【記者クラブ訴訟について】1999年から。主に憲法14条と21条の違反を主張。地裁「役所の取材対応は義務ではなく便宜供与」、高裁「フリーランスは無試験で信用できない」、最高裁が2年間考えたあげく棄却…
1999年を皮切りに、私は「記者クラブ訴訟」を何回も提訴。主に憲法14条と21条の違反を主張するものです。しかし、最初の訴訟で、東京地裁が「役所の取材対応は義務ではなく便宜供与」、東京高裁が「フリーランスは無試験で信用できない」、最高裁が2年間考えたあげく棄却。以後、踏襲。 https://twitter.com/slo_kagoshima/status/960541323525636096
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA2018/02/06 01:06
我々のようなフリーランスですと、資格試験もないので、現在、どういう成果をあげているかが能力を判断する基準となります。ちなみに東京高裁は記者クラブ訴訟の判決で「フリーランスなどという試験に受かったわけでもない人間は役所の記者会見に参加させなくてもいい」と書いています(笑)。 https://twitter.com/FREDY_OYAJI/status/968635993749204992
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA2018/02/28 10:09
私が「フリーランスを差別するな。記者クラブにだけ記者席を用意し、判決要旨を提供するのは憲法違反だ」と訴えた記者クラブ訴訟の控訴審で、東京高裁は「フリーランスは試験に受かっていないから、差別されて当然」(要旨)という驚愕の判決を言い渡し、最高裁もそれを是認しました。 https://twitter.com/hirougaya/status/1005060239433973760
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA2018/06/08 22:45
【光速で回覧希望】
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA2018/08/10 12:07
武富士事件のとき、山岡俊介さん @yama03024 と私に何があったのか。武富士と警察、暴力団との癒着について、記者クラブメディアは警察発表があるまで一切報道しませんでした。以下は、私が「第2次記者クラブ訴訟」を戦っているとき、ブログに掲載した記事です。
防衛省記者会見交渉経過(21)
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA2019/01/23 19:34
2019年1月18~23日
防衛省報道室からも記者クラブからも連絡なし。そろそろ攻撃する順番を考えないと。過去の記者クラブ訴訟で、幹事社がどういう目にあったのか、自社の顧問弁護士に聞いてみたら、どうなのかしら。
私が原告だった第2次記者クラブ訴訟の判決に関する高田昌幸北海道新聞記者(当時)の記事を再読。国民も報道関係者も勘違いしていますが、憲法が保障する「報道の自由」は絵に描いた餅で、判例上は「役所から記者クラブへの便宜供与」と解されています。望月衣塑子記者 @ISOKO_MOCHIZUKI 問題と通底。
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA2019/02/27 11:21
第2次記者クラブ訴訟に関する『週刊金曜日』の記事を再読。筆者は岡﨑智さん @casuob 。
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA2019/02/27 14:53
「裁判所が記者クラブ所属の報道機関に優先的取り扱いをしていることに関して、法律の条文上の根拠はなにもない」
後日、「『便宜供与』(賄賂)だから、法律に基づかなくていい」という無茶苦茶な判決が出る。
布施さん、ますます鋭い! 記者クラブ訴訟における裁判所の判断は「判決要旨の交付も記者席の用意も記者会見の開催も憲法や法律で定められた義務ではなく、便宜供与。してもしなくてもいいし、誰に対してするかも自由」としています! https://twitter.com/yujinfuse/status/1100691479519932416
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA2019/02/27 19:06
記者クラブ関連資料を再読中に韓国の『オーマイニュース』に関するものが。同ニュースの記者が法的手段をとり、韓国の記者クラブ制度が崩壊したことは新刊『記者クラブとは』 https://www.amazon.co.jp/dp/B07NSHLN7S/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_qsLDCbTTQJ695 にも書いた。当時の韓国の記者クラブメディアは現在の日本の記者クラブメディアと同状況。pic.twitter.com/HDbivzg8x6
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA 2019/2/27 18:16:28
続きを読んでいたら、高田昌幸北海道新聞記者(当時)が「記者クラブ制度廃止」を訴えている一方、記者クラブ訴訟で記者クラブが自ら「記者会見は便宜供与です」と主張しているくだりも。だから、みなさん、本気で記者クラブ制度を廃止させませんか?
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA2019/02/27 19:25
第2次記者クラブ訴訟に関して、橋本玉泉さん @H_gyokusen が書いてくれた記事。
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA2019/02/27 21:33
「しかし、だからといって記者クラブの問題に目をつぶるわけにはいかない。(中略)『誰かが石を投げなくては』ならないのである」
記者クラブ廃止を目指し、まい進しましょう!
元新聞記者でフリーランスの渋井哲也クンの記事。入社1年目で警察を担当していたとき、警察官から「広報さん」と呼ばれた経験が書かれています。警察からすれば、記者クラブは広報課の下請け業者にすぎません。pic.twitter.com/Up3arxppU0
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA 2019/2/27 22:25:02
渋井哲也クンの記事でも私が原告だった第1次記者クラブ訴訟が取り上げられています。役所から記者クラブへの情報提供が「報道の自由」や「国民の知る権利」とは関係ない、「便宜供与」(賄賂)と判決で認定されたことに衝撃を受けつつ、「報道機関は自ら便宜供与を手放すことはない」と。
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA2019/02/27 22:53
金香清さんが『週刊金曜日』に第2次記者クラブ訴訟について執筆した記事。この訴訟は海外の関心も高く、日本外国特派員協会で提訴の記者会見を開きました。
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA2019/02/27 23:50
『財界展望』でも第2次記者クラブ訴訟は取り上げられています。
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA2019/02/28 00:12
〈一般傍聴席から、「武富士問題を報じない全国紙やテレビ局の記者じゃなく、記事を書いてきた寺澤さんを座らせるべきだ」との声が口々に挙がり、記者クラブの記者たちは居心地が悪そうだった〉
こういうことが実際にあったわけです。
奥田隆文裁判長は笑顔で原告の主張を聞くフリをしつつ、判決では国の主張のコピペしかしない人物。第2次記者クラブ訴訟以外で、私が原告となった訴訟でも同様でした(東京地裁裁判長から東京高裁裁判長へ出世していましたが)。画像は第2次記者クラブ訴訟に関する『財界展望』の続報。
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA2019/02/28 00:35
『聖教新聞』も第2次記者クラブ訴訟を取り上げたことがあります。安倍政権支持の自民党や公明党の支持者には「国境なき記者団の報道の自由度ランキングは信用できない。安倍政権をおとしめるための陰謀だ」などと主張する人たちがいますが、以前から日本は記者クラブ制度のせいで順位が低いのです。
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA2019/02/28 13:04
第1次、第2次記者クラブ訴訟で問題となった判決要旨の交付。これを記者クラブのみに配付し、フリーランスに配付しないのは、憲法14条(法の下の平等)や憲法21条(取材・報道の自由)に違反しないというのが裁判所の判断。なぜなら、判決要旨の交付は「便宜供与」(賄賂)だから。 https://twitter.com/Yu_TERASAWA/status/1101167729011130373
— 寺澤有 @Yu_TERASAWA2019/03/01 02:21