おどるなつこ 「あしおとがきこえる?」

タップダンサー・振付家おどるなつこの日常から浮かびあがることばを束縛せず書きとめています。2005年開設。

育むぺいす/空と身体④レインスーツ

2020-03-12 | おすすめ!
素材ひとつひとつの個性を生かされた丁寧なごはんを食べたくて、食堂ぺいすへ。
ここのメニューはヴィーガンランチの縄文定食とヴィーガンケーキ。とびきり美味しいし、午後をゆったりと楽しめる日本の民家。娘は戯曲を、私は振付をタップ譜にするスケッチブックを広げて、津軽塗のちゃぶ台で寛ぐ。
ぺいすとはペースのこと。それぞれのペースを尊重することがコンセプトのごはんと居場所。



(まわりのみんなが今日も元気に生きていてありがとう!)
とびっきり美味しいし、ごちそうさまのかわりに、そんな気持ちになる。

満ち足りた食後は、またそれぞれ戯曲とタップ譜へ。あとでケーキをたべるもん!と集中する。
目のあった赤ちゃんとしばしばあそぶ。ふと窓からお庭を眺めると、少年店長がニワトリを出している。ワラワラと縁側に集まる子どもたち。



ケーキも素晴らしく美味しくて、見落とされていた私が生き返る。
私は少しキチキチと硬くなりやすい性質だけど、こんな心つくしのスイーツで緩められるようだな。

食後に店主ご夫婦とお話していると、少年店長が切り紙で反応している。お囃子、まつり、昆虫、甲冑、学びのチャンスは日常のすべて。切り絵と切り紙をお土産に頂いて、小学生みたいな心持ちで帰路につく。今度なつこ切り絵持っていこう。



八幡宮では早咲きの桜がほころんでいた。
夜はまた、少し雨が降るのかな。

空と身体④レインスーツ 私的即興/おどるなつこ Body in the sky 4 “rain suit” ODORUNATSUKO improvised


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