平群のメガソーラーを考える会 ≪奈良県生駒郡平群町≫

平群町の皆様、近隣地域の皆様に、この大規模なメガソーラー建設計画について、より深く考えていただければと存じます。

若い世代のグループ、SNS・WEBサイトが立ち上がりました!!

2021年01月17日 15時53分54秒 | チラシをご覧ください
嬉しいことに、

平群町在住の働き世代・子育て世代に、へぐりのメガソーラー問題を知らせようと活動している方々が増えています!!

その方々が新しくメガソーラー問題のWEBサイト、Twitterを起ち上げてくださったので、こちらにご紹介させて頂きます。

下記引用
”平群町で育った人、引っ越して来た人、こどもを育てている人、自分で選んだ家や土地、できてきた地域の友達、こども達の繋がり、このまま安心して住み続けたい、それだけのシンプルな思いで発信しています。”

とてもわかりやすくまとめてくださっていますので、
へぐりのメガソーラー問題を広く知らせるためにも、
ぜひ転載やフォロー・シェアをして頂けますと幸いです。



WEBサイト: 

Twitter : @shumiura5


また内容のぎゅっと詰まったリーフレットを作成してくださいました。

こちらからダウンロードできます。

リーフレット配布にご協力いただける方はご連絡くださいませ。
メール :  heguri.mega.kangaerukai (アットマーク) gmail.com








下記サイトより引用

守りたいものって何?

自然資源と景観を守りたい

自然ゆたかな奈良県生駒郡平群町。
甲子園13個分、不安なメガソーラー計画が降って湧きました。
大阪市内から車で40分、電車で1時間以内の立地にありながら、広葉樹の森が残り豊かな生態系を持つ森。
計画地には旧街道があり、大阪と大和を結び多くの人が歩いてきた歴史があります。
室町時代に掘られた石仏も時代を超えて残されています。
文化、自然、どれも一度壊してしまえばもう戻らない大切なもの。


高圧電線からこども達を守りたい

22,000ボルトの高圧電線が、太陽光発電所〜梨本地区の変電所までの3km間の町道に埋設されます。
平群北小学校の横、平群北幼稚園の横、平群中学校への通学路を通ります。玄関前に埋設される住宅もたくさんあります。
電磁波(電磁界)には国が定めた規制値がありますが、これは短期的な影響だけを考慮したもので、長年にわたって接する場合の規制値はありません。いままだ世界で研究が続けられている段階です。
しかし統計では、国の規制値よりはるかに低い値で小児白血病や悪性リンパ腫の発症率が数倍に跳ね上がることはわかっています。
影響を受けやすいこどもの施設や、住宅の近くに高圧電線を通すことは日本以外の先進国では考えられないことです。


生駒山系の広葉樹林と生態系を守りたい

計画地である櫟原地区の山には広葉樹林が多く残り、人々の暮らしに寄り添ってきた里山です。
広葉樹の森には動物、虫、鳥たち、たくさんの生態系が育まれています。
平群町にはタマムシやホタルなど美しい虫達も多く見られます。
害獣として駆除されているイノシシ、アライグマ、サルなども、
山で暮らしていれば問題ありませんが、住む場所を失って、里へ降りてくると殺処分されたり農作被害や怪我人がでます。
計画地の櫟原川が流れ込む竜田川は、かの有名な「ちはやふる」の百人一首に詠まれ、
ヨシノボリなど珍しい魚も住んでいます。濁水が入るとどうなるか。
生態系を守ることは、動物を守るだけでなく、人の暮らしもしっかり守ることになるのです。

引用終わり

*****
平群のメガソーラーを考える会 ≪奈良県生駒郡平群町≫
これまでの経緯、活動報告について詳しくはこちらをご覧ください。

活動ブログ 
https://blog.goo.ne.jp/heguri

Twitterはこちら @heguri_nara

ご意見・ご感想などお待ちしております。
賛同会員を随時募集しています!詳しくはお問合せください。
メール :  heguri.mega.kangaerukai (アットマーク) gmail.com

