⚜️大人になると一年が早く感じるのは何故か?
子供の頃は長かった。
♻️もう12月か、今年も終わるな、
1年がアット言うまに過ぎる、こう思っている人は多い。
✴︎年を取るにしたがって、時が過ぎるのを早く感じる。
♻️子供の頃、小学生の6年間は、なんと長かったと思いませんか?
〈ジャネーの法則〉
tenki.jpより
〈ジャネーの法則〉は、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、
甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書において紹介された法則。
「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く感じられる」
という現象を、心理学的に説明したものです。
▪️例えば、50歳の人間にとって一年の長さは人生の50分の1ほどだが、
5歳の人間にとっては5分の1に相当する。
つまり、50歳の人にとっての10年間は、5歳の人にとっての一年間にあたり、
5歳の人にとっての一日は、50歳の人にとっての10日にあたることになる。
簡単にまとめると、〈ジャネーの法則〉は、
▪︎生涯のある時期における時間の心理的長さは、
年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)ということ。
生きてきた年数によって一年の相対的な長さがどんどん小さくなることによって、
時間が早く感じるというわけだ。
▪︎人は経験したことがないことをやっているときは、
それが強く意識に残り時間が長く感じる。
反対に、慣れてしまうと時間の長さが気にならなくなり、
あっという間に時が過ぎたように感じる。
【子供の頃の1年は長く・遅い】
👁🗨〈子供の体験の数〉
▪︎子どもの頃は初めて体験することばかりで、
毎日が新鮮で新しい出会いや発見がある。
しかし、大人になるにしたがって、新しい経験をする機会が失われる。
大人になると時間があっという間に過ぎ去ってしまったと感じるのは、
日々の“生活に新鮮味”がなくなるからという考え方もあるようだ。
▪︎子どものころは、毎日学校に行き、生きているだけで新しい発見や学びがあるが、
大人になるとすでに知っている事・物の中で過ごす時間が増える。
▪︎体験や認知の数が多いほど時間は長く感じられる。
子ども時代は、初めて遭遇するできごとが多くある。
食事シーンを思い浮かべると一目瞭然、好物をいつ食べようかと迷ったり、
スパゲッティで遊んだり、牛乳をこぼしたりと、
いろんなできごとや感情を体験する。
👁🗨〈時間経過への注意〉
▪︎子どものとき、カレンダーや時計を繰り返しながめては、
未来のイベントや行事を待ちわびた経験はあると思う。
子どもは,そのイベントまでの日数を、
指折り数えて待ち遠しく感じられるようなことが多いもので、
時間経過に注意が向く回数が多いほど、時間は長く感じられる。
👁🗨<昔卒業した小学校を訪れたとき、校庭が小さく感じられたことはないか?>
▪︎広い場所にいるほうが、狭い場所よりも時間が
長く感じられるとの実験結果があるそうだ。
同じ空間でも子どもは広く認識し、
時間の経過をゆっくり感じさせる傾向を強めているとの見方もある。
【大人の1年が早く・短く感じるのは】
👁🗨<大人は同じ事の繰り返しの日々>
▪︎大人は慣れきったルーティンと化し、ただ黙々と食べることも多くなる、
食事が“ひとまとまりの単調なできごと”になってしまう。
“ひとまとまりの単調なできごと”になると、時間は早く過ぎるように感じられる。
極端な話、大人の場合、1日が『仕事する』という
“ひとまとまりの単調なできごと”になることもあるかもしれない。
こうなると、まさに『光陰矢の如し』で、人生はハイスピードで過ぎ去って行く。
▪︎同じことを繰り返す生活に脳が慣れると、
「特に新しいことがない1日だった」として記憶にも残らず、
あっという間に時が過ぎたという感覚になってしまいやすい。
▪︎子どもの頃のようにさまざまなことに興味を持ち、
新しい経験をしていれば、思い出や経験の詰まった毎日を
過ごせ時間を長く感じることができる。
👁🗨<加齢による代謝の低下が、時間を短く感じさせる >
PHILIPSより
▪︎加齢による〈代謝の低下〉です。
子どもは代謝が活発で、体温も高い、
歳をとると、代謝が落ちて体温も低くなってきます。
ゼンマイ仕掛けの時計を想像してみると、わかりやすいかもしれない。
子どものときは、ゼンマイがくるくると早く回るけど、
大人になるほどゆっくりしたペースになる。
たとえば、これまでの1分が30秒ぐらいになって、
相対的に時間が短く感じられるというわけだ。
▪︎この代謝による時間経過の変化を、私たちは毎日感じている。
朝の時間はあっというまに過ぎると思いませんか?
起床時は代謝が低く体温も低いために、代謝が高まる昼に比べ、
時間が早く過ぎるように感じる。
▪︎一川先生によれば、季節によっても時間感覚は変化すると言う。
たとえば、冬は気温が下がって、代謝も低下しやすいため、
夏より時間が早く過ぎていくように感じられる。
12月を「師走」と呼ぶのは、年の瀬であるだけでなく、
季節による時間感覚の変化も関係しているのかもしれない。
【師走と鰤の関係】
▪️「嫁ぶり」という言葉がある。
嫁ぶり、「いいお嫁さんです」の意味で、
実家へ立派な寒ぶりを丸一本ほどはなくても、お歳暮用に贈る。
<鰤(ぶり)>
▪️「さかな偏」に「師」と書いて『鰤』と読む。
師走になると、脂がのっておいしくなることに、
由来するという説がある。
【まとめ】
なぜ、大人は時間が早く過ぎるように感じるのか?
❶身体の代謝低下
❷新しい体験の不足
❸未来への期待感が低下している
<10年一昔>
読売新聞より
▪︎「10年一昔」は、10年経てば昔になることを表す言葉。
シチズン時計がZ世代と呼ばれる18歳〜26歳に行った調査では、
3割の人が、昔= 5年前と答えた、一昔を短くとらえる様になっている。
デジタル社会の影響を受けているのもしれない?
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