景・観・破・壊
12月11日
冷たい雨が降る中、福島市飯野町にある千貫森へ。
やがて降っていた雨も上がり、だんだんと雲間から姿を現し始めた吾妻小富士と一切経山。
その時は気がつかなかった。
いい感じだなと思って、久しぶりに最高画質で撮ったほとんどの写真に・・・
パソコンに取り込んで確認してみれば、メガソーラー。
中腹一帯に敷き詰められた大量のソーラーパネルが写り込んでいる。
ここからの風景もお気に入りだったのに。
それはそれで・・・
冬は吾妻颪が吹き荒れ、雪が春になってもなかなか消えない場所。
発電量はどのぐらい確保できるんだろう?
まだパネルが設置されていない更地にも、何やら資材のような物が置かれていたり...
・・・大名倉山の南側の山中にも。
吾妻山の東側の山麓は「あづま小富士第1発電所」他、いくつもの太陽光発電所が。
福島市松川町水原のクマガイソウ群生地の周辺も太陽光パネルで覆われつつあります。
反射光、そして輻射熱による気温上昇などで、局地的な天気・天候・気候・気象変化など起きて、何か悪いことが(も?)起こりそうで心配です。
ドライブなどしていても、その無節操さぶりには興ざめする場面もしばしばです。
これが、これからの日本の標準的な景観になってしまうかと考えると少々がっかりですよね。
吾妻連峰の冠雪はとても綺麗ですね。