前回のターコイズブルーと今回のコバルトブルー...どちらがお好き?
8月18日
早朝の天気予報では濃霧注意報のみで雷注意報は出ていなかったのに。
吾妻山を覆い隠す後々積乱雲になりそうなモクモクした雲を正面に見つつ、県道70号福島吾妻裏磐梯線を市街地から山中に...
途中でどうしようか迷って、チェーン着脱所に車を止めて雨雲レーダーを確認すれば、福島県だけではなく山形県や宮城県でも雨が降っていない。
その間、何台もの車が目の前を通過...
よし、行こう!
先達山のメガソーラー建設工事現場入口の巨大で威圧感(?)が半端ないコンクリートの構造物(貯水池)を右に見つつ通過。
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- 2024年8月22日 -
2025年4月の条例の施行を目指していると木幡市長が会見で発表。
「ノーモアメガソーラー」を宣言している福島市。
現在、工事中のものも含めて26のメガソーラー施設が。
「ノーモアメガソーラー宣言」後も13件の事業計画相談があり、
7件は中止や変更、他の6件の中には計画中止の指導を無視している事業者もいたことから・・・
(例えばニュースになった平石の原高屋地区の事業者とか...?)
禁止区域の設定や、それ以外の場所でも市の許可が必要。
(設置対象に風力発電施設も追加)
工事開始から撤去までの定期的な報告、そしてHPでの事業情報の公表を義務化。
虚偽の申請などがあった場合は、事業許可の取り消しや措置命令などを可能にするなど...
法的な実効性がある条例の制定に踏み切ったと。
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高湯温泉より磐梯吾妻スカイラインに。
涅槃坂を登り切り、もう少しで浄土平駐車場という所でまさかの渋滞。
まだ8時30分で、いつもだったらまだ混雑していないのにな。
入口で500円の駐車料金を支払い、辛うじて砂利敷きの方の駐車場ではなく、奥の方ではあったけれど舗装された方に駐車。
早速、山歩きの準備としてトイレにも立ち寄って・・・
駱駝山...
出て来た!
車に戻って・・・
蓬莱山と一切経山。
東吾妻山。
浄土平駐車場より山行スタート 9:10
早過ぎる気がするけれども、エゾオヤマリンドウ(蝦夷雄山竜胆)が咲いている。
前回...6月に訪れた時はフワフワのワタスゲ(綿菅)が沢山。
「雲の上の花々と魔女の瞳と♪...一切経山にて(2024.6.9)#1 浄土平湿原のワタスゲと登山道を彩る花々」
その場所がウメバチソウ(梅鉢草)のお花畑と化していて、今は半分ぐらい咲いている感じかな?
ほんの少し遠回りになるけれど、浄土平湿原の一番南側の木道に。
エゾリンドウ(蝦夷竜胆)
ウメバチソウ
ウメバチソウもリンドウもさっきの場所よりも開花が遅れていて、全体的な見頃はこれから...例年並み?
登山道...砂利敷きの駐車場や1本北側の木道には多くの登山客が歩いているけれど、こちら側はガラガラ。
初めて見たけれどオオヤマサギソウ(大山鷺草)かもしれない。
ススキ(薄)
さて...と、久しぶりの(ちゃんとした)山登りだからとことんゆっくりで。
ヤマハハコ(山母子)
ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)
もっと良い状態の花を撮ってあげれば良かったのに...
何だか今日は(も?)すでにしんどいのよ。
いつもの場所で大穴火口からの噴気を眺めながら休憩。
そこから先の登山道は、台風5号、そして前日の台風7号などの雨で、一部は沢と見紛うばかりに。
そしてその雨の影響か...
沢には幾つかの小さな滝が現れていた。
吾妻小富士。
桶沼。
どちらも今は浄土平に攻め込もうとしている雲の防壁の役目を。
うん、雲の様子を観察しつつ...だな。
酸ヶ平まで登ってきたけれど、きつかった。
酸ヶ平分岐を右折して酸ヶ平避難小屋・一切経山方面へ 10:15
鈍り過ぎ...3日前に信夫山を歩いて、後にお尻が筋肉痛になったぐらいだからな!
前大巓。
・・・あの急坂に挑む前に休憩だ。
酸ヶ平避難小屋 10:18~10:38
少し長め休憩を入れれば、程なく復活。
そして・・・
ここから先は花があまり咲いていないと思うので、休憩の序でにカメラをチェンジ。
背後に広がる酸ヶ平湿原と鎌沼の景色を眺めつつ・・・
一切経山山頂まで残り600m地点まで登ってきた 10:47
・・・東吾妻山の後ろの雲が見る間に発達してきていない?
今回は安達太良山も磐梯山も、そして吾妻小富士すら見えない。
黙々と山頂に向かって歩いて・・・
空気大感謝塔。
そして一切経山山頂に到着 11:14
混んでいたので、一等三角点・点名「吾妻山」(標高1949.1m)のタッチを諦めて、山頂の北側に向かい・・・
「魔女の瞳」こと五色沼に対面。
薄日が差すタイミング。
そして背後の雲の白が色に反映していて・・・
できれば強い日差しが欲しいところ。
・・・おっ♪
背後の雲も退いてくれた。
さあ、カップラーメンを食べつつもう少し粘るぞ!
続きます。