現状認識が滅茶苦茶甘く、国民の声を全く聞く気のない江藤農相に、いくら「今夏は大丈夫だ」などと言われて、だれが信用するものか。
今回の備蓄米の放出に関しても、最初は放出を否定していたではないか!
そしてマスコミやSNSのもう批判に押されて、やっと備蓄米放出を決めた御仁である。
放出を決めたにもかかわらず、コメの値段が下がるなどと言う観測は全くと言っていいほど出ていないようだ。
いかに、農相、そして農水省が信用されていないのかという証左であろう。
このような鈍感な人間たちが、国民の食の安全性を左右している限り、今年の夏も「令和の米騒動PartⅡ」が起きそうである。
愚かな政治家の存在が、国民にとっては、何よりも不安のタネである。
農村を己の票田としてしか考えず、農業政策をコロコロと転換してきた自民党の議員たちの罪の重さは、いまさら言うまでもないであろう。
農政の失敗は、国を亡ぼす・・・・・・。