――想像して欲しい。係長のすれ違いざまの「挨拶チョップ」が意外と痛い。三歩通り過ぎたあとから効いてくる。
――想像して欲しい。「よーし、あのライバル会社にタガメの大群を送りつけてやれ」と上司の指示。
――想像して欲しい。
「前にね、このぐらいの魚捕まえたんですよ。本当ですって。嘘じゃありませんって。……ちなみに私もこのぐらいですから。ほ、本当ですって。嘘じゃありませんって。……ああ、疑ってますねえ? んー、如意棒にょきっ」
※タイ・フード・フェスティバルでなにやらショーをやっていたのですが、一分ぐらいしか見ていなかったので、よく分からなかったですから。
「前にね、このぐらいの魚捕まえたんですよ。本当ですって。嘘じゃありませんって。……ちなみに私もこのぐらいですから。ほ、本当ですって。嘘じゃありませんって。……ああ、疑ってますねえ? んー、如意棒にょきっ」
※タイ・フード・フェスティバルでなにやらショーをやっていたのですが、一分ぐらいしか見ていなかったので、よく分からなかったですから。
想像して欲しい。ちょっとだけ想像して欲しいのです。
ここに書かれてあるもの――これから書かれる全てのもの――が、実はあなたの想像に大きく頼っているということを。
まあ、いつまで続くか分かりませんがね。
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……というのがblog開始一発目に書いた内容でした。記事が100を超えて区切りがいいので全文引用。初心忘るべからずというか、コンセプトの再確認です。
※goo BLOGでは記事タイトルの記入は必須なのですが、そこを「スペース(全角だったか半角だったかは失念)」にしたらバグっちゃったんですよねえ。この開始一発目の記事、いまとなっては修正不能の上、記事URLも分からない。つまり直にリンクが貼れない。しょんぼりですから。
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「いつまで続くか分かりませんが」というのは、初心者の本音だと思うんですよね。
思えばblogを始めたきっかけって、知り合いがやっているからやってみようかなという、軽い気持ちでした。TrackbackやPing送信がどういう仕組みなのかなんてちゃんと理解もしていないのに、「流行ってるから」という理由で始めた記憶があります。
今日始めた人、あるいはこれから始める人も、多かれ少なかれそんな気持ちを持っているのかなあと思いを巡らせてみたり。
たかだか一ヶ月続けただけで分かったようなことを言うのもおこがましいのですが、長く続ければ続けるほど、初心の気持ちを忘れてしまい、初心者がなにを不安に思っているのかを理解しがたくなって行くのが自然だと思うんですよね。これはblogに限らず、どの世界でも同じかな。
わたしはそれが嫌なんです。「おうおう、なんでも知ってるよ」って、おごったり、偉ぶったりするのって嫌いですから。
それに、慣れによる観念(考え方)の硬化も、進んで避けたい。なんでもそうですが、マクロからミクロまで、いつもいろんな視点から見られるようでありたい。
というわけでこの記事は、100コごとの原点回帰。言わば自戒のようなものです。さらっと読み流してくれると助かりますから。
もちろん「想像101~200コ」はネタに走りますから。「想像101~200コ」はちょっとだけ色気をアップしてみますから。もうすぐ夏ですから。薄着の季節ですから。
ここに書かれてあるもの――これから書かれる全てのもの――が、実はあなたの想像に大きく頼っているということを。
まあ、いつまで続くか分かりませんがね。
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……というのがblog開始一発目に書いた内容でした。記事が100を超えて区切りがいいので全文引用。初心忘るべからずというか、コンセプトの再確認です。
※goo BLOGでは記事タイトルの記入は必須なのですが、そこを「スペース(全角だったか半角だったかは失念)」にしたらバグっちゃったんですよねえ。この開始一発目の記事、いまとなっては修正不能の上、記事URLも分からない。つまり直にリンクが貼れない。しょんぼりですから。
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「いつまで続くか分かりませんが」というのは、初心者の本音だと思うんですよね。
思えばblogを始めたきっかけって、知り合いがやっているからやってみようかなという、軽い気持ちでした。TrackbackやPing送信がどういう仕組みなのかなんてちゃんと理解もしていないのに、「流行ってるから」という理由で始めた記憶があります。
