我が家の台所には草花が浸された瓶がいくつか並んでいる。
植物を砂糖水につけておくと、自然に発酵して炭酸ジュースになる。これは、私は子どもの頃に遊びでやっていて、当時は香水と呼んで飲まなかったのだけれど、10年くらい前にウエダ家のcoboライフという本で読んで以来、我が家のジュースとしてよく作っている。
面倒なことは何もなく、サッと洗ったお花や葉っぱに、砂糖とナチュラルウォーターを注ぎ蓋をして、発酵するまで数日、時々瓶を振るだけ。飲んで甘いときはまだなので、美味しいけれどもう少し発酵を待つ。水道水だと、殺菌されてしまい発酵しない。
先日、これに近い方法でヨーグルトをつくれると伺った。
瓶に豆乳とミントの葉を入れて、湯煎で40度ぐらいに温めたら、タオルで包んで2日おく。とても簡単に美味しいヨーグルトができた。ローズマリーでも、クローバーの花でもできた。ハーブの香りが強くなりすぎるので、あまり葉っぱを入れすぎない方が良い。香り良いので水分を濾したらハーブチーズっぽく使えそうだな。
植物と仲良くすることは簡単で、お金もかけずに健やかさを学べる。いつのまにか、子どものザラザラだった肌までがすべすべになってきている気がする!
人間の身体も、さまざまな微生物や菌のバランスで成り立っているのだろう。
自然の色は美しく、心地よい香りで幸せ!