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子どもの頃好きだった絵本に「ふきまんぶく」がある。今調べてみれば、田島征三さんであった。
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絵はゴツゴツと土くさくて、主人公の女の子も別段可愛らしくはないが、ふきのとうになって、包まれて安心する様子に共感していたのかもしれない。世界が大きくなるように感じた、ふきのすべり台。
最近、農家さんのお野菜が朝の1時間で売り切れてしまうそうだ。農家さんいわく、「もう異常」なんだそう。私もその時間に競っては買えなさそう。いつもなら店番ものんびりしていて、買う人も採りたての美味しいお野菜を見て楽しんで、必要な分だけ求められる場所なのだけど。
お野菜が手に入らなかったので、またフキを摘む。だいぶ太く長くなってきて今が採りごろですよ!
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*採り方のコツ
茎の根本をちょっと揺すったら、上に引っ張るとパコっととれる。折ろうとすると、繊維がぐずぐずになってなかなか採れない。
*茹で方
灰(重曹でもよいみたい)を入れた多めの湯に、葉っぱは数枚づつ入れて湯掻き、ほどよく柔らかくなったら水にとりつけておく。茎は鍋に入るサイズに切ったら全員で数分茹で、そのまま火を止めて放置。適当なところで水にとり、1本づつ皮を剥き、水につけておく。
*食べ方
<茎>椎茸出汁の煮物か、私の好物は油揚げで5本づつくらい巻いた篠田巻き!香りをなくさないよう、煮すぎず、お出汁に入れて温まった頃あいに火を止めて、味がしみるのを待ちます。
炒め物なら、ゴマやくるみとともに、味噌炒めか醤油炒めでザクザクと!オリーブオイルでガーリック炒めに塩をふったのも美味しい!
<葉っぱ>思いつきで試したらとても美味しかったフキロール!
3時間ほどアク抜きした葉っぱの水気を拭いて、ロールキャベツ状に具を巻きます。私は今日は、鶏胸ひきにく、味噌、水切り豆腐、刻みフキも混ぜて具にしました。包んだら、まわりに薄く片栗粉をはたいて、多めの油でカリッと焼きます。パクッとかぶりつくと、フキのほろ苦さが、ジュワッと香ります!
いやはや、フキでまんぷく、満足です。
野の花も発酵ジュースに。
恵みの季節ですね。
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