今日始めた人、あるいはこれから始める人も、多かれ少なかれそんな気持ちを持っているのかなあと思いを巡らせてみたり。
たかだか一ヶ月続けただけで分かったようなことを言うのもおこがましいのですが、長く続ければ続けるほど、初心の気持ちを忘れてしまい、初心者がなにを不安に思っているのかを理解しがたくなって行くのが自然だと思うんですよね。これはblogに限らず、どの世界でも同じかな。
わたしはそれが嫌なんです。「おうおう、なんでも知ってるよ」って、おごったり、偉ぶったりするのって嫌いですから。
それに、慣れによる観念(考え方)の硬化も、進んで避けたい。なんでもそうですが、マクロからミクロまで、いつもいろんな視点から見られるようでありたい。
というわけでこの記事は、100コごとの原点回帰。言わば自戒のようなものです。さらっと読み流してくれると助かりますから。
もちろん「想像101~200コ」はネタに走りますから。「想像101~200コ」はちょっとだけ色気をアップしてみますから。もうすぐ夏ですから。薄着の季節ですから。
――想像して欲しい。ついに、と大袈裟にいうほどでもありませんが、100コ目の想像になっちゃいました。振り返ってみると、ちょうど一ヶ月前に開始したんですねえ。踏ん切りのタイミングとしては、ちょうどいいのかな。
それでは皆さん、さようなら。また会う日まで。
それでは皆さん、さようなら。また会う日まで。
――想像して欲しい。なんでもセロリって食べれば食べるほど痩せるそうで、それはカロリー摂取量よりも、咀嚼や消化に要するカロリー消費量のほうが多いかららしい。
なんだか間抜けな詐欺師にでも遭ったような、ふわふわした話だ。しかしながら世の中にはセロリの苦手な人が結構いたりして、それはもしかすると食べれば食べるほど生命に危機を感じ取る能力があるからではなかろうか。本能的になにかを察するのではなかろうか。
つまりわたしがバナナを嫌いなのは、バナナを食べれば食べるほど、猿がバナナ不足で困るから。こんにゃくが嫌いなのは、男子中学生が悶々とした気持ちを処理できなくて困るから。
察してますから。人様の快楽を奪うような野暮なことはしませんから。
なんだか間抜けな詐欺師にでも遭ったような、ふわふわした話だ。しかしながら世の中にはセロリの苦手な人が結構いたりして、それはもしかすると食べれば食べるほど生命に危機を感じ取る能力があるからではなかろうか。本能的になにかを察するのではなかろうか。
つまりわたしがバナナを嫌いなのは、バナナを食べれば食べるほど、猿がバナナ不足で困るから。こんにゃくが嫌いなのは、男子中学生が悶々とした気持ちを処理できなくて困るから。
察してますから。人様の快楽を奪うような野暮なことはしませんから。
――想像して欲しい。歯を磨いているときに限って、大事な電話。
「もひもひ、ひまひょっと歯を磨ひてひたところなので、あほからでいひですか?」
出るんじゃなかった、あとでこちらから掛け直せばよかったと、ちょっと後悔ですから。しょんぼりですから。
「もひもひ、ひまひょっと歯を磨ひてひたところなので、あほからでいひですか?」
出るんじゃなかった、あとでこちらから掛け直せばよかったと、ちょっと後悔ですから。しょんぼりですから。
――想像して欲しい。昨日テレビで森口博子が「イタ飯」って言ってましたから。テレビはつけっ放しで他のことをしていたのですが、ちょっと聞き逃せませんでしたから。観念が止まったまま年齢だけ取るのは怖い、と思いましたから。
ところで、昨日髪を切りましたから。真ん中は長めで……つまりソフトモヒカンですから。ソフトモヒカン=ベッカムを思い浮かべる辺り、観念が止まっているのはわたしも同じですから。人のこと言えませんから。
ところで、昨日髪を切りましたから。真ん中は長めで……つまりソフトモヒカンですから。ソフトモヒカン=ベッカムを思い浮かべる辺り、観念が止まっているのはわたしも同じですから。人のこと言えませんから。
――想像して欲しい。「辞意表明」の再定義。
●辞意表明
(1)不祥事に責任を感じ、自ら職務を退く決意を周知させるのが表向き。内心はこれ以上不祥事を詮索されぬよう、早めに職務を退くこと。あるいは叩かれ続けながら職務を全うするのは到底無理なので、早々と逃げ出すこと。
(2)2004年5月7日、福田康夫官房長官が行ったこと。ただしこれは内閣官房長官というポストのみで、国会議員は辞任しないらしい。この辺のうまさは「さすが政治家」としかいいようがない。
○関連用語
・国民年金
※アンブローズ・ビアス『悪魔の辞典』の訳書は以下のようにいくつかありますが、本サイトは原著の翻訳ではないのであしからず。単なる想像による、言葉の再定義ですから。
→ [筒井康隆(翻訳)]
→ [西川正身(翻訳)]
→ [奥田俊介(翻訳)]
●辞意表明
