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湾岸戦争の時に米軍支援のために日本政府の依頼により派遣された民間輸送船の話。自衛隊にせよ民間輸送船にせよ、ひとたび米軍支援のために派遣したら、事実上米軍の指揮下で活動することになるのは当たり前。軍事作戦は統一した指揮の下で行うものだから。そこを日本政府はごまかし続けてきた。 https://t.co/wmQCcWdZ5H
— 布施祐仁 (@yujinfuse) August 18, 2018
湾岸戦争でアメリカから協力を求められ、当時は自衛隊を海外に派遣する根拠法がなかったため民間輸送船を派遣。米軍指揮下には入らない、開戦したら危険海域には入らないという話だったが、実際には米軍の指示で危険海域に入り、イラクのミサイル攻撃にさらされた。だが、その事実は隠された。→
— 布施祐仁 (@yujinfuse) August 18, 2018
→敗戦時11歳で戦争を体験した民間輸送船の船長は、憲法九条ができた時、日本はもう二度と戦争はしないんだと知って心から安堵したという。しかし、その自分が結果的に戦争に加担してしまった。この事実について「もう二度と戦争には手を染めたくない…」と涙を流しながらカメラに向かって語った。→
— 布施祐仁 (@yujinfuse) August 18, 2018
→船長が政府に提出した報告書には「安全地帯というより戦闘地域だった」と記していた。だが、この報告書が公表されることはなかった。当時の中山太郎外務大臣は、一切悪びれることなく「船を派遣すること自体が参戦。色んな経験をして国民は脱皮していく。その意味では成功した」とコメント。→
— 布施祐仁 (@yujinfuse) August 18, 2018
→ 日米同盟のために民間輸送船を騙して戦地に派遣し民間人をミサイル攻撃にさらしておきながら、その事実を隠蔽したことについて、一切反省することなく「あれは国民の意識を変える上で成功だった」と言ってのける政治家の意識に驚愕した。まさに日報問題の原点と本質がここにある。
— 布施祐仁 (@yujinfuse) August 18, 2018
→ 日本政府は、派遣する人間の命を何だと思っているのか。結局は、日米同盟と自衛隊の海外派遣拡大のための「駒」としてしか見ていないのだ。だから、戦闘地域だった事実や実際に危険にさらされた事実を平気で隠す。こんなに国家として不誠実な派遣はない。素晴らしいドキュメンタリーだった。
— 布施祐仁 (@yujinfuse) August 18, 2018