ユニクロのCMにタップ(SARO)の音が起用されたり、ダンス専門誌DDDにタップが特集されたり、
ここ数年じわじわと露出度の上がって来たタップが、ブレイクだ!!
ストリート、教育施設、ライブハウス、クラブイベント...いろんなダンサーがいろんな所で踊って来て、少しづつまわりの人を巻き込んで、タップ人口が増えた。「座頭市」を筆頭に映画へのタップダンサー出演で、より多くの人の目に振れ、タップを見る人の層が広がった。
純粋にうれしい。「へ~、タップって、若い人でもやるんだ~」とか、道で踊ってても、もう言われないだろう。
これからやっと、タップ→珍しい、という枠からはずれられる。そうしてやっと、観客として見て楽しむもの、体験して楽しむもの、という場を得て表現方法も成熟して行くだろう。
今、タップに熱中している20代の人たちが、30,40代になった時、どんな作品をつくるのかな。高い技術から、きっといろんな色の作品が浮かび上がって来るんだろうな。はやく、そういう作品を見てみたい。たのしみだ。
そのころも、私は、あいかわらずどこかの道で踊っているだろう。山姥のようになってるかしらん?