(1)不祥事に責任を感じ、自ら職務を退く決意を周知させるのが表向き。内心はこれ以上不祥事を詮索されぬよう、早めに職務を退くこと。あるいは叩かれ続けながら職務を全うするのは到底無理なので、早々と逃げ出すこと。
(2)2004年5月7日、福田康夫官房長官が行ったこと。ただしこれは内閣官房長官というポストのみで、国会議員は辞任しないらしい。この辺のうまさは「さすが政治家」としかいいようがない。
○関連用語
・国民年金
※アンブローズ・ビアス『悪魔の辞典』の訳書は以下のようにいくつかありますが、本サイトは原著の翻訳ではないのであしからず。単なる想像による、言葉の再定義ですから。
→ [筒井康隆(翻訳)]
→ [西川正身(翻訳)]
→ [奥田俊介(翻訳)]
――想像して欲しい。東京都は、山田たかしくん(10)からのお葉書です。
「ライオンのオスは、なぜ刈りをしないんですか。すればいいと思います」
ええっと、狩りの字が間違ってますね。四年生だからかな。それではコメンテーターの皆さん、ご回答のほどよろしくお願いいたします。
※お知らせ
ちょいと忙しいかなあというときは、この「素敵にボケて」シリーズでお茶を濁そうと思っています。
ただわたくし、ツッコミ適性は悲しいくらい備わっていないので、下手にコメントを書いて寒々とさせるよりも、そのまま自由にボケてもらう方が面白いかなあと思ったり。それでいいですよね? ね?
「振っていながらレスはなしかよ!」って思わないでいただけると助かりますから。
「ライオンのオスは、なぜ刈りをしないんですか。すればいいと思います」
ええっと、狩りの字が間違ってますね。四年生だからかな。それではコメンテーターの皆さん、ご回答のほどよろしくお願いいたします。
※お知らせ
ちょいと忙しいかなあというときは、この「素敵にボケて」シリーズでお茶を濁そうと思っています。
ただわたくし、ツッコミ適性は悲しいくらい備わっていないので、下手にコメントを書いて寒々とさせるよりも、そのまま自由にボケてもらう方が面白いかなあと思ったり。それでいいですよね? ね?
「振っていながらレスはなしかよ!」って思わないでいただけると助かりますから。
――想像して欲しい。日本でよく食べられる鰻。細かく言うとアンギラジャポニカ種って言うらしいですから。
アンギラジャポニカ種の蒲焼、アンギラジャポニカ種の白焼き、アンギラジャポニカ種の肝吸い。
なんだか食欲が半減してきましたから。恐ろしい怪獣のように思えてきましたから。
関係ないけど、ジャポニカ学習帳を思い出しましたから。あと、ドリルって意味、いまだに分かりませんから。同じ漢字を何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も――もうちょい続けましょうか?――何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も書き付ける狂気……。マンドリル並に恐ろしいですから。
アンギラジャポニカ種の蒲焼、アンギラジャポニカ種の白焼き、アンギラジャポニカ種の肝吸い。
なんだか食欲が半減してきましたから。恐ろしい怪獣のように思えてきましたから。
関係ないけど、ジャポニカ学習帳を思い出しましたから。あと、ドリルって意味、いまだに分かりませんから。同じ漢字を何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も――もうちょい続けましょうか?――何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も書き付ける狂気……。マンドリル並に恐ろしいですから。
――想像して欲しい。
「オトコくさっ!」とぬけぬけと言い放ったオンナは
想像とはちょっと……というか大分違っていたわけだけど
それでも「翻弄キャラ」という意味では同じなのか、と
思い直したあたしタツ。
「オトコくさっ!」とぬけぬけと言い放ったオンナは
想像とはちょっと……というか大分違っていたわけだけど
それでも「翻弄キャラ」という意味では同じなのか、と
思い直したあたしタツ。
――想像して欲しい。大人の肝試しとは、あん肝だったりフォアグラだったり。
男の度胸によっては、「きゃっ」といって腕にしがみ付いてもらえる点は一緒ですが、いざ会計となって肝を冷やす場合もあったりしますから。懐具合には気を付けて欲しいですから。
男の度胸によっては、「きゃっ」といって腕にしがみ付いてもらえる点は一緒ですが、いざ会計となって肝を冷やす場合もあったりしますから。懐具合には気を付けて欲しいですから。
――想像して欲しい。炊飯器から吹き出る蒸気ってどのくらい熱いのかなあと思い手をかざしてみたところ、見事に一瞬で火傷(やけど)したのが三日前。真っ赤だったのが茶色くくすんできましたから。なんにでも見境なく手を出すのは、やめておいた方がいいですから。いい匂いにつれられるのはよくないですから。ちょっとは勉強しましたから。