お気に入りの服を着ている時に限って何かをこぼします。
はやぶさ党の佐賀ウマです、こんばんは。
先週まで煩かったセミの大合唱もどんどん小さくなっていき、ここ数日は夜になるとコロコロ…ピリピリ…と秋の虫の声がチラホラと聞こえてくるようになってきました。
暦の上でも立秋=秋の兆しが見え始める時期とは言いますが、まだまだ暑い日が続いています。
暑さによる疲れも溜まってきているのではないでしょうか?
この時期は消化に良い物を食べて胃腸を休ませてあげたり、シャワーではなくぬるめのお風呂にゆっくりと浸かったりして体をいたわってあげてくださいね。
無理は禁物ですよ。
さて、先日、あべのタスカル(大阪市阿倍野防災センター)と言う施設に行ってきました。
この施設は体験型防災学習施設という事で、私が行った時にも家族連れや中学生位の学生さん達がグループで参加していました。
(結構前ですね💦)
こちらの施設は主に地震による災害の際の対応を学んだり、体験する事が出来ます。
例えば、地震が起こった時、まず何に気を付ければいいのか。
消火器での初期消火の方法や煙の中でどう避難すればいいか、地震で崩れた街中ではどういう危険があるのか、余震の際には何が危ないのか、津波が来たらどうなるか…など。
また、過去の台風や地震などの災害の映像を見る事が出来たり、日ごろから何を備えておいたらいいのか、どういう防災グッズがあるか等も学ぶことが出来ました。
個人的にはエレベーターに閉じ込められた時の体験が気に入りました。
普段毎日のように目にするのに、緊急連絡用のボタンを押す体験って出来ないので!
(もちろん機会がないに越した事はないのですが!)
コチラの施設では震度7の体験が出来るので、私はこれを一番の目当てに来場したのですが、これがとても怖かったです。
私は大阪北部地震の時に震源地の近くが当時の職場だったので、震度6弱を実際に体験していて、その経験から防災を気にするようになったのですが、揺れが全然当時の記憶とは比べ物にならない。
縦揺れの直下型地震の震度7(例…阪神淡路大震災、熊本地震)、横揺れの海溝型地震の震度7(例…東日本大震災、南海トラフの想定)を体験できたのですが、揺れの質が違ってもどちらも本当に怖い。
今から揺れますよとカウントダウンがあっても揺れだすと怖くて、バーにつかまっていても倒れないように必死になったので、もしこんなのが来たら何もできない!と思って本当に本当に怖かったです。
帰宅して、防災リュックや突っ張り棒の再点検、危ない所を再点検したり、出来るだけ室内の扉を開けておくようにしたり、包丁やハサミなど刃物類は飛び出ないようにしたり今できる範囲で色々対策をしました。
南海トラフ巨大地震が起きると言われていますが、私が住んでいる大阪では他にも上町断層帯や中央構造線断層帯、有馬高槻断層帯、生駒断層帯などの地震が想定されています。
大阪以外でも大きな海溝型地震では日本海溝・千島海溝周辺、相模トラフ沿い、東日本のアウターライズ地震(海溝の外側の隆起帯で起きる)、などが30年以内に起きる確率が高いとされていますし、日本各地には沢山の断層があります。
いつどこで地震が起きてもおかしくありません。
主な活断層と地震発生確率[2022年度版] *地震調査研究推進本部より引用
地震だけではなく台風や豪雨もありますし、自然災害以外でもコロナでマスクや消毒液、トイレットペーパー、お米なんかが無くなってパニックになった事もありましたね。
だからこそ普段からの備えが大切なんです。
ローリングストック法で普段から少し多めに食材、加工品を買っておいて、使ったら使った分だけ新しく買い足して、常に一定量の食料を家に備蓄しておく。
自分の住んでいる地域のハザードマップを確認する。
家族でどうやって、いざという時の連絡先や避難する場所を話しあって決めておく。
…などなど。
まずは簡単なことから防災を始めてみませんか?
今回、色々と学びになりました。
自分や家族の身を守る為、防災に興味を持つという事は必要な事です。
コチラの施設は無料で利用できますので、お近くに来た際にはぜひ体験してみてください。
夏休みの自由研究がまだの人にも良いと思いますよ。
あべのタスカルのHPはこちら