”雲八ねえさん”の歴史スポットめぐり

関市甲冑製作同好会展と甲冑試着体験…!

2023年11月5日日曜日、岐阜県関市にある

”せきてらす”で開催された、関市甲冑製作

同好会メンバーの作品展に行ってきました。

 

会員メンバー15名と、甲冑制作の指導者の

三浦先生の作品が展示されていました。

 

 

私の推し武将”大嶋雲八”の旗もありました。

小学校低学年向けの小さな甲冑も展示…。

これを着たらきっと五月人形みたいですね。

 

会場でひときわ目立っているのは、この甲冑。

金色に輝く豪華な立物の部分は、関市の

地形になっています。関市は市町村合併で、

かっこいい(?)V字形の地形になりました。

 

 

今の時代、簡単に作れるプラスチック製や

段ボール製の甲冑作り教室もあるようです。

でも、この甲冑同好会は本物志向でした

鉄板を型紙に合わせて裁断するところから、

全部手作りで製作していく本格派です。

 

甲冑制作に使う道具や、製作の工程を

説明するパネルも展示されていました。

 

 

鉄板が材料なら、甲冑はとても重たいものに

なりますすね。10キロ以上になるでしょうか…。

 

以前、大河ドラマの俳優さんが、「戦闘シーン、

甲冑が重いので、イメージ通りに動けない。」

…と、嘆いていたのを聞いたことがあります。

 

 

「では、実際に甲冑を試着してみませんか。」

”せきてらす”前の広場ではこの日、甲冑試着

体験イベントも開催され、賑わっていました。

 

さっそく、私も甲冑を試着してみました。

同好会メンバーさんが、あっという間に

着付けてくれて、戦国武将に変身…!

 

 

いや…、戦国武将というより…。

”ひこにゃん”になっちゃった感じです。そこで

ちょっとは武将らしく見えるように、同好会の

メンバーに、ポージング指導してもらいます。

 

「では、さしている刀を抜いてみましょう。」

刀の抜き方のレクチャーもありました。

 

 

さらに、「では、ここで何か武具を持って、

写真に写りましょう。長刀がいいかな…。

では長刀を持って写真撮影にします。

 

「長刀はこう構えて…。」レクチャー付きです。

「まず敵の足元をねらって払いましょう。次に

首元を狙って、敵、討ち取っちゃいましょう。」

 

 

調子に乗って長刀を振り回していたら、

鎧が、鎧が…!ずり~っと落ちてきた…。

鎧の着崩れ(?)か、紐がゆるんだか…?

 

あっという間に落ち武者状態(?)でした。

もう一度着付けスタッフさんのお世話になって

腰の紐をしっかり締め直してもらいました。

 

 

ですが、甲冑は思ったより重くなかったです。

同好会会長さんの話によると、着る人の負担

にならないよう、着付けの工夫があるとか…。

上の写真は甲冑同好会の会長さんです。

 

武将隊パレードの裏話もありました。行きは

元気一杯、武将になりきっているメンバーも

帰りは慣れない甲冑姿で長い距離を歩いた

ため、疲労困憊。落ち武者状態になる方も…。

「特に暑い季節は大変だ。」、とのことでした。

 

 

次はランチに行きました。お隣にある

郷土料理のお店、”濃州関所茶屋”へ…。

”鶏ちゃん定食”を注文しました。

 

”鶏ちゃん”は岐阜のソウルフードだとか…。

これ、私は初めてです。キャベツとチキンを

炒め、独特の味噌だれをからめたものです。

あつあつを頂きます。これはイケますね~。

 

 

”鶏ちゃん”、家でも作れそうな感じでした。

私も作ってみたい…!独特の味噌だれに

おいしさの秘密があるかもしれませんね。

 

”鶏ちゃん”定食は、他にいろいろなおかずも

付いていました。飛騨牛のコロッケやお惣菜、

炊きたてのご飯もとてもおいしかったです。

 

 

また、この関市甲冑製作同好会作品展では、

地元新聞社の記者さんの取材がありました。

 

「甲冑同好会の紹介や、甲冑作りの詳しい

話も聞けますよ。記者さんに付き添って、

もう一度展示会場を回ってみては…?」

同好会メンバーさんに勧められました。

 

 

記者さんと一緒に、もう一度展示会場へ…。

「同好会メンバーは、甲冑工房に月に2回

集まって、先生の指導のもとで制作します。」

 

「”MY甲冑”を作るのに、約1年から2年ほど

かかります。”MY甲冑”が作れたら、それを

着て”武将イベント”にも参加する方も…。」

 

 

このように新聞に記事が掲載されました。

長時間にわたる取材が、短くわかり易い

文章にまとめられているのに驚きました。

 

新聞記事の中に…、なんと…!

私の推し武将の名前がありました…!

”弓矢の名手、初代関藩主、大嶋雲八”

ちょっと、いや…、すごく嬉しかったです。

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