おどるなつこ 「あしおとがきこえる?」

タップダンサー・振付家おどるなつこの日常から浮かびあがることばを束縛せず書きとめています。2005年開設。

絶賛仕込み中!

2020-08-21 | あしもとからの思索
昨晩はYOXOのイノベーションスクールの発表がありました。
私はただでさえ説明が苦手なのに準備不足で、なんかまた、ただアツく喋るだけになってしまいましたが、ほかの方々の冷静な分析や証拠の積み上げ的なプレゼン、とてもおもしろかったです。どんな仕事にも新たなアイディアが生まれ、そこから一歩、踏み出すか踏み出さないか、なのだろうな。

この夏はあしおとでつながろう!プロジェクトの新事業準備と法人設立準備で、日々動いています。ブログが1日おきになっているのもそのためです。メンバー一同力尽くしていますので、もう少ししたら、お知らせなど公開していけると思います!

そのなかで、これまでしてきたことが積み重なって今がある、と思う傍ら、それにしても、日本ではアートとはちょっとした飾り物程度の位置づけなんだな、ということがコロナで炙り出されたことが、ボディブローのように効いています。

体験しやすい価格で、日常的にアートに親しんでほしいというのは、ライブアーティストの良心だと思います。売れてる売れてないとは別の次元で、高額な大型公演を目指すこととは別に、ライブハウスのような気軽で日常的な場で、クオリティを追求しているミュージシャンがたくさんいます。
そういう場が成立しなくなっているということは、身近なライブ体験が消えていくということです。それを目指すアーティストが、もうこの後には育たないからです。芸術系の学生も実施の場を与えられていない。昔はよかったわねーと次世代に言いますか?これは、結構、大問題なのではないかとひしひし感じています。

会社員が、仕事のできないうちからお給料をいただいて育ててもらうように、ライブアーティストだって、ライブハウスとお客様によるチャージをいただきながら育ち、還元していくものです。アーティストの仕事場とは思われていないのか?必要なのは物を買う経費ではなく、ちゃんと働きあう場です。

私はこの数年は主催イベントを行う形で活動してきましたが、今年の2/24のイベント「あしおとの輪のまつり」が、個々の体験を場で全員の体験としてまとめる、という昇華型イベントのラスト体験だったのかぁと、今更ながら感慨深いです。大人以上にその空気感から学んでいった小学生とメッセンジャーの様子が心に刻まれています。

なんらかの方法で、出会いまなびあう体験を、継続していかないと。

ということで、今年は日々の個人活動を公開しています。
「おどるなつこ」で検索してね。
私はいつも、元気です!

The odd rhythm "bun-cha2" おどるなつこ 変拍子 ODORUNATSUKO tapping ASMR


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