【チラシ第2号】平群町 約8千世帯に全戸配布させていただきます。どうぞご覧くださいませ。

2020年04月03日 20時37分18秒 | チラシをご覧ください




平群町は約8千世帯ございますが、少ない人数でポスティングして歩いて回っております。
もしも何かお手伝い、ご協力いただける方がいらっしゃいましたらお声かけ下さいませ。 



多くの方々の賛同、ご意見、有難く承りたいと存じます。
 メール : k.sudo(アットマーク)nike.eonet.ne.jp 
 
 
 





第11回へぐり時代祭り(2020年4月29日)は、新型コロナウイルス関連の感染が拡大している影響を受け、開催中止の決定が下されました。 






平群町には、ポイ捨て等の防止条例がございます。



平群町に計画されているメガソーラーの将来は、3Rとは程遠い、産業廃棄物の山、汚染物質の海です。

空き缶や煙草の吸殻を何万と捨てるよりも、地球環境にひどいダメージを与えます。


3R は Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つのRの総称です。
Reduce(リデュース)は、製品をつくる時に使う資源の量を少なくすることや廃棄物の発生を少なくすること。耐久性の高い製品の提供や製品寿命延長のためのメンテナンス体制の工夫なども取組のひとつです。
Reuse(リユース)は、使用済製品やその部品等を繰り返し使用すること。その実現を可能とする製品の提供、修理・診断技術の開発、リマニュファクチャリングなども取組のひとつです。
Recycle(リサイクル)は、廃棄物等を原材料やエネルギー源として有効利用すること。その実現を可能とする製品設計、使用済製品の回収、リサイクル技術・装置の開発なども取組のひとつです。 









平群町は、奈良県生駒郡に属しています。西の生駒山地と東の矢田丘陵の間は竜田川が北から南へ流れる盆地で、面積は23.90平方キロメートル「たたみごも平群の山」と記紀や万葉集に歌われた山の起伏は、自然環境の美しさを示しています。
はやくから文化が開け、武内宿禰を祖とする古墳・奈良時代の有力な豪族・平群氏が本拠地としたところであり、聖徳太子の創建と伝えられ、国宝信貴山縁起絵巻のある信貴山朝護孫子寺、役の行者の修験地で知られた鳴川千光寺など40寺院、22神社、古墳64基と名所・旧跡が数多くあります。
大阪への通勤圏として、 丘陵地の住宅開発が進み、人口増と自然環境、特産物の花卉や野菜・果樹の振興など、「ふるさとへぐり」のまちづくりをしています。

◆位置 (平群小学校校庭)
東経 135度42分3秒
北緯 34度37分6秒
海抜 60.79メートル
面積 23.90平方キロメートル
東西 約5.5キロメートル
南北 約6.0キロメートル

◆地質
信貴山頂部は、安山岩質、その他の山地は、斑状花こう岩が大部分で谷山地に近づくにつれて古期洪積層となっています。

◆気候
奈良盆地の特色を示し「内陸性気候」です。
・雨量 1,354.6ミリメートル
・平均気温 最高14.4度





多くの方々の賛同、ご意見、有難く承りたいと存じます。
 メール : k.sudo(アットマーク)nike.eonet.ne.jp 
 
 
 


平群のメガソーラーを考える会 「賛助会員向けニュース1号」どうぞご覧ください。 ※2月24日(月祝)は経過報告集会。

2020年02月18日 21時13分47秒 | チラシをご覧ください




これまでの経過と活動報告

<2019>
1/11 町は生駒平群発電㈱と仮協定
4/8 事業者は、県に申請
4/18 事業者が地元櫟原大字に説明会。地元同意する。
7/9 町議会全員協議会で櫟原メガソーラー設置計画が明らかになる
8/4 『へぐり民報』に掲載され住民が知る。
9/2 町と生駒平群発電㈱が正式協定書締結
9/12 9月議会において、櫟原地区以外の自治会にも事業者説明会をするように働きかけると答弁
11/1 県が「森林法」「宅地造成等規制法」にもとづき認可
11/  メガソーラー開発を考える会・準備会立ち上げる
11/16 タウンミーティングで反対・疑問の声が多数でる
11/29 町議会全員協議会
12/1 準備会主催学習会「平群の自然環境・安全を考える学習会」参加者55名
12/17 第1回事業者説明会 エバストリーム、村本建設、キンデン
賛成の声はなく、質問・疑問・抗議の声のみ。引き続き説明会をすることを約束
<2020>
1/12 「平群のメガソーラーを考える会」発足 世話人9名代表世話人2名
2/未定 第2回事業者説明会開催予定
2/24 第一回「考える会」経過報告集会予定

