2021年2月13日に開催しました「平群のメガソーラーを考える会 報告会・総会」ですが、お陰様で多くの方々にお越しいただき、大変盛況でした!
「平群にメガソーラーを作らせない」という気持ちで集まった住民同士の団結がより強まったと感じております。
参加して下さった方、宣伝のご協力を頂きました皆様、どうもありがとうございました。
詳しいレポートは、「知ろう!平群のメガソーラー」さんがまとめてくださいましたので、ご覧ください。
下記転載
2021.02.17
【2月13日報告会・総会】
平群町総合文化センターにて、平群のメガソーラーを考える会の報告会・総会が行われました。
大勢の参加者が来られて客席はほぼ満席となっていました。
・災害の危険性が全く考慮されていない計画、
・伐採することで森林の保水機能が失われ土砂災害が起こること、
・地域住民の同意をとらずすでに行われている高圧電線工事、
・資本金10万円しか持たない会社に肩入れする平群町、
どこを切りとっても工事に納得できる点など一つもありません。
町民の方々からの声もたくさん挙がりました。
・「反対派住民が大勢で押し寄せ、工事反対のシュプレヒコールをあげた」という事業者が警察に対してついた大嘘、
・西向自治会で一致団結した強い反対運動を続けておられること、
・獣害、イノシシ害が農業従事者の多い平群町では打撃になること、危険性、
・建設地では数年前の雨ですでに土砂崩れが起こっていること、
工事によって、住民が享受すべき権利が侵されます。
美しい景観だけでなく、CO2を吸収して酸素をつくったり、太陽からの熱を下げたり、根の持つ高い保水力で土を掴んでいる森林。森林を守ることは財産や生活を守ることに直結しています。
イノシシ害が加速すると、農業は大被害を受け経営が立ち行かなくなりますし、山から住宅地へイノシシが下りてくることで人的被害がおこります。
協栄ソーラーという会社の粗末な規模、実態、堂々と嘘をつく体質。やはり逃げ道づくりのためペーパーカンパニーで事業を行っています。
町道へ住民へ無許可で高圧電線を埋設することで、生活道路が通行止めにされます。この道路無しに、歩行困難な方の日々の送迎は不可能です。
緊急車両が入れず、一刻一秒を争う事態では助かる命が失われる可能性があります。
平群町は災害からの避難路が絶たれるという意見に対して「各自で判断をしろ」と突き放しました。
そもそも町道埋設を進めているのは平群町です。
自分たちが混乱の原因であるという自覚が無いのでしょうか。
町長・請願に反対した町会議員は町民に多大な迷惑をかけ生活を壊そうとしているという自覚があるのでしょうか。
このような何一つ利益のない、住民を馬鹿にした計画が二度と沸かぬよう、早く条例を作り、規制をすすめるべきです。
山梨県のように広域で禁止すべきです。
転載終わり
行政が住民に対して、避難は自己責任でしろとは、残酷すぎないでしょうか?
山梨県は独自の太陽光発電規制の条例制定の方針を決定しました。
太陽光発電、山梨県が独自規制へ 森林伐採伴う開発禁止
2021年2月25日 11時20分
下記一部抜粋
” 太陽光発電施設の設置をめぐり、防災や環境保全の観点から各地で反対運動が起きていることを受け、山梨県は設置に関する規制を大幅に強化する条例を制定する方針を固めた。森林伐採を伴う開発や、急傾斜地への設置は原則として禁止する。”
”知事は「太陽光発電施設は本来環境を守るためのものであるにもかかわらず、自然環境を破壊し、生活環境を脅かす事例が見られる。安全安心な生活と自然環境との調和が不可欠であることを明確にする」と条例の趣旨を述べた。”
他にメガソーラーに関する規制を設けている自治体には、和歌山県や岩手県遠野市などがあります。
遠野市広報「広報遠野4月号」(令和2年)
遠野市ではメガソーラー乱立によって災害が起きたことを省みて、1ヘクタール以上の太陽光発電事業は許可しないなど、大変厳しい内容となっています。
このような条例制定の動きが全国で広がってほしいです。
奈良県でもぜひ制定されることを望みます。
そのためには、皆さま一人一人の声が必要です。
どうか国や各自治体へ声を届けて頂くよう、宜しくお願い致します。
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平群のメガソーラーを考える会 ≪奈良県生駒郡平群町≫
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