想像ですから

あなたの想像に大きく頼りますから。任せっぱなしですから。

■想像のほか12コ目(清酒にずっぽり浸けられて)

2004年05月15日 | 「想像のほか」置き場ですから。
――想像して欲しい。「鴨南蛮の南蛮を抜いて、代わりに渡来を入れてくれ。トライしてみてくれ。なんばってくれ。無視しないで、かもっておくれ。ほれ、さあ、ほれ」と管を巻きたくなるようなくらい、脳内はどんより雲。ちょっとだけ二日酔いです。なんにも食べたくない。あ、でも、蕎麦なら手繰れる。手繰れますから。
それと、頭頂部から後頭部にかけて、何者かにむんずとつかまれている感覚がずっとあるのですが、誰か引っ張ってますか、もしかして。おやめください、危険ですから。じたばたしちゃいますから。

話は変わって昨夜の飲み会。友人三人と池袋で「日本酒の呼称は清酒にしようよ。ねえ?」大会をやっていたのですが、皆さん、清酒と呼ぶようにしませんか。清酒というちゃんとした名前があるのだから日本酒はおかしい、と池波正太郎も言ってましたから。みんな(店員さんも含め)当たり前のように日本酒と呼んでて、ちょっとしょんぼりですから。

ところで、ここ一二年ずっと焼酎ばかりでひさしぶりに清酒を飲んだのですが、昨日あれこれ試したせいか、一気に清酒に目覚めてしまいました。かなり機嫌よく、おはようございますボス、と言いたいくらい目覚めましたから。
純米酒のみを三品<男山生もと(北海道)、浦霞(宮城)、春鹿(奈良))注文し、どれがどれだか当てれるかな、といった酔狂な遊びをしたのですが、意外と分かるものですね。ずっぽり当てれて気持ちがよかったですから。かんらかんらと快哉ですから。
ちなみに、この遊びの前には二品、あとにも二品飲んだのですが、いったいいくら飲んだのか分からなくなるぐらい、ぐびぐびいっちゃいましたから。清酒って怖いくらい入りますねえ。あとあと考えるとひとり一升は飲んだかも、ですから。「思いのほか」というか想像ですから風に言うと、「想像のほか」飲んじゃいましたから。身体も財布もびっくりですから。