☆ ☆
昨年、8月4日付の『へぐり民報』を見て、初めて住民が、平群町へのメガソーラー建設予定を知ることになりました。
その後、里山整備活動にかかわっている田中勇蔵さんからの『へぐり民報』への投稿によって自然破壊や起こるであろう災害への重大さが身近になりました。
4名で始めた「メガソーラ問題準備会」は、12月1日に南山城村でメガソーラー建設反対運動をされている「南山城自然をまもる会」代表橋本洋一さん(元平群中学校長)と土木専門家の幸陶一さんを講師に学習会を開きました。
準備した資料がまったく足りないくらいのたくさんの方たちの参加がありました。

当面三つのことを求めていきます

1月12日「平群のメガソーラーを考える会」が立ち上がり9名の世話人が決まりました。
①町と県は情報を公開すること。
②業者第二回説明会前に、町と県は説明会を行うこと。
③環境アセスメントを実施すること。

ビラで全住民に建設計画を知らせる

まず、住民にこのメガソーラー計画を知らせようとビラを作り、全戸配布7500枚をまきました。
このビラを見て、賛助会員になって下さる方も次々出ています。

町に県も出席しての説明会開催を求める

町に県も加えて住民説明会を開くよう何度も要請していきました。
それはできないが事業者には開くようにさせると1 2月1 7日の説明会になりました。
そこでは納得のいくものでなく次回開くことを約束させました。

町・県・事業者に質問及び要望書を提出

1月22日には、多田・須藤代表世話人が、住民生活課の浅井主幹に面談し約1時間懇談を行いました。
町の姿勢は変わらず、県が許可したことだから町の責任はなく説明会を開くことはできないというものでした。
その後、
◆2月5日に、町へ要望書を提出。
担当者との話合いの中では、やはりこれは県の許可であり町は責任がないとの姿勢でした。
19日までに正式回答を求めています。
◆2月9日以降、県に荒井正吾県知事宛とし、審査・許可をした森林課と環境局に要望書を提出しましたが再提出となっています。
◆2月12日に、事業者㈱インフラックス宛に「生駒平群太陽光発電所」建設工事に関する質問、及び要望書を送り、2月26日までの回答としています。
◇回答は24日の報告集会で報告します。


☆ ☆
メガソーラー建設 山添村議会全会一致で反対

1月12日、代表世話人の多田さんが山添村に行き「馬尻山のメガソーラーに反対する会」の藤森事務局長と村会議員の奥谷和夫さんにお話を伺ってきました。
なぜ山添村ではメガソーラー建設に村議会9名が全会一致で反対になったか。
村長も無理には進めないと発言。
《3つの大きな要因》
◎エリアが、役場や学校の水源地だったこと。
◎用地買収が終わってないこと。
◎住民の多くが反対。
4つの対象地区の区長全員が反対。
区長が先頭に立ち署名を集め、人口3500人のうち1000筆を集めた。
なにより住民の声が一番大きな力となることがわかりました。
※詳しくは2月24日の『考える会』報告集会でお話します。


今、メガソーラーでなにが起こっているか?①前半【 奈良県山添村馬尻山 】
2019年12月15日、山添村馬尻山に計画中のメガソーラー開発に不安を感じる人が100人も集まり、武田恵生先生のご講演を聴きました。
 




☆ ☆
第1回 経過報告集会
◆2月24日(月・祝)13:30~15:30
◆場所 道の駅・2F会議室
 結成集会からの活動経過を報告します。
 今後の方向や具体的な活動の御意見・知恵をどんどんお寄せ下さい。


