor.jp/cafearabia/ に移転。

 なお、カイロ在住様のコメントによると、在カイロ米国大使館のサイトで、演説の英語原文とアラビア語訳が閲覧可能。アラビア語訳は:PDF版html版

アル=キターブ・ル=アサースィー第3巻新版

2009年06月07日 12時28分02秒 | アラビア語
 الكتاب الأساسي (アル=キターブ・ル=アサースィー al-kitaab al-asaasii)第3巻の新版が出たという記事があり、記事中のALECSOへのリンクをたどる、確かに新版の注文ページが出現。
 しかし、記事によれば、この第3巻新版は、エジプト国内でなければ入手困難であろうとのこと。さらに、第2巻と同様、CDが付いていないことを、DVD付きのAl-Kitaab fii Tacallum al-cArabiyya と比較し、「fail」と断じている。(第1巻はCD付き。)

アラビア文字の数字の覚え方?

2009年05月29日 06時16分40秒 | アラビア文字

 とあるクラスで、アラビア文字の数字を覚えるための絵というのを教えていただいた。お話から再現すると、写真のような絵になるが、煙草の煙が11なのが気になる。10=「١٠」にすれば、ゼロも含まれることになって良さそうだけれど…。

湾岸協力会議(GCC)の通貨統合、さらに失速

2009年05月24日 14時41分47秒 | アラブ・中東の現地の話
 2009/5/21のロイター電によると、20日に、アラブ首長国連邦(UAE)が湾岸協力会議(GCC)の通貨統合計画からの脱退を表明。昨年末の時点で既にオマーンが外れており、UAEが脱退すると、残りはたったの4カ国(バーレーン、クウェート、カタール、サウジアラビア)。ただ、UAEは、統合参加条件のインフレ率の基準を満たしていない国のひとつだったという事情もあるが。

 ともあれ、記事によれば、「GCC当局者によると、残りの4カ国は計画が大幅に後退したことを認識しつつも、通貨統合を依然目指している」とのこと。

言語の重要度ランキング

2009年05月24日 02時47分48秒 | アラビア語
 永井俊哉ドットコムというサイトに、「言語の重要度ランキング」という記事があった。内容は以下のようなもの:

1-母語人口と公用語人口
 アラビア語は、母語人口では世界第5位だが、公用語人口では、ロシア語とフランス語に抜かれて7位に転落。

2-話者の経済力
 言語の使用者の総生産を言語内総生産(Gross Language Product)と言うそうだ。計算すると、アラビア語話者の言語内総生産額は世界第8位。ちなみに1位が英語で2位が日本語。

3-話者の文化力
 どの言語によって書籍が書かれたか、どの言語によってウェブサイトが表示されているか、どちらもアラビア語は上位10言語には入っていないが、ネットユーザーの母語を見ると、アラビア語は第8位に位置している。

 永井俊哉氏は、アラビア語等について、「それが話されている地域のほとんどが発展途上国で、学ぶべき水準の高いコンテンツがほとんどないにもかかわらず、話者人口が多く、今後の経済発展が期待されているがゆえに、重要な言語とみなされ、近年、特にビジネス関係者の間で熱心に学習されています。」と結論付けているが、「学ぶべき水準の高いコンテンツがほとんどない」とは暴論ではないだろうか。学ぶべきコンテンツとは、ウェブサイトに載っていたり、新刊書に書かれているものばかりではないはずだ。