オンライン飲み会が話題になっている。
コロナパンデミックでリモートワークが増え、オンライン会議用のツールでそのまま夜は飲み会というわけだ。
リモートワークのために企業がVPNとリモートデスクトップへの接続環境をがっちりつくってくれいてるところもあれば
そんな規模じゃないしエンタープライズ製品を買う余裕はないというところもある。こういった新しいものを取り入れつつも予算がない、中規模企業から近年トレンドが生まれている気もする。
飲み会のツールを集めてみた
・Teams Microsoft製
有料のエンタープライズ版と無料の機能制限版がある。個人含む小規模ユーザはもちろん無料版。無料版でのビデオ会議にはSkypeを使用する。
つまり全員のSkypeアカウントが必要である。エンタープライズ版では全員のアカウントをサーバに登録するので、Outlookからメールを送ったりSkypeで話しかけることも可能
ところでSkype for BusinessはTeamsに統合された。
・Zoom
有料のエンタープライズ向けと無料版がある。
無料版では現在7人までしかビデオチャット不可。
ただしエンドツーエンドの暗号化とうたっていたものが実際は異なっており、ダークウェブで1アカウント1円以下で売買されていたのは有名な話
有名人や大企業がプライベートや開発中清貧の詳細情報を話し合うのは危険だが、個人が飲み会ツールにする程度は問題なし。
アカウントを交換する必要はなく、部屋を開いた管理者がURLを何らかの方法で参加者に配布する。その際パスワードも組み込める。
利用側はPCならブラウザのAdd-in(ChromeまたはFire-Fox)スマートフォンタブレットならクライアントアプリのDownLoadが必要(約23MBほど)
PC版であればSnap Cameraというアプリ(Snap Chatの面白いフィルターを集めたもの)を先に開いて会議中のカメラ設定を「SnapCamera」に設定すれば、フィルター付きで顔を隠すことができる。SnapCameraのフィルターの中には自動的に背景に対してのフィルターがあるものもあるが、Zoom側でも背景フィルターがあり、部屋がごちゃついていても大丈夫。
ただしMacOS最新版ではこの機能が働かない。
管理側に設定項目が多く、その分面倒ではある。入室前待機室機能もありセキュリティでは(暗号化以外)たくのむより一段上。Teamsの下といった印象
スマートフォンタブレット版では顏フィルタはない。
・たくのむ
オンライン飲み会専用に設計されたフロントエンドであり、ビデオチャット機能はWhereByを使用している。
ブラウザのみ使用。アプリは不要。部屋URLを配布する。
PC版であればSnap Cameraというアプリ(Snap Chatの面白いフィルターを集めたもの)を先に開いて会議中のカメラ設定を「SnapCamera」に設定すれば、フィルター付きで顔を隠すことができる。スマホ版では不可。
そのうち飲み物やおつまみをメンバーに宅配注文する機能が付くらしい。(予定は未定)