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…保護した猫の新しい家族を探しています…

仔猫を保護するということ

2014年05月25日 | 地域の猫たち

ワタシは本当に本当に、仔猫を保護するのが嫌です。

TNRだって、やってれば慣れるものかと思ってたけど、
年々リリースが辛くなってきました。

家猫だけで手一杯だし、近所にはTNRして保護してあげたい猫たちもいるし、
家は狭いし、お金はないし。。。

それに、子猫はすぐ体調を崩すし、ご飯は何度もあげなきゃならないし、
いたずらで危なっかしくて目が離せないし。


だから今回のサビ柄姉妹・色柄三兄妹・キジトラあおいちゃんように別腹で保護するのは、
も~っと、ずぅぅ~っと、嫌で仕方がありません。。。


近所の公園で捕獲した見掛けないサビ猫は、すでに出産後。
「近所の人に怒られても、仔猫を連れてくるまで餌をあげつづけて」と、
いつもお世話になっているボランティアさんから餌袋を手渡されました。





別のボランティア団体さんには「手伝いますから、保護しましょう」と背を押されました。
その団体さんだって毎日猫のために駆けずり回っていて、保護枠も一杯一杯。





お世話になっている動物病院でも、「やるしかないでしょ、協力するから連れてらっしゃい」。

「このまま放っておいたらますます増えて、自分の首を絞めることになるよ」
と言ってくれたのは、ワタシよりもはるかに頑張っている友人。





そうだね、ワタシの地元だもんね。
覚悟を決めるしかないよねぇ。

餌をあげつづけて1ヶ月半。
母猫は姿を現すけど、仔猫は育たなかったのかな…と諦めようと思いはじめたころ、
母猫と共に仔猫が現れてくれました。

生きていてくれた。

そんな最中に、駅前を自転車で通りかかったら仔猫の鳴き声。
見れば、またサビ柄。確実に女の子。

捕獲器を掛けると、別の子が入る場合だってあります。





見なかったことにしようと何度思ったことか。。。

平静を装いつつかなりテンパっているところに、仕事途中の子猫の声。。。あぁ、もう。





色んな人に預かりをお願いしてみたりしたけど、知り合いはどこもすでに多頭飼育。
無茶な保護だと反省しました。
隔離もろくに出来ませんでした。
コクシジウムや猫風邪に苦労しました。

でも、本当に幸いなことに、みなエイズ白血病マイナス、
パルボウイルスも持っていませんでした。

仔猫を保護するということは、そういうこと。

リスクも丸ごと受け入れなければならないということ。

今までは、運が良かっただけ。


ワタシなんかより何十倍も頑張っている現地のボランティアさんたちや、
TNR協力病院の先生方は、いつもこの問題と対峙しながら活動されています。

本当に、本気で、「もうこりごり」と思ってるんですよね。これでも。

でも、いつかTNRなんてしなくていい日が来ることを信じて。
たくさんの人に協力してもらったり、励まされたり、背中を押されたりしながら、
今、自分にできることを、少しだけでも。

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