平群のメガソーラーを考える会 ≪奈良県生駒郡平群町≫

平群町の皆様、近隣地域の皆様に、この大規模なメガソーラー建設計画について、より深く考えていただければと存じます。

資源エネルギー庁のメガソーラーガイドライン無視! コロナ罹患者急増で緊急要望書を提出! 不当な道路占用に関する要望書提出!

2020年08月05日 22時12分02秒 | 要望書の提出

平群町に申し入れ。住民生活課の課長、大浦氏。

説明会は事業者がやるので、我々がどうのこうのできませんとの姿勢で、前回同様、回覧板での周知を行なおうとすると最低1か月前でないとだめとのこちらからの発言に対して、事業者が決めることとの事で、そんなことで住民生活課の課長が務まるのか、大体、資源エネルギー庁のメガソーラー「ガイドライン」を読んでいるのかと問い詰めました。

返答は
「精読していません。僕は経産省の人間ではないので」

巨大なメガソーラーの影響で、多くの地域、住民の財産、環境が破壊されて大問題が引き起こされている全国各地の現状を全く考慮せず。



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令和2 年8 月4 日
平群町⾧ 西脇洋貴殿

緊急要望書

日頃は住み良い活力ある平群のまちづくりにご努力いただき誠にありがとうございます。
さて、平群町メガソーラーに関する第2 回住民説明会が8月20日の夜に開催されるというウワサがあります。
現在のコロナ罹患者が急増している状況で、各イベントも人数制限を行なったうえで開催されており、参加者を制限できない「住民説明会」が開催されることは、住民の健康、安全にとって極めて危険であると考えます。
昨年12月の第1回説明会には約100名が参加されており、多くの住民の関心が高まっている現在、200人程度の参加も見込まれることから、使用会場の規模とも合致しません。
また、8月20日までに「住民説明会」の開催を周知するには、前回の事例からも時間的に不十分です。
各自治会に回覧等にて周知を依頼するにしても、回覧自体が月単位が基本であるため、緊急的な回覧が必要ですが、1事業者の「住民説明会」が緊急的な回覧に値するものとは考えられません。
もし、このようなやり方で事業が推し進めらることを町が黙認するのであれば経済産業省の太陽光発電「ガイドライン」の主旨にも反し、単に「説明会」を実施したという形だけが事業者の実績となる自治体、住民をないがしろにする不適切な事態となります。
以上の主旨から今後実施される事業者の「住民説明会」の開催に関して下記の要望を致しますので十分ご検討の上、早急に事業者への指導、助言を行うよう求めます。


1.町民の希望者がもれなく参加できるよう十分な周知期間を設け、開催方法を工夫するよう事業者へ指導してください。
2.前回の住民説明会で住民から要望が出された主婦や勤めを持つ人、老人など住民の参加しやすい土曜、日曜の昼間の開催が相応しいので開催曜日を再検討するよう指導してください。
3.以上の観点から8月20日に開催が予定されているのであれば相応しい時期まで延期するよう指導してください。
4.町の将来に係わるメガソーラー事業に関しての説明会であり、住民生活の安全や生活に深くかかわる事業であることから町としてしかるべき方が出席し、事業者、住民双方の意見を聞き取り今後の施策に反映されることを求めます。傍観者的な態度は改めるべきと考えます。

