ヘッポコいそじの日常

家や乗り物の修理を中心に紹介していきます。

浴槽のゴム栓交換(失敗談有り)

2025-01-05 19:55:00 | DIY
浴槽のゴム栓(排水栓)を交換しました。

以前から風呂にお湯をためると、自然と湯量が減っていくことがしばしば発生。

ゴム栓をギュッと押しておくと事態が解消する、と言った具合でした。

というわけで早速ゴム栓を鎖から取り外し。


コレと同じモノを買えば良いだろうと、外したゴム栓を手にホームセンターへ。

今回はこの安直さが後の失敗につながりました。。

寸法すら測っていなかったので、ホームセンターのメジャーで上部の直径を目測。

概ね?35mm程度でしたので、33〜35mm用のゴム栓を購入。898円でした。


早速帰宅して排水穴に嵌めてみました。何とスカスカ。。コレでは栓になりません。。

コレは変だということで、排水穴と既存ゴム栓の上部直径を測定。

ゴム栓の方は34mm、まあホームセンターでの目測に近い感じ。


一方、排水穴はというと、37mmもあります。。



要するに、既存ゴム栓は経年によって硬化収縮してしまったのでしょう。

確かにこのゴム栓、ゴムというよりほぼコルクです。固いしポロポロとカスが出ます。

お湯を溜めても、自然とお湯が抜けていくのも納得です。

しかし、直径で約3mmも収縮してしまったのですね。ゴム栓恐るべし。

ということで、一回り大きいサイズのゴム栓を購入するべく、再びホームセンターへ。

次は36〜38mm用を購入。同じく898円。以下がパッケージの比較です。


早速帰宅して栓を嵌めてみました。完璧でした。

ちなみに新旧ゴム栓を側面から比較すると以下の様な感じです。



新しいものは栓が2重になる設計になっており、密閉性の向上に期待です。

コレでお湯減りの苦情が出なくなることを願っています。

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反省・所感

最初にゴム栓と排水穴の寸法を測っておくべきでした。当たり前なんですが。。

そもそもお湯が自然に抜けてしまうので、寸法を測っていればゴム痩せにも気付けたかと。

単純作業ほど段取りが大事ですね。

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その他の気付き

ホームセンターで水栓補修コーナーを見ていると、SANEI社製品とKVK社製品が目につきます。

両社の比率は前者が8割、後者が2割といった印象。

Wikipediaによると、データが少々古いですが、以下の様な規模感の企業の様です。

SANEI株式会社
所在地 大阪府
設立 1960年
売上 約213億円
営利 約10億円 いずれも2020年、連結
従業員 694名 2017年

株式会社KVK
所在地 岐阜県
設立 1949年
売上 245億円
営利 23億円 いずれも2020年、連結
従業員 1104名 2020年、連結

SANEI社は意匠を重視した水栓に力を入れている様です。

KVK社は旧社名が北村バルブ株式会社、親族企業であったMYM社
(喜多村合金製作所)の2008年廃業に伴い同水栓事業を譲受したとのこと。

今でも旧MYM社の保守部品が入手できるのはKVK社のおかげというわけですね。

築四半世紀の我が家では旧MYM社製品が現役で活躍中ですので大変感謝です。



風呂場の水栓修理

2025-01-04 12:22:00 | DIY
風呂場の混合水栓を修理しました。



数年前からお湯と水を出す部分から定常的に水が漏れていました。

ただ不思議な事に、捻る部分をグッと押しておくと漏水が止まるので放置していましたが。

さて混合水栓です。側面を見ると型番らしき記載を見つけました。



調べてみたところ、MYM社製MS391という製品の模様。

MYM社は既に事業を終了している様ですが、KVK社が保守部品を供給しているとのこと。

このタイプは、止水部というユニットを丸ごと交換できる様です。

KVKのサイトで調べると、KP600が互換部品の様子。しかもアマゾンで取り扱いがありました。



早速注文すると翌日には到着。せっかちなおじさんにはありがたい限りです。

というわけで、混合水栓の止水部を交換していきます。

まず、水の供給を止めねばならんのですが、風呂場の場合は元栓を止める必要があります。



駐車場に水量器マスと止水栓マスがあります。写真向かって右側が道路、左側が建屋です。



止水栓マスを開けて、バルブを90度回転させます。コレで建屋への給水が停止できます。

次に混合水栓の止水部を外していきます。

最初に捻る部分を外します。
小さいマイナスドライバーで蓋を外して、プラスドライバーで緩めます。



続いて止水栓を外します。



正ネジでしたので、スパナで半時計回りに回します。
少々固いですが、固着は無く外せました。



止水部を外したところです。念の為に雑巾でネジ部分を拭き上げておきました。

次に新しい止水部を取り付けていきます。スパナで時計回りに締め込めばOKです。



捻る部分を取り付けて止水部の交換は完了です。






取り外した止水部です。

我が家は平成10年新築、一度も交換してないでしょうから、約26年モノです。


最後に駐車場に戻って止水栓を90度回し家への給水を再開します。

混合水栓からはコレまでの不調が嘘の様にスムーズに水が出る様になりました。


作業時間は15分程でした。


反省点・所感

混合水栓の型番表記に早く気づけば良かったです。

型番からメーカー、構造、図面と紐解くことができました。

特にMYM社とKVK社はどうやら親族?らしく、事業停止しても譲渡先である
KVK社が保守対応を継続する姿勢に大変関心させられました。





2025/01/02

2025-01-04 08:00:00 | DIY
洗面台のコーキングを打ち直してみました。

以前から経年劣化によるヒビが気になっていたのですが、
ガンタイプ?のコーキングは素人には敷居が高そうで。

そう思っていたところ、ホームセンターで見つけたのがコレ。



いわゆるパウチタイプのコーキング剤です。

コレならやれそう、ということで2本購入してみました。

ついでにR形状を作るヘラも購入。いくつか種類がありましたがRの大きいものを選択。

合計で二千円でお釣りが来ました。


まずマスキングテープで養生します。

耐久性の向上?を考慮して有効幅15mm程度にしました。



次にコーキング剤を塗布していきます。

最初に付属ノズルの先端で、パウチの吐出部分に穴を開けます。結構固いです。

ノズルの先端は適当な穴径になる様にハサミで切断します。

パウチを握りつぶしながらコーキング剤を塗布。



最初は片手で握りつぶしていましたが、握力が継続せずに
途中から両手で握りつぶしていました。

塗布が終了したらヘラで形を整えていきます。




ヘラの角度でもRの大きさが変わるので、一定の傾斜角でヘラを走らせると良さそうです。




というわけで一旦終了。このまま24時間置いて硬化させます。




最後にマスキングテープを剥がして終了。初めてにしてはまあまあの出来かと。

ちなみに全長2m程度でしたが、コーキング剤は1/4ぐらい余りました。


反省点

Rヘラが大きすぎた印象。そのせいでコーキング剤の使用量も多くなってしまいました。
幅10mm程度のヘラで十分でした。