ワーク・ライフ・バランスの弊害とは?
<ワークライフバランスはもう古い❓>
〜注目の“ワーク・ライフ・マネジメント”とは〜
一部の企業では「ワーク・ライフ・マネジメント」という言葉をあえて用いて、
積極的な働き方改革を進めている。
古い形のワークライフバランスを提唱する企業とは、
長期的にみて大きな差が生まれるかもしれない。
<ワーク・ライフ“マネジメント”とは>
仕事(ワーク)と生活(ライフ)を積極的にマネジメントして、
どちらにおいても成功を収めていこうとする考え方だ。
🔶ワークライフバランスが
いくつかの弊害を抱えることになりる。
まず、ワークライフバランスは「ワークもライフもほどほどに」
というニュアンスが強くイメージされる言葉になった。
ワークとライフのどちらにも力を入れ、
どちらも大切にするという意味合いからズレはじめ、
“ワーク・ライフ・バランス”という言葉をいいことに
真剣に働かない人材が出始めた。
また、ワークライフバランスは、
各個人が自らの意志で人生をよくしようという
自主的・自発的な考え方であったはずが……
企業が従業員のために実施すべきものと認知されるようになった。
利益を追求しなければならない企業が
ワークライフバランスによって、
従業員に仕事を依頼しづらい状況に陥った。
勤務時間が短い企業や休暇が多い企業がワークライフバランスに
適した企業であると考えられるようになり、
逆に勤務時間が長い企業は、ワークライフバランスを考えない
“ブラックな企業”としてみなされる風潮になっている。
このような状況を改善するために、
ベネッセがワークライフバランスの代わりに用いた言葉が
“ワーク・ライフ・マネジメント”だ。
「マネジメント」という言葉を用いることで、
仕事と生活のバランスを誰かに準備してもらうのではなく、
自らが“主体的”に作り上げていくことが大切であることを主張した。
この考え方は多くの企業に受け入れられ、
受け身的な意味合いが強い「ワークライフバランス」から、
主体的な意味合いが強い、「ワーク・ライフ・マネジメント」へと移っていった。
<ワーク・ライフ・マネジメントのポイント>
ワークライフマネジメントの主体は、企業ではなく従業員。
自分にとっての理想を追い求めることがポイントになる。
一方、企業側は育休や産休の制度を充実させたり、
フレックスタイムを取り入れたり、テレワークを取り入れたりし、
自ら選択できる場を設けることで、従業員が主体的に
仕事や生活をマネジメントする力を高めていく。
<ワーク・ライフ・マネジメントのメリット>
ワークライフマネジメントを積極的に取り入れることで、
従業員と企業の両者にさまざまなメリットがある。
① 【生産性の向上】
従業員自ら、勤務日や勤務時間を管理できるようになる。
“できるだけ効率的に、早く仕事を終わらせよう”という
意識に変わり生産性が上がる。
② 【仕事と生活の両方が充実する】
仕事の成功はやりがいや生きがいにつながるとともに、
私生活にも大きな影響を与える。
同様に、私生活の充実は、心の安定や仕事に対する意欲向上に影響し、
仕事の質にも大きな影響を与える。
ワークライフマネジメントは、従業員のモチベーションを高め、
結果として企業の成功につながる。
③ 【優秀な人材が長期にわたって活躍できる】
昨今では、育児や親の介護などを理由に、
仕事を辞めなければならない人も多くいる。
しかし、ワークライフマネジメントに取り組んでいる会社では、
多様な働き方ができるため、生活と仕事の両立がしやすくなる。
そのため、優秀な人材が長期にわたって活躍できるようになった。
また、ワークライフマネジメントを推奨している企業は、
就活生からの評価も高く、優秀な人材が集まりやすくなる。
④ 【女性が活躍できるようになる】
出産という大きなライフイベントを経験する女性は、
出産や育児のために勤務時間を減らしたり、
状況次第で仕事を辞めなければならないケースもある。
しかし、積極的にワークライフマネジメントをすることで、
出産前後や育児をしながらでも働き続けられ、
自分なりの働き方を生み出すことができる。
その結果、優秀な女性が長期にわたって活躍できるようになった。
WeWorkより
次から次と色んな
事を考えるなぁ❗️
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