立秋の前夜、愛知県の真清田神社では、
”輪くぐり”の神事が行われています。
これは、この半年間の罪穢れを祓うもので、
”夏越(なごし)の祓”、また”夏越神事”とも
呼ばれている、神社の夏の神事です。
昨年に引き続き、コロナ感染予防で
”密”を避けるために、”輪くぐり”は
8月4日から3日間、開催されました。
下の写真の”祓い麻”は葦(よし)に
白い紙垂(しで)を付けたものです。
真清田神社の”輪くぐり”は、社務所で
祓い麻を分けていただき、祓い麻で
自分の体を祓い清め、息を吹きかけます。
まず神社のご本殿に参拝した後、
境内につくられた茅の輪をくぐって、
罪穢れを祓い落とし、その後に
祓い麻をお納めするというものでした。
8月6日、真清田神社に仕事前に、
立ち寄り、仕事帰りに参拝しました。
一日に2回も訪れたことになります。
まだ朝の9時前なのに猛烈な暑さです。
気温は35℃を超えているかも…?
この暑さはたまらないですね。
やはり”輪くぐり”は、日中より、ちょっと涼しく
なった夜から出かけるのがいいみたいです。
暦の上では、明日から”立秋”なんて…!
昼間の暑さからして、真夏の感じです。
今年は、”輪くぐり”、夜になってから
もう一度行きました。夜8時になると、
暑さも少しやわらいでいました。
そこそこ、人は集まっているのですが、
境内は明かりも少なく、案外静かです。
同じ場所なのに、昼と夜では、随分
雰囲気が違っているように感じました。
明かりの灯ったご本殿もひっそりと
静まり返って、神秘的な感じでした。
関西のスピリチュアル関係の人がよく言う、
「神さま、”いてはる”感じ。」、ですね。
落ち着いて心静かに参拝できました。
お参りを済ませると、涼しい風を感じました。
静けさの中、手水舎の水音が届いてきます。
かすかに虫の声も聞こえてきました。
朝は真夏の暑さでわからなかったですが、
夜になって、ふと秋の訪れを感じました。
真清田神社は、8月限定、季節の
絵入りの御朱印が登場しています。
かわいいネコちゃんの御朱印です…!
まだまだ夏の暑さは続きますが、
みなさま、お元気でお過ごし下さい。