☆ ☆
国土問題研究会に行ってきました https://ha2.seikyou.ne.jp/home/kokudo/index.html
2月13日、青野、稲月、須藤、吉川の世話人が国土問題研究会(京都)にいき懇談してきました。
国土問題研究会は、科学者・技術者・自治体労働者等を結集して、住民の立場に立って、環境・公害・地盤・治水などの問題の起こっている現地に出かけ、住民とともに調査研究をすすめています。
懇談の内容は報告集会でお話します。


☆ ☆
FIT(固定価格買取制度)て何?
投資家(大金持ち)の儲けと私たちの電気料金のからくりについてもお話します。
※太陽光発電の問題点について


☆ ☆
第4回目 建設予定地を歩いてきました

フカフカの腐葉土にせせらぎの音
クヌギやナラや山桜の大木たち
もったいないねもったいないねといいながら歩きました

フカフカの腐葉土の道が足底にやさしいです。
丁度建設予定地の真ん中あたりでしょうか、通称「櫟原街道」をスカイラインに向かって歩きます。
山ひだ沿いであまりアップダウンはありません。
なんとウオーキングにいい道でしょう。
軽トラが通れる幅です。かっては、農業や林業に使われたのでしょう。

切通しの道を行きます。
クヌギやナラの広葉樹の大木が張った根を見せています。
竹林も最近まで手入れされていたのでしょうかきれいです。山桜の大木があっちにもこっちにも。
道の両側には山ツツジが群生、4~5月にはさぞやきれいな道になることでしょう。

「花のきれいなときに又来ようよ」の声に、「もう町がこの道を業者に売ったというし、工事も始まって入られへんのとちがう? 」
この光景ももう見られないとは。
両側は深い谷、かすかに水の音も聞こえます。
高圧線の鉄塔下で一休み。
40分ほど歩いたでしょうか。建設予定地はここまでのようです。
南面は広い広い谷です。信貴山、二上山、葛城山、金剛山、大阪と和歌山の県境の和泉山脈も見えます。
「あれっ、大和三山も見える。耳成に香具山やねえ」

この谷を埋めるのにどれだけの土が

北側も谷になっています。
「ええっこの谷埋めんの。そんだけの土あんの」
そうなんです。どれだけの土を山を削るのでしょう。
この大木たちの株は根はどうなるのでしょう。
伐採して根を腐らせるのでしょうか。
なんでこんなことをしなければならないのか。大金持ちたちを儲けさせるために。
もういらなくなったら機材は運びださないだろう。
その頃には、産業廃棄物処理場になっているか。
なんてことしてくれるんや。(おか)


平群にこんな立派な素晴らしい森があるなんて知らなかった。
この森が消えてなくなるなんて『もったいない』のひとこと。
もうこの森はぜったい戻らない。
この自然を捨てるなんて町はなんで許可をだしたん!これは平群の財産。
森を活かすことをなぜ考えなかったのか。みんなが考えていかなあかん問題。
「もったいないね」「もったいないね」と言いながら歩きました。(けいこ)

昨年の全国メガソーラ-問題中央集会で、登山家の野口健さんのお話しです。
「再エネの先進国ドイツのソーラー事業はどうなっているのか。
ソーラー事業者に課せられる条件を調べたら、
 ①建設面積の6倍の森を作らなければならない
 ②森を25年間、責任もって管理しなくてはならない
 ③森にいた動物たちの巣を作らなくてはならない
ドイツでは太陽光発電事業を広げる前に、森を伐ったらその責任をしなくてはならない、ということ」。

かって旅行したブータンでも木は勝手に切れず、1本切ったら3本植えなければいけないと聞きました。
ほんとに、これができないなら山を削り谷を埋め森をつぶす資格はない。日本のゆるゆるの法律にあぜんとします。
(わかば)

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多くの方々の賛同、ご意見、有難く承りたいと存じます。
 メール : k.sudo(アットマーク)nike.eonet.ne.jp 