以上




令和2 年8 月4 日
平群町⾧ 西脇洋貴殿

道路占用に関する要望書

日頃は住み良い活力ある平群のまちづくりにご努力いただき誠にありがとうございます。
協栄ソーラーステーション合同会社による送電線計画予定ルートに該当する各自治会に事業説明および道路使用許可の同意を求める訪問が行われています。
各自治会、子供会ほか各種団体より道路占用、使用に関して計画ルートが平群北小学校、平群中学校の生徒の通学路にあたっていること、元山上口駅と結ぶ生活道路であること、農作業に使用している狭小な町道が通行止めにされることなどから多くの反対の声が当会にも寄せられております。
現在計画されている町道埋設ルートに関して、6月町議会の討論で取り上げれましたが、今回の計画を町が許可した経緯の説明がなく、なぜ今回のルートなのか一切の説明がなされていません。
道路管理者(町)は本送電線占用に関して道路法32条第1項第2号に規定する「水管、下水道管、ガス管その他これらに類する物件」の「電線」として道路の構造または交通に支障を及ぼすおそれがないか等、個別に道路管理者が判断するとされています。
本送電線は、1私企業が20年間程度の期間限定で使用するものであり、公道を占用することが許可される公共性、計画性がなく、さらに町道の狭小さから交通の安全を阻害することが十分に予想されるためこのような占用は許可されるべきではないと考えます。
以上から下記の点について要望、質問を提出しますのでご回答ください。回答につきましては令和2年8月18日までにお願いいたします。


1.多くの自治会、子供会、農業従事者、各種団体が反対もしくは容認しない道路占用、使用の許可を取り消し事業者へ再検討を求めてください。
2.道路管理者として町が審査を行い、許可を出した審査内容、検討した別のルートの有無、許可根拠を明らかにしてください。
3.許可を出すにあたって町として行った住民、自治会等への告知、協議等の内容またはのそ有無について明らかにして下さい。
4.占用許可にあたって本ルートが通学路に該当していることによる町からの許可の制限または条件について具体的に指導内容、協議内容、参加者等について明らかにしてください。

以上







平群町へ提出した要望書(2月5日付)に対して、町の回答はこの様なものでした。

2020年02月20日 12時25分36秒 | 要望書の提出

平政推第590号
令和2年2月19日

平群のメガソーラーを考える会
代表世話人 多田 恵― 様

 平群町長 西脇 洋貴

平素は、町行政に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、今回ご要望のあつた件について、下記のとおり回答いたします。

   要望書(2月5日付)に対する回答について

1.住民の皆さまからの要望については真摯に対応するよう、町から事業者に伝えます。

2.協定書では各種規制等に基づき、法令遵守し事業を進めることを規定しています。事業者に課せられた各種規制等がすべてクリアしたことを確認することで、安全性の確保ができると考えます。また、行政はあくまで許認可や指導を行う立場であり、説明会については事業主体が行うものであると認識しております。

3.「平群町太陽光発電設備設置に関する指導要綱」による、事業者の周辺住民等への説明会は開催をされており、平群町主催の住民説明会開催に対する認識については、2.と同様です。
また、法等に抵触しない限り、町は、事業者に対して工事に着手しないよう指導を行う立場にないと考えます。 

4.要望の中で、すでに開示請求をされているものがございますので、ご確認ください。
個別の要望事項については次のとおり回答いたします。
1)該当する文書は町にはございませんので、詳細については、事業者にお問い合わせください。
2)宅地造成に関する許可および林地開発行為の文書に該当しますので、県または町に開示請求をすることにより閲覧が可能です。
3)2)と同様です。
4)2)と同様です。
5)該当する文書は町にはございませんので、詳細については、事業者にお問い合わせください。
6)事業完了後の原状回復等の資金については、今後事業者と協議を行う予定です。
7)該当する文書は町にはございませんので、詳細については、事業者にお問い合わせください。
8)奈良県自然環境保全条例による手続きに該当しますので、県または町に開示請求をすることにより閲覧が可能です。

5.現行の法律では、環境影響評価を事業者に課せることはできないと考えます。

 ※本件に関する担当課:住民生活課







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多くの方々の賛同、ご意見、有難く承りたいと存じます。
 メール : k.sudo(アットマーク)nike.eonet.ne.jp 








