想像ですから

あなたの想像に大きく頼りますから。任せっぱなしですから。

■想像100コ目(ご挨拶)

2004年05月07日 | 「想像001~100コ」置き場ですから。
――想像して欲しい。ついに、と大袈裟にいうほどでもありませんが、100コ目の想像になっちゃいました。振り返ってみると、ちょうど一ヶ月前に開始したんですねえ。踏ん切りのタイミングとしては、ちょうどいいのかな。

それでは皆さん、さようなら。また会う日まで。

■想像99コ目:金曜の夜版

2004年05月07日 | 「想像001~100コ」置き場ですから。
――想像して欲しい。なんでもセロリって食べれば食べるほど痩せるそうで、それはカロリー摂取量よりも、咀嚼や消化に要するカロリー消費量のほうが多いかららしい。

なんだか間抜けな詐欺師にでも遭ったような、ふわふわした話だ。しかしながら世の中にはセロリの苦手な人が結構いたりして、それはもしかすると食べれば食べるほど生命に危機を感じ取る能力があるからではなかろうか。本能的になにかを察するのではなかろうか。

つまりわたしがバナナを嫌いなのは、バナナを食べれば食べるほど、猿がバナナ不足で困るから。こんにゃくが嫌いなのは、男子中学生が悶々とした気持ちを処理できなくて困るから。
察してますから。人様の快楽を奪うような野暮なことはしませんから。

■想像97コ目(いまどき××って……)

2004年05月07日 | 「想像001~100コ」置き場ですから。
――想像して欲しい。昨日テレビで森口博子が「イタ飯」って言ってましたから。テレビはつけっ放しで他のことをしていたのですが、ちょっと聞き逃せませんでしたから。観念が止まったまま年齢だけ取るのは怖い、と思いましたから。

ところで、昨日髪を切りましたから。真ん中は長めで……つまりソフトモヒカンですから。ソフトモヒカン=ベッカムを思い浮かべる辺り、観念が止まっているのはわたしも同じですから。人のこと言えませんから。

■想像ですから版・悪魔の辞典「辞意表明」

2004年05月07日 | 「想像ですから版・悪魔の辞典」ですから。
――想像して欲しい。「辞意表明」の再定義。


●辞意表明
(1)不祥事に責任を感じ、自ら職務を退く決意を周知させるのが表向き。内心はこれ以上不祥事を詮索されぬよう、早めに職務を退くこと。あるいは叩かれ続けながら職務を全うするのは到底無理なので、早々と逃げ出すこと。

(2)2004年5月7日、福田康夫官房長官が行ったこと。ただしこれは内閣官房長官というポストのみで、国会議員は辞任しないらしい。この辺のうまさは「さすが政治家」としかいいようがない。

○関連用語
国民年金


※アンブローズ・ビアス『悪魔の辞典』の訳書は以下のようにいくつかありますが、本サイトは原著の翻訳ではないのであしからず。単なる想像による、言葉の再定義ですから。
→ [筒井康隆(翻訳)]
→ [西川正身(翻訳)]
→ [奥田俊介(翻訳)]