【チラシ第1号】 平群町櫟原(いちはら)にメガソーラー建設予定 48ヘクタール(甲子園球場の12倍)に6万枚のパネル

2020年01月27日 13時04分28秒 | チラシをご覧ください





◆このチラシを平群町の約7500~8000世帯、ほぼ全戸に配布します。


平群町櫟原(いちはら)にメガソーラー建設予定
48ヘクタール(甲子園球場の12倍)に6万枚のパネル

これまでの経過
<2019>
1/11 町は生駒平群発電㈱と仮協定。
4/8 事業者は、県に申請
4/18 事業者が地元櫟原大字に説明会。地元同意する。
7/9 町議会全員協議会で櫟原メガソーラー設置計画が明らかになる。
8/4 『へぐり民報』に掲載され住民が知る。
9/2 町と生駒平群発電㈱が正式協定書締結
9/12 9月議会において、櫟原地区以外の自治会にも事業者説明会をするように働きかけると答弁
11/1 県が「森林法」「宅地造成等規制法」にもとづき認可
11/16 タウンミーティングで反対・疑問の声が多数でる
11/29 町議会全員協議会
12/1 住民団体により「平群の自然環境・安全を考える学習会」が行われる
12/17 第1回事業者説明会
エバストリーム、村本建設、キンデン 引き続き説明会をすることを約束
<2020>
1/12 「平群のメガソーラーを考える会」発足
2/未定 第2回事業者説明会開催予定
     ぜひ参加しましょう。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
エバーストリーム キャピタル マネジメント https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57463
INFLUX INC(インフラックス) http://influx-inc.com/solar/
村本建設株式会社(本店所在地 〒635-0822 奈良県北葛城郡広陵町大字平尾11-1 )https://ssl.muramoto.co.jp/
きんでん(関西電力グループ) https://www.kinden.co.jp/
奈良県(奈良県庁 〒630-8501 奈良市登大路町30 県庁代表電話番号 0742-22-1101 )http://www.pref.nara.jp/
平群町(平群町役場 〒636-8585 奈良県生駒郡平群町吉新1-1-1 電話0745-45-1001(代表)ファクス:0745-45-6619 メール:info@town.heguri.nara.jp )http://www.town.heguri.nara.jp/web/index.html
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



山を削り谷を埋め、災害は起きないか

国は、福島原発事故が起きたにも関わらず、原発推進を変えず「原発を廃止し再生可能エネルギーへの転換」への道に立っていません。
そのことによって再生エネルギーに対する法律が国も地方自治体も整っておらず、そのすきをついて再生可能エネルギーを儲けの対象に投資会社が各地で造成を進めています。
事業者説明会では想定最大雨量1時間154ミリ、最大風力35メートルと聞きましたが、この数年だけでもその想定はくつがえされています。
昨年の台風19号による箱根の雨量は1日900ミリに達し、千葉県では、台風15号が瞬間風速50メートルを超し、壊れた太陽光パネルは発電し続け火事となりました。
土も伐採した木も搬出せず埋め、いくつもの渓流には土をかぶせ暗渠(あんきょ=地下に埋めた水路)にするといいます。
台風や豪雨の最中、暗渠が詰まり埋設した木や土が流れ出せばどういうことになるでしょう。
谷の深い大釜川に流さず櫟原川に流すとしていますが水は言うことを聞いてくれるでしょうか。
工事は3年半といいますが、その間どれほどの工事用車両が住宅地やフラワーロードを通ることでしょう。
このメガソーラーは平群になくてはならないものではありません。
多くの住民はなんらの得をするものでもありません。
この自然がいい、緑がいいと平群に居を定めた多くの住民にとっても納得のいくものではありません。
動植物の生態系もくずれるでしょう。


町と県は住民説明会を開くべき

町に説明を求めるも県が認可したものだから県に責任があると言うのみ。
事業者と協定を結び造成を了とする意見書をつけて県に提出したのは町です。
行政は住民の命と暮らしをまもることが最優先の仕事です。
なぜこんな大きな造成計画を住民に知らせなかったのか。
町は、第二回の事業者説明会の前に、県とともに住民説明会をするべきです。
私たち有志は、何回かの話合いと学習会、現地見学などをふまえ1月12日、『平群のメガソーラーを考える会』を結成しました。
ぜひ、ご意見をお寄せ下さい。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 
当面、三つの事を要求します。
◆町と県は情報公開すること。
◆早急に、町と県は住民説明会をおこなうこと。
◆環境アセスメントを実施すること。