平群町に対して、下記の対応を早期に実施いただくよう要望書を提出致しました。 平群町⾧ 西脇洋貴殿 「平群のメガソーラーを考える会」

2020年02月06日 22時07分04秒 | 要望書の提出
令和2年2月5日
平群町⾧ 西脇洋貴 殿

平群のメガソーラーを考える会

要望書

日頃は住み良い活力ある平群のまちづくりにご努力いただき誠にありがとうございます。
我が平群町は小さいながらも「水と緑と文化の町・へぐり」として住民から自然の豊かな住みやすい街として親しまれております。
こうした緑豊かな町に、全国的に設置が行われている「メガソーラー発電所」の開発許可が奈良県より出され、本年3月にも工事が着工されることが事業者から発表されました。

森林は林野庁からも「水源の涵養、災害の防止、環境の保全といった公益的機能を有しており、・・・・森林の機能が失われてしまった場合には、これを回復することは非常に困難」とされ、一事業者の利益、行政機関の判断ですべてが進められることは許されないものと考えます。
市民からの意見を集約し環境に配慮された、安全性が確保された施設であることが最低限として求められます。
全国のメガソーラー発電所では、斜面崩壊事故、パネル飛散事故も多数報告され、熱風被害や景観の破壊などその影響は広範囲にわたるため、多くの市民に被害が及んでいる状況が発生しております。
株式会社INFLUX 等の事業者主催の昨年12 月の住民説明会では住民から安全対策、事故時の補償内容などについて質問が出されましたが事業者からは回答が保留されたため、住民の不安は全く解消されておりません。
また、事業者からは建設内容のわかる図面等の資料および開発申請関係の書類を次回の説明会に持参するとの回答が行なわれております。
当会では平群町に対して、下記の対応を早期に実施いただくよう要望いたします。


1.株式会社INFLUX 等の事業者に対して2 回目の全町民対象の住民説明会を早期に開催するよう指導してください。

2.平群町は「平群町太陽光発電設備設置に関する指導要綱」による「協定書」の当事者として、施設の設置方法、安全対策等を協定しています。協定を締結するにあたって安全性の確認等をどのように行ったのか、事業者との協議の内容を含め詳細の説明を求めます。
説明にあたっては全町民の参加が可能な住民説明会として開催し、説明会には宅地造成開発及び林地開発を許可した奈良県の担当部署の同席を求めます。

3.平群町は「平群町太陽光発電設備設置に関する指導要綱」に基づき、前項の事業者及び平群町主催の住民説明会で十分な説明が行われるまで、工事に着手しないよう事業者へ指導するよう要望いたします。

4.以下の書類、図面、資料等の開示をお願いします。
1) 平群町との協定書乙の生駒平群発電(株)と前回説明時の(株)INFLUX、エバストリーム等の関係、エネルギー庁への申請者名、実際の施設運営会社、維持管理会社が明確にわかる書類
2) 切土・盛土の位置、断面がわかる図面
3) 排水施設、調整池の計算書、計画図
計画地および全国の災害時の雨量、風速、地震時の震度等で計画時に参考とした資料、安全性についての説明資料
4) 伐採樹木および切り株の処分方法
5) 使用パネルおよび支持金具等のメーカー名および仕様等の資料
災害時または劣化時の損傷程度と破損時の有害物質の影響
6) FIT法20年経過後の事業計画、町指導要綱第3 条3 項の「現状回復」の内容、事業者が現状回復に要する費用および資金の確保方法
7) 完成までの工事工程表
8)「平群谷環境保全地区」であり、木竹の伐採は必要最小限としている。
開発計画で必要最小限として配慮された内容

5.環境影響評価は本事業については法的には求められないようであるが、当該地は48ヘクタールで広域林地開発であり、2.3メガワットと法基準にほぼ匹敵する規模であることや、急傾斜地開発であること、また、奈良県として希少種植物として指定する『シロバナウンゼンツツジ』の生息可能性があることなどから環境影響評価の実施を求めます。


以上、当会からの要望について令和2年2月19日までにご回答いただくようお願いいたします。
以上




多くの方々の賛同、ご意見、有難く承りたいと存じます。
 メール : k.sudo(アットマーク)nike.eonet.ne.jp