ウサギとカメ

貧乏田舎暮らしをしつつ、何とか普通の水準の生活を目指しております。

おやじとピエロ

2011-06-07 21:32:06 | 日常
こんにちは、僕です。

みなさんお元気でしょうか?
六月となりちょっと暑くなってくるので水分は取り目でいきませう。

最近はよく早く辞めたいとぼやいている僕ですが、
覚悟が決まりました。

辞めます。

・お金目的で入った会社。
お金が欲しかったんです。夢のために。
でもお金稼ぐならこの仕事しかないって訳じゃないし、
やりたい仕事やりながらお金貯めた方が身体にも精神的にも良いと
言う結論になりました。
僕にはお金のために頑張って働くことはできないです・・
金金金・・いつも考えているのはできません。
そのかわり、
好きだったり興味があったらいくらでも頑張れるし
そっちの方が頑張れるからお金も自然と入ると思われです。
どっちみち短い人生、やりたいことをやって生きたいですね・・
嫌な仕事やってお金貯めて、
貯めた~!!ってなってすぐ病気になったり死んでしまっては
元も子もないですからね。

・どうしても本気でできない今の仕事。
元々お金目的ですからね、
それでも一生懸命やる気はあったんです。
でもなんかちょこちょこ自分の信念に反することはあるし、
なによりやってて楽しくないし・・
おまけにみんな当たり前の事を教えようとするし・・
もうわかっている事を言われたらそんな大した反応できないのに
反応薄いからなんか言われるし・・
ってか上司ボディタッチ多いし・・
基本人に触れられるのは嫌いだ・・
嫌いな人に触られるのはもっと嫌いだ。

・他にやりたい仕事があって気になってしょうがない。
そう、よく考えたら色々あるやりたいことのうちで、
お金なくても始められることやればいいんじゃんって気がつきました。

・生活パターン狂いまくりで3週間で5~6キロの減量。
健康志向の僕には厳しいですね・・
帰りが遅くて寝る以外できないし・・
何かしたくても遅すぎて閉まってるし・・
大体昼頃お弁当食べてから11時頃に帰ってきて食べるまで
何も口にしないし・・
夜10時以降はどうしてもって事が無い限り食べたくないのに・・
あぁぁぁぁ・・運動がしたい!!!!
ってなるストレスがものすごいです。


・帰り道、暗い道を歩いていると出てくる涙。
こんなに惨めな気持ちになることもあるまい・・

・なんとか抑えてるけどストレス溜まりまくりで少しの刺激で怒りそうに。
上司から何か言われるたびに、
電車の暑さ、湿気、臭いに、
駅で人にぶつかる度に、
家に帰って、
完全自分の良い所が消えていきます。

・友達から、後輩から、スポーツサークルのおじさんから言われる「顔がやつれている、顔変わったね」という言葉。
これ割とみんなに言われます。
あまり良い意味じゃない方で・・


こんな中、僕はピエロに会いました。
大学の文化祭で勧誘の仕事をしている時、
ピエロが左から右に行きました。

そして僕が休憩に入るその瞬間、
ピエロが右から左に行こうとしていました。
僕は言いました。
「ピエロさん!」
ピエロさんは立ち止まり
「はい、なんでしょう」(ピエロっぽく)
僕「今日まだパフォーマンスやりますか?」
ピ「あちゃー今日はもう終わりなんですよね」(あたま抱えて)
僕「そうですか・・僕、ピエロ好きですごく見たかったんです・・」
ピ「ひえーありがとうございます」(両手ばんざいな感じで)
僕「どこか駅前とかで今度やったりしませんか?」
ピ「まだ依頼が来てないんでなんとも・・」
僕「何かホームページとかないんですか?」
ピ「あ、ありますよ!」
・・・・

そして教えてもらった。

しかし教えてもらったことが重要なのではない!

この話で重要なのは、
ピエロさんが輝いていたということだ!

ピエロさんの一挙手一投足が輝いていた。
その喋り方、動き、雰囲気、
全てがエンターテイナーであり、
心からそれを楽しんでいるように見えた。
仕事中で無いのにピエロを演じてくれるという優しさにも溢れている。

そしてピエロさんと話しているときに上司が話にカットイン。
さりげなくセールストークを入れる。
私はこういうのが気に入らないのだ。
私は仕事云々でなくピエロさんと話すことを楽しんでいたし、
実際話せることなんか無いから色々話したかった。
なのにあいつは・・邪魔をしおって。

まぁそれは良い。
本題に戻ると、
ピエロさんと別れた後に私は自分を見直した。
私は輝いているだろうか。
心から楽しんでいるだろうか。
輝いてもいない楽しんでもいない人に
客は、人は、ひきつけられるだろうか。
こう考えた時に私の中で何かが変わった。

そしてその翌日。
私は兄弟と近所の総合スーパーマーケットにいた。
ひょうたんか空芯菜の種が欲しかったのだが、
植物好きなので、植物コーナーで苗を見ていた。
この時期食虫植物が出るのか、や、ホテイアオイ好きなんだよね、など
良いながら、トマトやナス、ピーマンコーナーを見ていた。
すると半額の表示のある苗がある。
どう違うのかと思い兄弟と話ていたら
すっと現れたのはおじさん。
色々苗についての情報を教えてくれた。
接木してあるやつは下は病気に強くて上は実が良くなるやつだとか・・
しかし印象に残ったのは
「まだ苗が小さいうちから花をつけたり実をつけたりしている苗はダメだ。
花や実をつけることに一生懸命になっちまうからな。
選ぶならしっかり大きくなってから花や実をつけてるやつだ。
立派な苗なら花や実をさらに大きくする力がある。
人間も同じだ。20代でうまくいっても大物にはなれない。
基礎を作らなきゃ」と・・
彼はそういって去っていった。

最初は変な人かと思ったがとても的を射た事を言っていた。
なぜ私に話しかけたのだろう。
なぜ私が悩んでいることを知っていたのだろう。
彼は何かを感じたのだろうか。
もしくはただの偶然なのだろうか。
それは私にはわからない。

ピエロさんとおじさんが続けて出てきたのは必然なのか、
おじさんが最後の言葉をいったのは何故だったのか、
それも私にはわからない。
ただ今間違いなく超自然的なものが私に何かを伝えようとしているのを感じざるを得ない。

私は直感や超自然的なものを割と信じるほうである。
その方が楽しいし、絶対無いっていう証拠も科学的に無いしね^^

とにかく、求める者は救われるということが分かった。
私はずっと求めていた。
このままでいいのかと。
そう、求めて、素直に感覚を研ぎ澄ませて、
チャンスとあらば飛び込む。
したら救われる。

私がもしピエロに話しかけるのを恥ずかしいと、上司に怒られると躊躇したら、
私がもしこのおやじうるさいな、と話を聞かずにいたら、
私は未だに悩んだままだっただろう。

ありがとう
ピエロさん!

ありがとう
おじさん!


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