平群のメガソーラーを考える会
代表世話人 須藤啓二(菊美台) 多田恵一(椿台) 090-1227-0536

趣旨に賛同して下さる方に賛同会費1000円(1回のみ)をお願いしています。よろしくお願いします。

多くの方々の賛同、ご意見、有難く承りたいと存じます。
 メール : k.sudo(アットマーク)nike.eonet.ne.jp 



◆メガソーラーとは
出力1メガワット(1000キロワット)以上の大規模な太陽光発電。

◆町が協定書をかわしたのは生駒平群発電㈱(福岡市)、その後、インフラックス、エバストリーム、BLACKROCKと会社が出てくるが、事業者説明会で説明したのはアメリカの投資会社エバストリームの代表。

◆パネルはジンコソーラー(中国)


この大規模な太陽光発電所建設予定地は、広域農道(フラワーロード)の西側、櫟原川と大釜川にはさまれた山林。
ほぼ椿台と緑ヶ丘を合わせた面積といわれる。


タウンミーティングや学習会、事業者説明会ででた声です。

😨 土砂や大雨で家が壊れたら保障してくれるのか。高齢になりもう自宅を建て直す元気はない。きちんと保険をかけてほしい。

😨 ハザードマップで見ると、櫟原川と大釜川にはさまれた現地は平群で一番大きな山林ではないでしょうか。平群の里山が好きであのあたりはよく歩きました。とても深い山です。千光寺近辺には珍しいシロハナウンゼンツツジがあったそうです。それ以外にもたくさんの山野草に出会いました。思い出の町道や里道も、町から業者に売られてしまったようでとても残念です。

😨 20年の耐用期間といいますが、その間にも災害が起こったり、科学が進歩して廃止になるかもしれません。ちゃんとパネルや資材を引き取ってくれるのでしょうか。ほったらかしにされたり、そのころには会社がなくなっていたりしたらどうなるのでしょう。

😨 学習会で南山城村のメガソーラーでは80ヘクタールで調整池が13個と聞いた。平群はたった3個だがほんとうに大丈夫なのか。フラワーロードの東側も残土処理場で山が崩されているがこちらまで水がきたらどうなるか。

😨 事業者説明会でパネルに使われている毒性物質はカドミウム、鉛、ヒ素、セレンと聞いた。1枚では微量でも6万枚ではどのくらいになるのか。災害や故障で設備が損壊したり、廃棄になり山に放置されると水や土が汚染されるのではないか。子どもたちにこの自然を引き継ぎたい。

😨 東日本大震災の惨事をもう忘れたのでしょうか。県や町は指針通りの説明をしているだけで、想定外の事態には何も対処していない。人の命はお金で買えません。山を削り谷をふさげば、これからの温暖化にそなえ災害はいつおこるかしれません。

😨 大阪から帰ってきて駅に降りると「空気がちがうねえ」とよろこんでいた私たちですが、伐採された山や6万枚のパネルの影響で西からの空気はかわるかもしれません。

😨 会社がいくつも出てくるが、町が生駒平群発電㈱とかわした協定書は引継がれているのだろうか。あまりにいろいろ会社がでてくるのでどこが責任者かわからない。

😨 イノシシや野鳥はどうなるのか。一時的に町に降りてこないか。農作物に害を与えないか。今でもたいへんなのでどうなることか心配。

😨 再生可能エネルギーとは、大型の儲けを対象にしたものではなく、その町、その地方で地産地消で起こすものではないか。


《世話人》
青野眞樹子(上庄)稲月敏子(若葉台)岡伸子(西向)須藤啓二(菊美台)多田恵一(椿台)田中勇蔵(椣原)吉川住夫(緑ヶ丘)吉田景(椣原)